【本作の公開延期に関するお知らせ】
山田孝之主演『ステップ』の公開延期が決定 ―重松清原作、大切なものを失った人たちの“10年間“の足跡を描いた感動作
大切なものを失った人たちの“10年間“の足跡を描いた感動作『ステップ』が、近日公開となる。
2019年12月に本編調査を目的に、作品名や詳細を出さずに募集し実施したスニークプレビュー試写会では20~60代の老若男女112名から絶賛の声が続出。「ハンカチでは足りない」「自分の経験とリンクして涙した」「自分の家族を思い出した」「誰もが絶対に泣く」などの声が続出し、アンケート集計では満足度92%、オススメ度88%という驚異の高評価を記録(2019/12/2 KITT調べ)。
見る人誰もが自分の記憶や経験と重ね合わせ、優しく、そして温かく<心>を刺激される珠玉の感動作がここに誕生した。
この度、早くも期待の声が高まる本作から、思わず涙を誘う感動必至の予告編映像が解禁となった。
本作で描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマ。この度解禁された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く─。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな…」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿を、リアルかつ繊細に体現する山田の熱演は必見だ。
忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって…」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も─!?また、健一と美紀の“家族”として誰よりも彼らに気をかけるのは、國村 隼と余 貴美子演じる義父母たち。彼らもまた娘を亡くした悲しみを抱えながらも、「血こそ繋がっていなくても、君は俺の息子だ」と力強くあたたかい視線を向け、健一が涙ぐむ姿も映し出されている。
そんな名優たちの演技を彩るのは、いち早く本作を鑑賞した秦 基博が書き下ろし、歌う、主題歌「在る」。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です。」と想いを形にした楽曲は、“大切なものを失った者たちが新たな一歩を踏み出すために、背中を押してくれる”珠玉のバラードだ。温かな歌詞とメロディ、そして伸びやかで優しい歌声が、遂に、本作の映像と一体化し、深い感動を与えている。
本作を鑑賞した原作者の重松清は、「観る人の年齢や家族環境、そのときの状況によって視点を変えながら、読者が長くつき合っていける小説を書きたいと思っているので、この映画はその理想と同じような愛され方ができる作品になったと思う!」と映画化を絶賛。エンドロールの後も、キャラクターたちが生きていると感じられたと言い、物語の「その先をまた書きたいと思った」と、執筆意欲を掻き立てられるほど感銘を受けたことを語っている。健一たちの姿を見て、誰もが自分の記憶・経験を重ね合わせ、優しく、そして、温かく心が動かされる─。映画『ステップ』は、観る人の心に大切な何かをもたらす一本となっている。
さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも解禁となった。笑顔の美紀を優しく見守る健一というほほえましい2ショットと、「僕と娘の10年間、天国の君との10年間。」という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが、希望を感じさせる一枚に仕上がっている。
一足跳びにジャンプできなくても、ホップ、ステップ、一歩一歩進んだ先に道はできていく。生まれる命もあれば、失われる命もあるが、残された人たちの物語は続いていく─。様々な壁にぶつかりながらも、泣いて笑って、少しずつ前へと進んでいく健一たちの姿は、忙しい現代社会で懸命に生きる全ての人の胸に刺さるはずだ。
イントロダクション
主人公の健一役を務めるのは名実ともに日本が世界に誇る個性派俳優・山田孝之。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している中、久々に実年齢とも重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役で、娘・美紀を育てながら自身も成長していく様を体現している。健一や美紀を温く見守る登場人物には國村 隼、余 貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚 健。主題歌は秦 基博が本作のために書き下ろした新曲「在る」。大切な人たちへの想いが込められた渾身の歌詞とメロディが、優しく、そして温かく、物語を包み込む。
ストーリー
健一はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。
結婚3年目、30歳という若さで突然妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日が始まった。そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる妻と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのだ。美紀の保育園から小学校卒業までの10年間。様々な壁にぶつかりながらも、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上る。泣いて笑って、少しずつ前へ。
作品タイトル:『ステップ』
出演:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼 ほか
原作:重松清「ステップ」(中公文庫)
監督・脚本・編集:飯塚健(『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』、『笑う招き猫』、『虹色デイズ』)
主題歌:秦 基博「在る」(UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
製作プロダクション:ダブ
配給:エイベックス・ピクチャーズ
公式サイト:www.step-movie.jp
公式Instagram:step2020movie
公式Facebook:@step2020movie
#ステップ
コピーライト:(C)2020映画『ステップ』製作委員会
近日公開
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