ドゥニ・デルクール監督最新作『バニシング:未解決事件』(5月13日(金)公開)で、法医学者アリスを演じるオルガ・キュリレンコより、日本公開に寄せたメッセージ映像が到着した。
Netflixオリジナルシリーズ「賢い医師生活」『ニューイヤー・ブルース』『スティール・レイン』など話題作への出演が続く、韓国で最も旬な俳優ユ・ヨンソクと、『007/慰めの報酬』『オブリビオン』他、世界で活躍するオルガ・キュリレンコの共演作。ユ・ヨンソクはソウルの刑事ジノを、オルガ・キュリレンコはフランス出身の世界的な法医学者アリスを演じる。
監督は『譜めくりの女』のドゥニ・デルクール。ナ・ホンジン監督『チェイサー』、ポン・ジュノ監督『殺人の追憶』他、映画史に燦然と輝く韓国スリラー/ノワールに影響を受けたと語る監督により、片時も目が離せない、息を呑む韓仏合同作品が誕生した。
今回到着したインタビュー映像で「脚本がとても面白かったし、臓器売買という、これまで経験のない重大なテーマにも魅かれました」と参加を決めた点について語るオルガ・キュリレンコ。また、演じるアリスの法医学者という役柄も気に入っていたそうで、「子どものころは医師になりたいと思っていた」という告白も。医学への憧れは未だ消えないそうで、キャリア初の医師役・アリスとして手術や医療行為をすることを心から楽しんだ様子。
この映画ならではの新たな挑戦については、「まずは韓国での撮影がチャレンジでした」とのこと。今回が初めての渡韓だったそうで、当初は言葉の点でも苦労があったそう。しかし、「最大の困難は撮影が2020年だったこと」と語る。新型コロナウィルスの影響で、入国後2週間の隔離期間があったことで、身動きの取れない時間を過ごしていたそう。「ただそのおかげで、のちの撮影がとても楽しかった」と語る。
また、タッグを組む刑事ジノを演じたユ・ヨンソクとの印象深いシーンについては、橋の上でお互いの過去を話し合うシーンをチョイス。「緊迫感のあるシーンですが、感動的でもあります。あの瞬間に二人の距離が近くなり、特別な絆が生まれます」と述べる。また、エンディングもお気に入りとのこと。こちらはぜひ、本編で確認してほしい。
最後に、日本の観客に向けて「この映画はスリラー、アクション、ロマンスも含めた多彩な要素が、複雑に絡み合って進みます。楽しんでくれたら嬉しいです。」とメッセージを送ってくれた。
世界的な法医学者&刑事がソウルに潜む巨大な陰謀に挑むアクション・サスペンス!
ストーリー
ソウルで発生したある怪死事件。身元不明の遺体は指紋が奪われ、体中傷だらけの状態で発見された。ソウル警察の刑事ジノは事件解決の手がかりを探るにあたり、シンポジウムのため来韓していた法医学者のアリスに協力を要請する。遺体の身元が容易に特定できず、臓器が違法な手術によって抜き取られていたことを知った2人は、背後に蠢く組織を追い詰めるべく捜査に挑む。しかしそこには、想像を絶する凄惨な事件の真相が隠されていた―。
作品タイトル:『バニシング:未解決事件』
出演:ユ・ヨンソク「賢い医師生活」、オルガ・キュリレンコ『007/慰めの報酬』、イェ・ジウォン
監督:ドゥニ・デルクール『譜めくりの女』
2021/フランス、韓国/韓国語、フランス語、英語/カラー/88分
原題:Vanishing
配給:ファインフィルムズ
公式サイト:finefilms.co.jp/vanishing/
公式Twitter:@vanishing2022
コピーライト:(C) 2021 The French Connection
5月13日(金)より
シネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー
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