仮想現実テクノロジーで“愛を復元”できる世界を舞台に描いたNetflix映画『ワンダーランド: あなたに逢いたくて』(原題『Wonderland』)が7月より独占配信されることが決定し、併せて場面写真が解禁された。
死んでしまった人や、昏睡状態になってしまった人――もう話すこともできない愛する人を、人工知能で“復元”し“対話”することができるサービス〈ワンダーランド〉。愛情を“きっと”蘇らせることができる画期的なこのサービスをとりまく人々の愛と希望、そして悲しみを、優しく紡いでいく。
娘に自分の死を隠すために〈ワンダーランド〉を利用する母親役に扮するのはタン・ウェイ。『黄金時代』(14)、クリス・ヘムズワース主演の映画『ブラックハット』(15)などに出演し、カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したパク・チャヌク監督の『別れる決心』(22)でも主演を務め、世界的な活躍を魅せる彼女が、他に類を見ない境遇の難役を熱演。
また、ある出来事により意識不明になってしまった恋人を〈ワンダーランド〉で“復元”する女性には、「スタートアップ: 夢の扉」「イ・ドゥナ!」のぺ・スジ。そして、意識不明の状態から“目を覚ました”ものの、全てがぎこちなく困惑する男には、「ボーイフレンド」「青春の記録」のパク・ボゴム。恋人として登場する2人が、〈ワンダーランド〉により生じる、現実と仮想の狭間に起きる亀裂を描き出す。
そして、〈ワンダーランド〉のAIを設計するコーディネーターを演じるのは、『82年生まれ、キム・ジヨン』(19)や『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)のチョン・ユミ。そして〈ワンダーランド〉の隠された秘密に迫る新人コーディネーター役には、『パラサイト 半地下の家族』(19)や『殺人者のパラドックス』(19)のチェ・ウシクが演じる。
監督を務めるのは、『レイトオータム』(10)など深みのあるストーリーテリングで知られるキム・テヨン。韓国では6月から劇場公開され、大ヒットを記録中の本作に注目が高まる。
Netflix映画『ワンダーランド: あなたに逢いたくて』7月より独占配信