『Welcome Back』アザービジュアル8種類一挙解禁 森田まさのりら各界著名人のコメントも

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第40回ワルシャワ国際映画祭へ正式出品された川島直人監督の最新作『Welcome Back』より、アザービジュアル8種類および各界著名人からのコメントが解禁された。

本作は、粗暴だがヒールとして人気の新人ボクサー・テルと、テルの強さを誰よりも信じている純粋無垢なベン、この2人の男の強い絆とやがて変わりゆく関係性を、圧巻のファイトシーンで描くボクシングロードムービー。キャストには吉村界人、三河悠冴、そのほか遠藤雄弥、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎、テイ龍進、菅田俊などが顔をそろえた。

解禁されたアザービジュアルは、テル(吉村界人)とベン(三河悠冴)の2人の何気ない日常や、ボクシングのファイトシーンなど、儚さとほとばしる熱量が入り混じった“瞬間”を切り取り、鮮烈なレッドが印象深いアートブックのようなデザインとなっている。

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また、「ろくでなしBLUES」「ROOKIES」「べしゃり暮らし」で知られる漫画家の森田まさのり、お笑い芸人の永野、小説「みどりいせき」ですばる文学賞、三島由紀夫賞を獲得した小説家の大田ステファニー歓人、映画ジャーナリストの宇野維正よりコメントが到着。コメント全文は以下にて紹介。

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コメント全文

森田まさのり(漫画家)
気持ちの置きどころがわからない複雑な感情は、敗北を知ってる者には共感しかない。暗澹たる思いがこみ上げる。それでも確かに魂の震える瞬間を見た。いや、そんな事より圧倒的なファイトシーンの説得力よ!僕もこんな漫画が描きたい!

永野(お笑い芸人)
大手ホリプロの芸人として周り(ほんの一部)から天才奇才とおだてられる。
28歳の夏に突然クビになる。過去の人になる。暗闇に住む。人生から逃げる。無駄な時間を過ごす。
いつかウェルカムバックされたいと妄想する。死にたくなる。そんな事を思い出しました。涙が出ました。

大田ステファニー歓人(作家)
テルは負けない。ベンもその強さを支えにしてきた。でも決着のあとは必ずリングの外で生きることになる。
タイトルバックが出た時、現実は勝ったり負けたり以外の時間がほとんどだよな、って感じました。

宇野維正(映画ジャーナリスト)
「日本映画界、ボクシング映画好きすぎ」とこれまでよく書いてきたが、『Welcome Back』は何よりも心が引き裂かれるような「兄弟」の映画だった。一人では抱えられない人生の空虚さと、誰かのために生きることの困難さ。寒色が強調されたクールな画と客観的なカメラが、観る者を心地よく突き放してくれる。

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ストーリー
新人王最有力候補のボクサー・冴木輝彦(通称:テル)と生まれつき記憶力に長けているがコミュニケーションが苦手な友原勉(通称:ベン)。 二人は同じ団地で兄弟のように育った。 ベンはテルを真似てシャドーボクシングをしていられるだけで幸せだった。 ベンにとってテルは憧れで、絶対だった。だが、そんなテルが新人王決定戦で北澤に負けてしまう。しかし、敗北後も、テルは何事もなかったかのように、あっけらかんと振る舞う。ベンにも変わらず優しく接するが、テルの生活は少しずつ荒み、遊び呆ける日々。まるでボクシングなど初めから興味がなかったようにすら見えるその姿が、ベンを不安にさせた。憧れだったテルを、たった一度の敗北により失ってしまったのだ。
そんな喪失に耐えられないベンはある日、テルのグローブを持ち出して、「テルは負けない」「テルは負けない」と何度も呟きながら宿敵・北澤に復讐を誓い、歩き始める。

『Welcome Back』
出演:吉村界人、三河悠冴、遠藤雄弥、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎、テイ龍進、菅田俊
監督:川島直人
脚本:川島直人、敦賀零
撮影:岩渕隆斗
2024年/日本/DCP・BD/カラー/119分/シネマスコープ/ステレオ
製作・制作会社:GunsRock
配給:パルコ
(c)2025 GunsRock

公式サイト:https://welcomeback-movie.com/
公式X:https://x.com/WelcomeBack0110
公式Instagram:https://www.instagram.com/welcomeback.official/?hl=ja

2025年1月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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