『わたしは最悪。』オスロの街を<最悪なわたし>が<最高の共感>ともに駆け抜ける― 本予告&ポスタービジュアル解禁!

わたしは最悪。

ノルウェー発の異色作『わたしは最悪。』(7月1日(金)公開)より、本予告映像とポスターが解禁された。

主演のレナーテ・レインスヴェが第74回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したのをスタートダッシュに、数々の栄えある賞を席巻、第94回アカデミー賞(R)でも脚本賞と国際長編映画賞にノミネート。さらに、アメリカでは限定公開だったにもかかわらず、2020年~2022年公開の外国語映画の中で、日本でも大ヒットした『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』に続いてスクリーンアベレージ第3位を獲得。他にも数々の記録を打ち立て、世界の映画ファンを虜にしている本作。

主人公の女性の20代後半から30代前半の日々の暮らしを描いた物語なのに、メディアからは、「痛烈」「破壊的」「センセーショナル」「スリリング」といった、何ともミスマッチな熱いレビューが殺到。リチャード・カーティスやポール・トーマス・アンダーソンら名だたる名匠は、「完全なる傑作」「The Best Movie」と大興奮。いったいどんな映画?という疑問には、トップ俳優から「人生初」との証言も飛び出すエモーショナルな映像体験で答えてくれる、世界の映画ファンのオールタイム・ベスト・ムービーとして異例の話題作となっている。

監督は『母の残像』『テルマ』のヨアキム・トリアー。カンヌ国際映画祭コンペティション部門とある視点部門に本作を含め3度正式出品されるなど、海外の映画祭で高く評価され、ノルウェーで最もリスペクトされている奇才でもある。

ユリヤを演じるのは、これが映画初主演となるレナーテ・レインスヴェ。子供の無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在する年代の感情の揺れ動きを、繊細かつ大胆な演技でグラデーション豊かに表現、本作で映画界の未来を担う存在へと躍り出た。

アクセルには、『パーソナル・ショッパー』『ベルイマン島にて』のアンデルシュ・ダニエルセン・リー。レナーテを輝かせながらも、アクセルの視点から見れば、もう1本の作品が成立するほどの情感のこもった演技で魅了する。アイヴィンには、主にコメディ作品で高い人気を誇る、ノルウェーの俳優ヘルベルト・ノルドルム

今回解禁された本予告は、主人公のユリヤが新たな出会いに胸高鳴る様子から始まり、芸術の都オスロを舞台に、今の彼の元で幸せと思いながら、小さな違和感に気付かないふりをして過ごしてきた自分にある時「これは望んでいた自分?」と問いかけ新しい恋に向かって走り出す姿が、遊び心溢れる独創的な映像と、60~70年代に活躍したハリー・ニルソンの今この時代にこそフィットするキャッチーな楽曲「I Said Goodbye to Me」にのせて描かれている。彼女のセリフは行動とはうらはらなところもあるが、常に本音だから突き刺さる。世界中から共感や絶賛の声続々の本作ならでは映像や構成は、予告だけでも必見だ。

さらにポスターは、添えられたキャッチコピー<人生は選択―時々、運命>を体現するかのように、ユリヤが吹っ切れたような表情とともにオスロの街中を駆け抜ける様子を切り取ったもの。加えて、本作の原題でもある「The Worst Person In The World」のテキストの中に、彼女のいくつもの人生のワンシーンが切り取られ、コラージュされたユニークなビジュアルとなっている。

新時代を生きるすべての人に贈る、恋と成長の物語『わたしは最悪。』は7月1日(金)日本公開。

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