ジョージ・クルーニー監督、ジョエル&イーサン・コーエン脚本最新作『サバ―ビコン 仮面を被った街』が、5月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーされる。クルーニーが監督・製作・脚本、コーエン兄弟が脚本を手がけた本作は、2017年のべネチア国際映画祭コンペティション部門に出品され、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』と人気を分け合った話題作。
主演は『オーシャンズ11』シリーズなどでクルーニーと組んでいるマット・デイモン。『ボーン・アイデンティティー』シリーズでアクション・スターとして活躍するかたわら『オデッセイ』など3作でアカデミー賞候補になっている彼が、今回は平凡なファミリーマンの顔の裏に驚きの秘密を隠したクセモノの主人公を嬉々として演じている。さらに、『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたジュリアン・ムーア、コーエン兄弟監督の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』で脚光を浴び、近年では『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でレジスタンス・パイロット役を演じたオスカー・アイザックが出演。賞レース常連の演技派スターたちが豪華な共演を繰り広げる。
マット・デイモン、体重増量で挑んだクセモノキャラ
平凡で冴えない男に隠された裏の顔とは!?
この度、本作の本編映像の一部が解禁された。今回解禁された映像は、妻を強盗に殺され、傷心のガードナー・ロッジ(マット・デイモン)の元に警官が訪れるというシーン。捜査状況の進捗を報告しにきたであろう、警官の訪問を進んで受け入れるかと思いきや居留守を使おうとするガードナー。一点を見つめ、ひたすらハンドグリップに集中するマット・デイモンの姿はどこか滑稽な印象も感じさせる。さらにはその顔面にはなぜか殴られたような形跡が・・。全身に怪しさが漂うガードナーの異常な様子に、警官も訝しげ。肝心の捜査状況を問うガードナーに対し、警官はなぜかマフィアが殺されたという事実を告げるのみ。傷だらけのガードナーに一体何があたのか?マフィア殺しとの関係は・・・?平凡な男に隠された裏の顔を感じさせる絶妙なシーンが解禁となった。
本作でガードナー役を演じるにあたり、マット・デイモンは時代にあった体格を探し求めて当時の写真を研究。「50年代の男は現代人のように運動をしなかった。細身かでっぷり太っているかのどちらかだった。」と分析し、「僕の祖父が太っている方だったので祖父に体格を似せようと思った。」と明かし、マットは数ポンド、体重を増量して撮影に臨むなどの工夫を施したそう。近年では、映画「オデッセイ」で火星での究極のぼっち体験を演じきり、さらには映画「ダウンサイズ」で身長13cmの極小人間を演じるなど幅広い役柄を演じ続けているマット・デイモン。本作での、ちょっとぽっちゃりした冴えないファミリーマン、ガードナー・ロッジ役にどんなスパイスを加えてくれるのか、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザックらが演じるクセの強いキャラクターたちとの共演にも乞うご期待!
ストーリー
明るい街、サバービコンへようこそ!そこはアメリカン・ドリームの街。しかし、そこに住むロッジ家の生活は、自宅に侵入した強盗により一転。一家の幼い息子、ニッキーの運命は予想もつかない方向へ・・。時を同じくして、この町に引っ越してきた黒人一家の存在が、笑顔溢れるニュータウンの住人たちのドス黒い一面をあぶりだす。街の人々と家族の正体にただ一人、気がつくニッキー。事件は、想像を超える結末へと急展開する!
果たして、幼いニッキーの運命は?サバービコンの行く末は!?
作品タイトル:『サバ―ビコン 仮面を被った街』
出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック
監督:ジョージ・クルーニー
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン、ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ
2017年/アメリカ/105分/カラー/ドルビー・デジタル/2.35:1/字幕翻訳:野崎文子/映倫G/原題:Suburbicon/
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:suburbicon.jp
コピーライト:(c) 2017 SUBURBICON BLACK, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
5月4日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー