今年1月に開催されたサンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、ドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞をW受賞した映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』(8月27日(金)公開)より、50年前に披露されたグラディス・ナイト&ザ・ピップスのライブパフォーマンス映像が解禁された。
大勢の人が詰めかけ、熱気溢れる会場に響くアナウンス。「次のアーティストは…」と紹介されて登場するのは、1996年にロックの殿堂入りを果たし、グラミー賞を7度も受賞した“ソウルの女帝”グラディス・ナイト率いるグラディス・ナイト&ザ・ピップスの面々。当時人気絶頂を迎えていた彼らの姿に会場のボルテージは一気に高まり、2週連続で全米2位の大ヒットを記録した“悲しいうわさ”をパワフルな歌声で披露すると、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
今回到着した映像では、ライブパフォーマンスシーンのほか、「緊張したわ。とてもワクワクしてた。あんなに観客がいるなんて」と当時を振り返るグラディス本人の証言も明らかになっており、ハーレム・カルチュラル・フェスティバルが、全米で人気絶頂を迎えていたアーティストですら圧倒する、過去に類をみない世紀の一大イベントであったことがうかがえる。
50年間封印されていたとは思えない鮮やかな映像と、信じられないほど良質な音源で幻のフェスを疑似体験できる本作。大スクリーンと最高の音質を備えた映画館で、フェス上映を楽しんでみては。『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は8月27日(金)TOHOシネマズ日比谷ほかにて公開。
イントロダクション
1969年、あのウッドストックと同じ夏、NYで30万人を集めたもう一つの大規模フェスがあった。若きスティーヴィー・ワンダーやB.B.キング、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結した幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。しかし、その存在は50年間封印されていた…いまこの瞬間まで。
このフェスティバルの全貌をパワフルなドキュメンタリー映画として蘇らせたのが、5度のグラミー賞受賞者であり、「ザ・ルーツ」のドラマー/DJとして世界的人気を誇るアミール“クエストラブ”トンプソン。至高のライブパフォーマンスの数々と、生きたアメリカ現代史ともいえる貴重な記録映像を見事に織り込み、誇りと希望に満ち溢れたメッセージを観る者に投げかける。
政治・文化・ファッション・生き方…すべてが変わった激動の時代。確かに、音楽が人々の心を動かし、一つにした様子を歴史に刻みこんだ本作。現代を生きる私たちが忘れかけていた、本当の自由、尊厳、生きる喜びが映し出されるその様に、誰もが心を奪われずにはいられない。
作品タイトル:『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
出演:スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デイヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか
監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン
原題:SUMMER OF SOUL (OR, WHEN THE REVOLUTION COULD NOT BE TELEVISED)
北米公開:2021年7月2日(劇場/Hulu同時公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://searchlightpictures.jp
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公式Instagram:https://www.instagram.com/SearchlightJPN/
コピーライト:(c) 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
8月27日(金)全国公開
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