第97回アカデミー賞にて、作品賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の計5部門にノミネートされた、デミ・ムーア主演『サブスタンス』より、ティザーポスタービジュアルと特報映像が公開された。
![画像1](https://www.anemo.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/substance_0212_pos.jpg)
50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが<治療薬>を注射するやいなや、エリザベスの上位互換体スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの背を破って現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには【一週間ごとに入れ替わらなければならない】という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい―。
主演を務めるデミ・ムーアが、“美&若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、45年以上のキャリアを塗り替える代表作へと押し上げた。共演は、昨年話題を呼んだヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』にも出演したマーガレット・クアリー。弾けるような若さと美貌でデミに対峙する。監督と脚本を手掛けたのはコラリー・ファルジャ。
ティザーポスターは、まっすぐ見据えるエリザベスを正面から捉えたアップが写し出されている。そして、彼女の左の瞳が2つに分裂を始めている。若さを失った彼女は、<どこ>を見据え、「サブスタンス」で<何へ>と変化しようとしているのか。
特報は「より良い自分を夢見たことは?」「もっと若く、もっと美しく、より完璧に」―女性たちをじりじりと真綿で締め付けるような問いかけから始まる。そこから、エリザベスと、若く美しいスーが暴走し全力で突き進む様が映し出され、カオスな映像が加速度的にたたみかける。怪しげなライトグリーンの液体、“バービードール”のような完璧なスタイルのスーの特別な存在感、「可愛い子はいつも笑顔で」と軽口を叩く男たち、それらに相反するかのようなエリザベスの陰鬱で深刻な表情と、不穏な動きー。映像の最後には、<脳裏に焼き付く><最高に新しい><ロックでゴージャス>と世界中から送られた賛辞が添えられている。
映画『サブスタンス』は5月16日公開。
ストーリー
元トップ人気女優エリザベスは、50歳を超え容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、ある新しい再生医療に手を出す。すると――。
『サブスタンス』
出演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイド
監督・脚本:コラリー・ファルジャ
アメリカ/142分/R-15+/『The Substance(原題)』
配給:ギャガ
(C)The Match Factory
公式サイト:https://gaga.ne.jp/substance/
公式X:@SUBSTANCE_0516
5月16日(金)公開
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