A・ホプキンスが故郷から喜びの声!『ファーザー』瀬々敬久監督ほか映画監督からの絶賛コメント&本編映像・新場面写真解禁

第93回アカデミー賞(R)授賞式にて、脚色賞(クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール)、主演男優賞(アンソニー・ホプキンスが“史上最高齢”受賞)の2部門での受賞を果たした映画『ファーザー』が5月14日(金)より公開される。

この度、アカデミー賞授賞式に不参加だったアンソニー・ホプキンスからコメントが到着。故郷のウェールズから喜びの声が届いた。

アンソニー・ホプキンス コメント

おはようございます。生まれ故郷のウェールズに来ています。83歳という年齢になってこのような賞を受賞するとは全く思ってもみませんでした。アカデミーに感謝を申し上げます。そして、あまりにも早くこの世を去ってしまったチャドウィック・ボーズマンにこの賞を捧げます。ありがとうございます。本当に予想外でした。とても光栄で名誉なことと思います。

あわせて解禁されたのは、映画史に刻まれる役者人生の集大成との声が高い、ホプキンスの目の動き・呼吸の仕方・体の動かし方・発声など、一挙手一投足から目が離せない本編映像

娘アンの帰宅を知り玄関に迎えに行く父アンソニー。しかし、そこには自分が思う姿とは別の姿のアンがいた。混乱するアンソニー。「何かあった?」と尋ねるアンに対し、「この茶番は何だ」と反論する。状況を理解できないアンは、何のことかと尋ねると「アンだ、アンはどこにいる」と“本当の娘の姿”をひたすら探す。しかし、状況を理解したのか、説明することを諦めたのか、はたまたプライドか、「そうかね」と突如一転、笑顔でアンに「何を買ってきたのか」と話を変える。

この女性は一体誰なのか?アンソニーが言うことが本当か?私たちが観ている現実は真実か?観ている私たちがアンソニーと共に、認知症による記憶と時間の混乱、現実と幻想の境界の崩れを体験するようなシーンだ。

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