世界中で話題沸騰!鬼才ジャームッシュ監督の最新作はまさかのゾンビ『The Dead Don’t Die』(原題) 日本公開は2020年春

The Dead Don‘t Die

Abbot Genser / Focus Features (c) 2019 Image Eleven Productions, Inc.

この度、2016年、バス運転手の何気ない日常を切り取った『パターソン』、伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫る音楽ドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』の2作を同時発表し話題となった鬼才・ジム・ジャームッシュ監督、3年ぶりの最新作『The Dead Don’t Die』(原題)が2020年の春、全国公開となることが決定した。

5月14日から開催する第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品&コンペティション部門作品として上映される本作は、長年インディペンデント映画界に君臨するジム・ジャームッシュがついにソンビ映画を手掛けたことで世界中で話題沸騰中。キャストには、『パターソン』に続きアダム・ドライバー、本作でジャームッシュ監督と3度目のタッグとなるビル・マーレイほか、ティルダ・スウィントンクロエ・セヴィニースティーヴ・ブシェミトム・ウェイツセレーナ・ゴメスダニー・グローバーイギー・ポップケイレブ・ランドリー・ジョーンズらという、常連組から注目の若手まで、豪華な顔ぶれが集結した。

アメリカの田舎町センターヴィル。3人だけの警察署で働くロバートソン保安官(ビル・マーレイ)とピーターソン保安官代理(アダム・ドライバー)は、いつもの他愛のない住人のトラブルの対応に追われていたが、突如、街にゾンビが出現しだし、思わぬ事態に巻き込まれていく・・・。日本でも大ヒットを記録した前作に続き主演に抜擢されたアダム・ドライバーとジャームッシュ組お馴染みのビル・マーレイのオフビートなバディ感にも大きな注目が集まっている。

映画祭に合わせフランスでの公開もスタートする本作。これまで、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(84)がカメラドール(新人監督賞)、『コーヒー&シガレッツ』(03)が短編部門のパルムドールを受賞、『ブロークン・フラワーズ』(05)がグランプリ、その他『ダウン・バイ・ロー』(86)『ミステリー・トレイン』(89)、『デッドマン』(95)、『ゴースト・ドッグ』(99)、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(13)、『パターソン』(16)がコンペティション部門に、オムニバス『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』(02)がある視点部門に出品されるなど、カンヌ国際映画祭の常連でもあるジャームッシュ監督が、ゾンビ映画を引っさげ、ついにパルムドール受賞を果たすのか。街中がジャームッシュの新たな傑作に熱狂する中、注目の受賞結果と続報にも期待が高まる。

作品タイトル:『The Dead Don‘t Die』(原題)

出演:ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローバー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、イギー・ポップ、セレーナ・ゴメス、トム・ウェイツ
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド

2020年春  TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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