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『TOVE/トーベ』ムーミン舞台劇制作の裏側で、トーベがキャラクターへの“想い”を明かす本編映像解禁!

TOVE/トーベ

「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』(10/1(金)公開)より、本編映像が解禁された。

日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。本作はトーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。

解禁された映像には、舞台演出家ヴィヴィカの強い勧めでムーミンたちの物語を舞台化することになったトーベの姿が。彼女はようやく脚本を書き上げるが、その後、舞台の練習に足を運んだ際にムーミントロールを演じる役者から「なぜムーミントロールはいつも優しいんだ?」と、素朴な質問をぶつけられる。ヴィヴィカは「嫌われるのが怖いから?」と推測、しかし、トーベはその答えに対して「彼は臆病なの」「いつも不安なのよ」「愛が彼を強くする、愛を邪魔されたら怒るわ」とヴィヴィカの答えを肯定も否定もすることなく、だが彼女なりの言葉でその“本当の想い”を明かす。

TOVE/トーベ

机の上に身を乗り出しながら、アトリエの壁を使って1人で“ムーミン影絵ショー”を開催するトーベの愛らしい姿や、これまではイラストでしか見ることができなかったスナフキンやムーミンたちが、実際の役者たちが演じることで、現実の世界で動きだす様子を満足げに見つめるトーベの姿など、世界初のムーミン舞台劇の制作の裏側を切り取った映像となっている。

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