真木よう子主演『アンダーカレント』特報映像&ティザービジュアル解禁!音楽・細野晴臣ら豪華クリエイター陣も集結

アンダーカレント

豊田徹也の長編漫画を映画化した『アンダーカレント』(10月6日(金)公開)の特報&ティザービジュアル、メイン写真が解禁された。

本作は、心の奥底に閉じ込めた気持ちを大切に描く、自分自身ととことん向きあう究極のヒューマンドラマ。
突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえを真木よう子、夫が失踪したかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男・堀を井浦新、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵・山崎をリリー・フランキー、突然失踪したかなえの夫・悟を永山瑛太、かなえと悟の同級生で、かなえに山崎を紹介する菅野には江口のりこ。監督は今泉力哉

今回解禁されたのは「生きるための嘘は、罪ですか?」という心に刺さるコピーとともに、水中に浮遊する主人公・かなえの心の奥深くに潜む何かを感じさせる、美しくもどこかミステリアスなティザービジュアル。また、メイン写真は、かなえが湯船にプカッと浮かび、何か考えこんでいるような、原作のコマを忠実に再現した1枚となっている。

アンダーカレント

あわせて解禁された特報は、主演の真木を筆頭に日本映画界を代表する俳優陣を迎え、本作で新しい一面を開花させた今泉監督の魅力的な表現が詰まった映像となっている。突然、夫の悟(永山瑛太)が失踪したかなえ(真木よう子)。そこに突如現れた謎の男・堀(井浦新)。「生きるための嘘は、罪ですか?」と俳優陣の表情から、登場人物が抱える繊細な心情が想像でき、人間が持つ寂しさと温かさが伝わってくる。

アンダーカレント
細野晴臣

そんな本作の音楽を担当するのは細野晴臣。第65回グラミー賞を受賞したハリー・スタイルズのアルバム「Harry’s House」の由来にもなった「HOSONO HOUSE」(50周年記念盤)を先週5月25日にリリースするなど、日本のみならず世界のアーティストに影響を与え続けている。本作に提供した楽曲も、まさにアンダーカレント、深層に響き渡るような心地よい音色で観る者を物語の中へ誘う。

ティザービジュアルを手掛けたのは『万引き家族』『パリ13区』など数々の作品に携わってきたデザイナー・大島依提亜。映画の内容を深く理解した上で作り出されたビジュアルは、作品の世界観を残しつつ新たな魅力を引き出している。

そして本作のキービジュアルの写真撮影を担当したのは、これまで今泉監督の『愛がなんだ』『街の上で』『窓辺にて』をはじめ、さまざまな映画のキービジュアルとなる写真の撮影を手掛けてきた写真家・木村和平。俳優(キャラクター)に流れる感情を、その人物が置かれた空間や時間とともに1枚の写真として切り取れる人として、監督の今泉から圧倒的な信頼を得ている木村が手掛けた写真を活かし、美しくも複雑な感情を宿したティザービジュアルに仕上がった。

ロングセラー漫画の実写化にあたり集結した、超豪華クリエイター陣。原作を尊重した上で、新たに生み出された素晴らしいクリエイティブにも注目したい。

なお、原作「アンダーカレント」単行本は再重版が決定している。

ストーリー
家業の銭湯を継ぎ、夫の悟とともに順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪する。途方に暮れていたかなえだったが、なんとか一時休業していた銭湯を再開させる。数日後、堀と名乗る謎の男が、銭湯組合の紹介を通じて「働きたい」とやって来る。その日から、住み込みで働くことになった堀とかなえの不思議な共同生活が始まる。友人から紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに期間限定で悟を捜しながら、堀と過ごす心地よい時間の中で、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。だが、あることをきっかけに、悟、堀、そしてかなえが閉ざしていた心の深層が、徐々に浮かび上がっていく。それぞれの心の底流(アンダーカレント)が交じりあったその先に訪れるものとは―。

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