キム・デミョン主演『連鎖』冒頭映像&予告編解禁!実力派俳優陣が脚本に惚れ込んで集結、人々の内なる偏見を炙り出す問題作

韓国映画『連鎖』(原題:돌멩이/Stone Skipping)が、4月8日(金)よりシネマ-ト新宿他、全国順次公開となる。このたび、本編冒頭3分映像と、60秒予告が公開された。

知的障がいを持つ青年が、予期せぬ出来事によって翻弄される様を描いた本作。監督・脚本は長編初挑戦のキム・ジョンシク。プロデューサーは『監視者たち』のソン・デチャンが務めた。繊細な演技と緻密な物語で内なる偏見を炙り出し、第23回釜山国際映画祭で上映され高い評価を得た。

8歳の心を持つ30代の青年「ソック」という難しい役どころを演じたのは、ドラマ「ミセン-未生-」(14)で主人公の上司を演じてブレイク、最近では、ドラマ「賢い医師生活」(20)のメインキャストを務めたキム・デミョン。親しい間柄だった村人たちから突然拒絶され、孤立を極めてゆく心情を圧巻の演技力で表現した。

自分の思い込みでソックを犯罪者にしてしまう青少年センターの所長「キム先生」にソン・ユナ。物語に深みを与える表現で韓国屈指の演技力を誇り、映画『ウェディングドレス』以降約10年ぶりに復帰した。本作では、脚本に惚れ込んで出演を決め、確かな表現力で演じ切った。

人々から多大な信頼を寄せる「神父」を演じたのは、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』『エクストリーム・ジョブ』『ゴールデンスランバー』『1987、ある闘いの真実』『ザ・キング』など、どんなジャンルの作品でも独特な存在感を見せるキム・ウィソン。「この時代にどうしても必要な作品だと思ったので出演しない理由はなかった」と話す彼は、ソックを息子のように思いながらも孤立させてしまう重要な役どころでその実力を発揮した。

さらに、2017年、韓国の雑誌シネ21が主催した第1回「多様性映画新人発掘プロジェクトオーディション」において新しい才能が認められ、合格者の中で唯一の子役チョン・チェウンが、本作でデビューを果たす。ソウルからやって来た家出少女「ウンジ」をデビュー作とは思えない繊細さで演じた。

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