第75回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『Triangle of Sadness(原題)』が、『逆転のトライアングル』の邦題で2023年2月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開となることが決定した。
『フレンチアルプスで起きたこと』(14)で第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)で第70回カンヌ国際映画祭最高賞であるパルムドールを受賞し、本作でカンヌ史上3人目の2作品連続パルムドール受賞という圧倒的快挙を果たしたリューベン・オストルンド監督。
驚くべき人間観察眼とセンス抜群のブラックユーモアで、毎度観客を絶妙に気まずい気分にさせてくれるスウェーデンの鬼才が選んだ次なる標的は、<ファッション業界とルッキズム、そして現代階級社会>。そしてもちろん、問題を痛烈に炙り出す手腕は今作でも絶好調。観る者の価値観を見事にひっくり返す、世紀の大逆転エンタメがここに誕生した。
主演は『キングスマン:ファースト・エージェント』のハリス・ディキンソンと、残念ながら本作が遺作となってしまったモデル出身のチャールビ・ディーン。フィリピンのベテラン女優ドリー・デ・レオンや名優ウディ・ハレルソンらも参加し、弱肉強食のサバイバルが繰り広げられる――!
モデルで人気インフルエンサーのヤヤと、若干落ち目の男性モデルカールの美男美女カップルが、豪華客船クルーズの旅に。リッチでクセモノだらけの乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。しかしある夜、船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態で、ヒエラルキーの頂点に君臨したのは、サバイバル能力抜群な、船のトイレの清掃婦だった――。
さらに、先ごろノミネートが発表された第80回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル・コメディ部門)および助演女優賞(ドリー・デ・レオン)の2部門で見事ノミネートを果たした本作。アカデミー賞(R)へのノミネートにも期待が高まる。
ストーリー
モデル・人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に。リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。しかしある夜、船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態で、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。
作品タイトル:『逆転のトライアングル』
出演:ハリス・ディキンソン、チャールビ・ディーン、ドリー・デ・レオン、ウディ・ハレルソン 他
監督:リューベン・オストルンド(『フレンチアルプスで起きたこと』、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』)
配給:ギャガ
公式Twitter:@triangle0223
公式Instagram:@triangle0223
コピーライト:Fredrik Wenzel (C) Plattform Produktion
2023年2月23日(木・祝)、TOHO シネマズ 日比谷 他 全国ロードショー