ホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(本日公開)の本編冒頭映像が解禁された。
2年前に母親を亡くした高校生ミアが、気晴らしにやってみた流行りのゲーム「#90秒憑依チャレンジ」のスリルと強烈な快感にハマった結果、余りにも大きな代償を払うことになる恐怖を描いていく本作。
解禁されたのは、あるパーティーで起こった目を覆いたくなるような惨劇をワンショットで描いた、衝撃的な本編冒頭映像。この映像が描くのは、このゲームに必須な呪物の“手”がミアたちの手に渡る前、あるコミュニティで起こった“惨劇”の様子だ。
夜、ひとりの若者が連絡の取れない弟を探してある豪邸にやってくる。そこでは若者たちだけで危険なパーティーが開かれていた。ようやく弟の居場所を突き止めた若者はドアをブチ破り中に入るが、その弟ダケットは「奴らがいる」「“お前は大勢殺す”と親父が」と意味不明なことをつぶやくばかりで、ふたりの会話はかみ合わない。沢山のスマホが向けられ、若者がキレてしまったところに、ダケットはナイフでいきなり自分の兄を刺してしまう。好奇心のざわめきが恐怖の悲鳴に変わる中、ナイフを手にバルコニーに出たダケットは――。この一連の惨劇をワンショットで描き切り、監督ふたりの高い才能と自信も感じさせるが、兄弟のやりとりは映画が描くものを示唆しているようでもあり、強烈なインパクトを残すオープニングシーンとなっている。
監督を務めたダニーとマイケルは、「『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、10代の若者が自分の感情をどう対処したら良いのか分からず葛藤し、そのはけ口を見つけようとして混乱する姿を真摯に描いています。僕たちがこの作品をデビュー作にしたいと思ったのは、これが現在の僕たちの世界に最も近い物語であり、それを表現したいと思ったからです」と映画のテーマを説明する。
ふたりとは旧知の仲で、兼ねてからその才能に注目していたプロデューサーのクリスティーナ・セイトン(『ナイチンゲール』など)は、「私たちは、この映画のコンセプトに注目したんです。周囲を巻き込むエネルギーに満ちていましたから。ジャンルにぴったり合っていて、同時に今の若者たちの体験に関連したテーマを表現していると思いました。だから一緒に脚本を組み立てようということになり、そこからどんどん展開していったんです」と、サポートをすることになった理由を明かしている。
ストーリー
母を亡くした高校生のミアは、気晴らしに仲間とSNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」に参加してみる。ルールは簡単。呪物の「手」を握り、「トーク・トゥ・ミー」と唱えると、霊が憑依する――ただし、必ず90秒以内に「手」を離すこと。ミアたちはそのスリルと強烈な快感にのめり込み、憑依チャレンジを繰り返してハイになっていくが、仲間の1人にミアの母の霊が憑依し――。
作品タイトル:『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』
出演:ソフィー・ワイルド、アレクサンドラ・ジェンセン、ジョー・バード
監督:ダニー&マイケル・フィリッポウ
原題:Talk to Me|95分|オーストラリア|カラー|シネスコ|5.1chデジタル|字幕翻訳:風間綾平|PG12
配給:ギャガ
公式サイト:https://gaga.ne.jp/talktome/
公式X:@talktome_231222
公式Instagram:talktome_1222 #TALKTOME #トーク・トゥ・ミー #A24 #90秒憑依チャレンジ
コピーライト:(C)2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
12/22(金)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
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