昨年の第31回東京国際映画祭コンペティション部門にて話題となった、全編セリフなしの極上ファンタスティック・ロードムービー『ブラ!ブラ!ブラ! 胸いっぱいの愛を』(映画祭時のタイトルは『ブラ物語』)が2020年1月18日より新宿K’s cinemaほか全国順次公開となる。この度、本作の本予告映像と追加新写真が到着した。
本予告映像では、まもなく定年を迎える貨物列車の鉄道運転士・ヌルランの列車が走る。線路に密接した住宅街に近づくと、少年が笛を吹いて知らせ、線路上にテーブルを置いてお茶を飲む男性たち、線路越しに洗濯物を干す女性たちがあわてるが、青いブラジャーが列車に引っかかる。「このブラは誰の?」持ち主を探すために家々を訪ねては、あの手この手で女性たちにプラジャーを試着してもらうが・・・。
監督は、現代のおとぎ話の語り部と称されるドイツの鬼才、ファイト・ヘルマー監督(『ツバル TSUVALU』『世界でいちばんのイチゴミルクの作り方』)。ロケ地でもあるアゼルバイジャンの山あいに実在した街をモデルに、青いブラジャーをめぐる大人のファンタジーと冒険を、全編セリフを排しながらも雄弁な、ハートフルコメディに描きあげた。主演は、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『アンダーグラウンド』の主演など、エミール・クストリッツァ監督作品の常連でもあるミキ・マノイロヴィッチ。見習機関士役に、『ポンヌフの恋人』『ホーリーモーターズ』などレオス・カラックス監督常連のドニ・ラヴァン。ヌルランが出会う美女たちに『ランボー』最新作、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』のパス・ヴェガ、チュルパン・ハマートヴァ(『グッバイ!レーニン』)、マヤ・モルゲンステルン(『パッション』)、など国境を越えた多彩な女優陣が出演している。
ストーリー
広大な草原を走る貨物列車の鉄道運転士・ヌルラン(ミキ・マノイロヴィッチ)。定年退職を目前に控える彼の列車は、線路と建物がとても近い住宅街をも通りぬける。そのたびに線路にテーブルを出してお茶をのむ男性たち、洗濯物を干した女性たちはあわてて線路をあける毎日。じついに最後の日、運転終えると、列車に繊細で美しい青いブラジャーが引っかかっていた。「このブラは誰の?」悩み考えたヌルランは、ついにブラの持ち主を探すこと新たな日々がはじまるが・・・。青いブラジャーをめぐる大人のファンタジーと冒険を、全編セリフを排しながらも雄弁な、極上ハートフルロードムービーが誕生。
作品タイトル:『ブラ!ブラ!ブラ! 胸いっぱいの愛を』
出演:ミキ・マノイロヴィッチ、パス・ヴェガ、チュルパン・ハマートヴァ、ドニ・ラヴァン
監督:ファイト・ヘルマー
脚本:レオニー・ガイシンガー、ファイト・ヘルマー
2018年/ドイツ・アゼルバイジャン/90分/カラー/シネマスコープ
配給:キュリオスコープ
公式サイト:curiouscope.jp/thebra
コピーライト:(C) VEIT HELMER FILMPRODUCTION
2020年1月18日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次ロードショー!!
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