『帰らない日曜日』仏の人気バンドM83で活躍したモーガン・キビ―によるオリジナル・サウンドトラック5/11発売決定！

2022.4.07

第74回カンヌ国際映画祭をはじめ、世界中の映画祭に出品され高評価を獲得し、第88回アカデミー賞6部門にノミネートされた「キャロル」のプロデューサーが贈る最新作『帰らない日曜日』（5月27日(金)公開）オリジナル・サウンドトラックが5月11日(水)発売となることが決定した。

原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛された小説「マザリング・サンデー」。舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。天涯孤独なメイドのジェーンは英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心も捧げるが、たった一日のある出来事が、すべてを変えてしまう。

監督は、カンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。W主演を務めるのは、今大注目の新星女優、オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ「ザ・クラウン」で各賞を席巻した人気急上昇中の英国俳優、ジョシュ・オコナー。さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優の贅沢な共演が実現。イギリス屈指のスタッフが集結し、階級違いの＜秘密の恋＞を美しく描いた愛の物語が誕生した。

本作の音楽を務めたモーガン・キビーは、アメリカ・カリフォルニア州出身の音楽家。2009年よりアンソニー・ゴンザレス率いるフランスのバンド、M83のヴォーカル＆キーボードとして活躍し、2011年にリリースされたシングル曲「Midnight City」はグラミー賞にノミネートされ、スーパーボウルでヘッドライナーを務めた経験も。

ロード、ザ・ウィークエンド、ハリー・スタイルズ、レディ・ガガなど名立たるアーティストの楽曲制作に携わる一方で、エヴァ・ユッソン監督の「青い欲動」(15)以来、映画音楽にも進出し数多くの音楽を担当。今回、エヴァ・ユッソン監督から熱烈なオファーを受け、本作で2回目のタッグが実現した。

まるでマックス・リヒターやニルス・フラームのようなポスト・クラシカルな音楽は、繊細かつ官能的で観る者を魅了する。なお、本編最後の山場に流れるニルス・フラームの「For- Peter-Toilet Brushes – More」が本盤にも収録されている。モーガン・キビ―の音楽は、全楽曲が変奏曲集のような形で構成されているのが特徴。変奏の移り変わりによって、3世代に渡る主人公ジェーンの意識の流れが表現され、ひとつの世界観が完成された一枚に仕上がっている。

サウンドトラック発売情報

【国内盤】
タイトル：帰らない日曜日
アーティスト：モーガン・キビー

発売予定日：2022年5月11日（水）
品番：RBCP-3429
JAN：4545933134294
価格：2,640円（税込）
ジャンル：サウンドトラック
発売元：ランブリング・レコーズ

収録内容
01. The Fourth Leg　4本目の足
02. Rising　母の日の朝
03. Fausse Teinte　間違い電話
04. Come On Milly　自転車で
05. Maids on the Train　駅に並ぶメイドたち
06. Yes, Madam　正面玄関
07. Not Time For This　鑑賞は後で
08. A Bike Ride　自転車の遠乗り
09. When We Were Boys　親たちが決めた将来
10. Swan Song　スワン・ソング
11. Swan Tide　スワン・タイド
12. What Would Emma Do　もしエマが来たら？
13. When You Leave　部屋は片付けなくていい
14. It Swims Back Every So Often　水遊び
15. Old Men　老人の肖像画
16. I Will Begin the Story of My Adventures　本との出会い
17. The Pie　パイ
18. Last Vision　ポールの幻
19. Waves　アプリィ邸へ
20. The Tide　これで5人とも死んだ
21. Bereaved at Birth　家族はいないの？
22. For -Peter -Toilet Brushes -More /Nils Frahm　For-Peter-Toilet Brushes -More（ニルス・フラーム）
23. Across the Quick Quick Green and the World　草萌ゆる大地とこの世界を
24. Resonance　余韻

ストーリー
1924年、初夏のように暖かな3月の日曜日。その日はイギリス中のメイドが年に一度の里帰りを許される〈母の日〉。けれどニヴン家で働く孤児院育ちのジェーンに帰る家はなかった。そんな彼女のもと、秘密の関係を続ける隣家の跡継ぎのポールから、無人の邸への誘いが舞い込む。幼馴染のエマとの結婚式を控えるポールは、前祝いの昼食会への遅刻を決め込み、邸の寝室でジェーンと愛し合う。やがてポールは昼食会へと向かい、ジェーンは一人、広大な邸を一糸まとわぬ姿で探索する。だが、ニヴン家に戻ったジェーンを思わぬ知らせが待っていた。今、小説家になったジェーンは振り返る。彼女の人生を永遠に変えた1日のことを──。

作品タイトル：『帰らない日曜日』
出演：オデッサ・ヤング、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、オリヴィア・コールマン
監督：エヴァ・ユッソン（『バハールの涙』）
原作：グレアム・スウィフト「マザリング・サンデー」（新潮クレスト・ブックス）
プロデューサー：エリザベス・カールセン、スティーヴン・ウーリー（『キャロル』）
2021年/イギリス/104分/英語/カラー/5.1ch/原題:Mothering Sunday/日本語字幕:牧野琴子/R-15/後援：ブリティッシュ・カウンシル
配給：松竹

公式サイト：https://movies.shochiku.co.jp/sunday
コピーライト：(C) CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021

5月27日（金）新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国公開