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沢田研二×松たか子『土を喰らう十二ヵ月』土井善晴が手掛ける料理が登場する特報&メインビジュアル解禁!

左:ポスター 右:チラシ

沢田研二主演『土を喰らう十二ヵ月』の公開初日が11月11日(金)に決定、あわせて特報とメインビジュアルが解禁された。

本作の原案は1978年(昭和53年)に雑誌「ミセス」(文化出版局刊)の1月号から12月号に連載された水上勉の料理エッセイ(後に書籍化)。水上は、女性編集者のすすめで約1年間にわたり軽井沢の山荘にこもり、畑を作り、子供の頃に禅寺で身につけた料理を作り、その様子を執筆するという生活を送った。そのエッセイの豊かな世界観から着想を得て、中江裕司監督が独自に物語を創作したのが本作だ。

「いい男ね~」と思わずこぼれた真知子(松たか子)の一言から始まる特報には、土井善晴が手掛ける料理が登場。四季を通じて撮影した本作らしく、ツトム(沢田研二)と真知子が、二人で春を感じる若竹煮をほおばる。目に楽しい料理の工程や食べる様子だけでなく、是非、その“おいしい”音にも耳をすませていただきたい。

特報とメインビジュアルで表現するのは、「喰らうは生きる 食べるは愛する いっしょのご飯が いちばんうまい」という本作の本質。「いただきます」と手を合わせ、四季の恵みに感謝し、出来立ての料理をいただく。その一連の流れを特報同様、メインビジュアルでも表現するために、本作ではポスターチラシの絵柄をかえ、2パターンのビジュアルを展開するという新しい形を打ち出した。土井善晴が手掛けたツトムの日々の食事(ほうれん草の胡麻和えの膳、お粥の膳)と、四季と暮らしの風景が合わせてデザインされている。

また、特報でも使用されている全編に流れるジャズは、『花束みたいな恋をした』などの大友良英が担当し、本作に軽やかなリズムを加えている。メインビジュアルの中央、存在感のあるタイトル題字は、型染作家の山内武志が担当。型を作り和紙に染める手法で本作の世界観が表現されている。

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