M.ナイト・シャマラン監督の映画『トラップ』の本編映像が解禁された。
アカデミー賞(R)6部門にノミネートされた『シックス・センス』(1999)、美しいビーチで急速に老いていく人々を描いた『オールド』(2021)などを手掛けてきたヒットメーカー、M.ナイト・シャマラン。ゴージャスなアリーナライブの会場を舞台にした最新作は、騙すか騙されるか、予測不能の騙し合いサスペンスだ。
ジョシュ・ハートネット演じる主人公のクーパーは、溺愛する娘ライリーのために、彼女が今夢中の世界的アーティスト、レディ・レイブンが出演するアリーナライブのプラチナチケットを手に入れる。最高の席にライリーは大感激、遂にライブが幕を開ける。
観衆が熱狂する中、クーパーは異変に気付く。会場内に異常な数の監視カメラが設置され、300人の警官が怪しげな観客を連行しているのだ。
ショップ店員に探りを入れると、「ここだけの秘密」だと、世間を恐怖に陥れている切り裂き魔がライブに来るというタレコミがあり、このライブ自体が仕組まれたトラップだと教えてくれる。その謎に満ちた殺人鬼こそ、心優しき父親にしか見えないクーパーだった。
今回解禁されたのは、巨大アリーナ仕掛けられた罠に気づいたクーパーが懸命に逃げ道を探す本編映像。ライブのゲストが移動式ステージから登場した直後の場面だ。ステージでレディ・レイブンが歌っている。すでに巨大アリーナ全体が罠であることに気づき、逃げ場を探すクーパーはアリーナの床を見つめる。移動ステージの隙間は楽屋へと続く“抜け道”になるのではないかと睨んだのだ。
ライブに夢中になっている娘に「下はなんだろう、降りて見てみよう、面白そうだぞ」と誘いかける。だが、「え?」と娘がいぶかしがる。それでも「ステージの裏側を見るのは最高だろ? 衣装とかもあるよ」とクーパーは食い下がる。突如、理解しがたいことを口走る父に“信じられない”という視線を送った娘は、「そんなことダメだって。様子が変だけどどうかしたの?」とさらに疑惑の表情を浮かべる。クーパーは「別に、興奮してるだけだよ」と取り繕うのだが…。
異常な数の監視カメラ、300人を超える警官たち、FBI特別捜査官が取り囲む。逃げ場ゼロに追い込まれたサイコな切り裂き魔は、ライブに夢中の娘をそっちのけで、必死に出口を見つけようとする。どんな手を使ってでもアリーナから脱出するために手段は選ばない。暴走を始めたクーパーは、この後どんな騙しの手口を繰り出すことになるのだろうか。
映画『トラップ』は、10月25日(金)公開。
ストーリー
世界的アーティストのアリーナライブを溺愛する娘と楽しむ家族思いの父親は…サイコな切り裂き魔だった!会場を囲む異常な数の監視カメラと300人の警官。3万人の観客を収容するライブは、彼を捕まえるため仕組まれた前代未聞の”罠(トラップ)”!トラップに隠された衝撃の真実を見破れるか?騙すか騙されるか、予測不能の騙し合いサスペンス!
『トラップ』
出演:ジョシュ・ハートネット、アリエル・ドノヒュー、サレカ・シャマラン、ヘイリー・ミルズ、アリソン・ピル
監督:M.ナイト・シャマラン
脚本:M.ナイト・シャマラン
製作:アシュウィン・ラジャン、マーク・ビエンストック、M.ナイト・シャマラン
製作総指揮:スティーブン・シュナイダー
撮影:サヨムプー・ムックディプローム(『君の名前で僕を呼んで』)
原題:TRAP
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:trap-movie.jp
10月25日(金) ロードショー
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