尾上松也が初主演し、ももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子が初のヒロイン役を務める映画『すくってごらん』が、2021年3月に全国公開となる。
この度、本作の追加キャストとして、柿澤勇人、石田ニコル、矢崎広、笑福亭鶴光、やのぱんの出演が解禁され、併せて柿澤勇人と石田ニコルのコメントと場面写真も到着した。
今回追加キャストで発表となった現在放送中の連続テレビ小説「エール」(NHK)で「長崎の鐘」を歌った山藤太郎役で好演している柿澤勇人は、尾上松也が演じる香芝誠が一目惚れする、百田夏菜子演じる美女・生駒吉乃役が「お兄さま」と呼ぶ、金魚好きの謎の男・王寺昇を演じる。
そしてモデルとしてはもちろん女優としても活躍中の石田ニコルは、東京から左遷されて来たと言う香芝に恋心を抱く魅惑的なカフェ店員・山添明日香役。明日香は、過去に女優を目指して上京したが夢破れ、香芝とは“挫折”という共通点を持ち、複雑に絡まる(?)恋の四角関係の一翼を担う。
また人気ミュージカル「テニスの王様」や「ジャージー・ボーイズ」で主要キャストを務める実力派俳優・矢崎広は、香芝をライバル視する左遷先銀行の同僚・川西役として登場。人気落語家の笑福亭鶴光や、金魚すくいの全国大会で長年MCを務めるやのぱんがカメオ出演しているのも話題となっている。本作が映画初主演となる尾上松也と初ヒロインを演じる百田夏菜子に加えて、ユニークなキャストが集結した。
併せて、尾上松也演じる香芝誠と百田夏菜子演じる生駒吉乃が向かい合わせで金魚すくいをしている、作品の和の世界観を感じさせるスチールも解禁となった。
キャストコメント(※敬称略)
●柿澤勇人
お祭りや文化祭ではお馴染みの金魚すくい。大人になってからは中々「すくう」機会が無かったのですが、この度、金魚すくいを通して老若男女のお客様に楽しんでいただける作品に携わることができました。主演の松也とは、2人芝居でやった以来…だったかな。撮影後、よく呑みに行っては熱い話をしていたことを記憶しております。現場を常に盛り上げてくれて、周りもそれに感化され、とても良い雰囲気でした。日本でしか生まれない日本ならではのエンターテイメントです。お楽しみに。
●石田ニコル
この映画の見所はなんと言っても映像美!そして音楽です。奈良の古き良き街並みとそれを彩る撮影美術、そして美しい色合いの中泳ぐ金魚がとても綺麗で、私もすぐ世界観に没入してしまいました。明日香は姉御的な性格だけども、挫折を経験してきた女性です。そんな明日香の想いを表現しているので是非注目してください。劇場でお待ちしています!
イントロダクション
本作は、思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく物語。
原作は世界初の金魚すくいマンガにして、日本で最も支持されるマンガ賞である<このマンガがすごい!>にもランクインした傑作マンガ「すくってごらん」(大谷紀子/講談社)。映画化を熱望していたファンも多く、今回待望の実写化となった。メガホンをとったのは、長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を受けた俊英・真壁幸紀。原作と同じ奈良県を舞台に、原作で描かれた城下町と金魚の持つ「和」の世界観を活かしながら、斬新な映像表現を駆使した優雅で華麗な新たなる物語を誕生させた。
ストーリー
大手メガバンクのエリート銀行マン・香芝誠は、些細な出来事がきっかけで左遷され、荒んだ気持ちを抱えて東京本社から片田舎の町へやってきた。そこで偶然かつ運命的に、金魚すくいの店を営む美女・吉乃と出会い、一目ぼれをする。持ち前のネガティブな性格と左遷のショックから、香芝は心を閉ざし仕事だけを生きがいにしようと心に決めながらも、吉乃の事が頭から離れない。何とかお近づきになろうとするが、秘密を抱える吉乃の心もまた閉ざされたままだった。果たして、香芝は金魚のように彼女の心もすくうことはできるのか―?
作品タイトル:『すくってごらん』
出演:尾上松也 百田夏菜子 ほか
監督:真壁幸紀
脚本:土城温美
原作:大谷紀子「すくってごらん」(講談社「BE LOVE」所載)
製作幹事・企画:東通企画
制作プロダクション:ROBOT
製作:映画「すくってごらん」製作委員会
配給:ギグリーボックス
公式サイト:sukuttegoran.com
コピーライト:(C)2020映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社
2021年3月 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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