『ブエノスアイレス』『恋する惑星』など、映画史に燦然と輝く傑作を多数撮ってきた世界的撮影監督クリストファー・ドイルが監督を務めた映画『宵闇真珠』は現在シアター・イメージフォーラムほかにて絶賛公開中だ。
本作は、香港の片隅にある漁村を舞台に村を訪れた異邦人との出会いにより、世界を知る少女の物語。映画史に燦然と輝く傑作を多数撮ってきた世界的撮影監督クリストファー・ドイル(以下、C・ドイル)が監督を務めている(共同監督:ジェニー・シュン)。ヒロインの少女役を演じるのは、次世代を担うアジアンビューティー、アンジェラ・ユン。そして、少女と出会う異邦人役に、ワールドワイドに活躍する実力派オダギリジョー。この度、C・ドイルの秘蔵メッセージ映像が解禁された。
今回解禁された映像には、作品の魅力を真面目に語るC・ドイルが映し出されている。しかし、自分の中で納得のいくフレーズが中々出てこないようで、何度もTAKEを重ね、もがきあがく巨匠の姿はどこか面白くチャーミングにも見える。迎えた最後のTAKEでは、「この映画は、自分が誰であるか疑問がある人、自己承認が必要な人、そんな人たちに承認を与える映画だ」と深みのあるメッセージを残し、そんな人たちに向けて「ガンバッテ」と応援するメッセージを残した。
秘蔵シーン集では、「ヨイヤマシンジュ、ゼッタイミタナベー!!(よいやみしんじゅ、ぜったいみてね)」と少し間違えた日本語でおチャラけて見せるなど、巨匠の色んな一面が垣間見える映像になっている。世界的巨匠クリストファー・ドイルの人間的魅力に溢れ、そしてなぜか何度も見たくなる秘蔵メッセージ映像は必見だ。
ストーリー
陽に当たることのできない少女、どこからともなくやってきた異邦の男。
それは、本当の居場所、本当の自分に気づかせてくれた唯一無二の出会い。
香港最後の漁村、珠(じゅ)明(めい)村。幼少時から日光にあたるとやせ細って死んでしまう病気だと言い聞かせられ、太陽から肌を隠して生活する16歳の少女は、透き通るような白い肌の持ち主。村人たちからは「幽霊」と呼ばれ、気味悪がられている。日没後、肌を露出し、お気に入りの音楽をお気に入りの場所で楽しむことが、少女にとって唯一孤独を癒やす手段だった。ある日、どこからともなくやってきた異邦の男と出会った少女は、今まで知ることのなかった自身のルーツに触れていくことになるのだが・・・・
作品タイトル:『宵闇真珠』
出演:オダギリジョー アンジェラ・ユン
監督:ジェニー・シュン
監督&撮影:クリストファー・ドイル(『エンドレス・ポエトリー』)
原題:白色女孩
英題:THE WHITE GIRL/2017年/香港・マレーシア・日本/広東語・北京語・英語・日本語/日本語字幕:神部明世/97分/カラー/ビスタ/5.1ch/映倫G
配給:キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト:https://yoiyami-shinju.com/
コピーライト:(c)Pica Pica Media
シアター・イメージフォーラムほか絶賛公開中!