『ザリガニの鳴くところ』著名人から文化人まで続々コメント到着&絶賛!たった一人で生きる少女の物語に魅了される理由

ザリガニの鳴くところ

2019年&2020年の2年連続 アメリカで最も売れた本に輝き、日本でも2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位を獲得、全世界累計1,500万部突破の大ヒットミステリーを映画化した『ザリガニの鳴くところ』(11月18日()公開)をひと足早く鑑賞した著名人たちからコメントが到着した。

読書家としても知られる俳優・歌手の上白石萌音は、「呆然としたままエンドロールを見届けた後、まだ手をつけていなかった原作のページを猛烈な勢いでめくり、また放心しました。あのラスト!誰かに話したいけど、誰にも言ってはいけないような気さえします」とその衝撃を語りつつも絶賛。

元乃木坂46として活躍し、本好きでも知られる高山一実は「美しさと強さを植え付けられた2時間。最後に飲み込まれました、ミステリーの波」と語る。

これまで多くのヒット作や実写化作品の原作を手掛けてきた小説家・辻村深月も「この物語に、そしてこの結末に心を寄せる人が多くいるという事実に、作家として人として、私は何度も勇気づけられる」と語るほど、ミステリーだけにとどまらない圧倒的に重厚なストーリーに満足度の高さをうかがわせている。

また、映画好きとして知られる声優・津田健次郎が「美しき風景が少女の心情を映し胸を打つ稀有なミステリー。完成度の高い映画である」と語れば、俳優の豊田エリーも「核心はすべて自然の中に隠されていたことに胸を打たれ、終映後もまだしばらく余韻が抜けない」と、圧倒的な自然とともに描かれたミステリーに圧倒された様子。

映画コメンテーターのLiLiCoも「観ている側がわくわくするほどミステリアスでエキサイティングに描き、ラストまで緊張の糸が切れなかった!」と語るなど、これまで多くの作品を見てきた映画好きたちからも絶賛が相次いでいる。

たった一人で湿地の中で生き延びた主人公・カイアについても、多くの海外文学の翻訳に携わりエッセイも執筆しているコラムニストの山崎まどかは「デイジー・エドガー=ジョーンズの演じるヒロインが、まるで原作から抜け出てきたかのよう。ミステリアスで、孤独で、野生的。儚そうなのに強くて、イメージぴったりだ」と、現代にも通じるこれまでにないヒロイン像を実現していることに注目。

そして、実際にノースカロライナの湿地帯で撮影された背景についても、フリーアナウンサーの宇垣美里が「カイアを育んだノースカロライナの湿地、そのどんな時でも彼女に寄り添う温かさと、神々しいまでの美しさに圧倒される」と語るように、原作でも絶賛されるリアルな自然がそのまま映像化されている点も見逃せない。

多くの女性たちからの支持を受けるアン ミカが「このタイトルの意味が分かった時、人の優しさ、生きるとは、何か、を考えさせられ、泣けてきます」と語るように、緻密なミステリーを軸にしながらも、徐々に明かされる孤独な少女の過酷な半生、そして美しくも残酷な自然が画面いっぱいに無駄なく描かれ、一瞬も見逃せない要素が凝縮された本作に、期待は高まるばかりだ。

目次

コメント一覧(五十音順)

■ アン ミカ/モデル・タレント
ザリガニの話ではなく、
ミステリーなんです。
彼を殺したのは誰なのか。
このタイトルの意味が分かった時、
人の優しさ、生きるとは、何か、
を考えさせられ、泣けてきます。
必見です。

■ 宇垣美里/フリーアナウンサー
カイアを育んだノースカロライナの湿地、
そのどんな時でも彼女に寄り添う温かさと、
神々しいまでの美しさに圧倒される。
孤独と共にたくましく育ったカイアの
純粋で力強い眼差しが眩しく、
獲得せざるを得なかった生きるための知恵に震えた。

■ 上白石萌音/俳優・歌手
呆然としたままエンドロールを見届けた後、
まだ手をつけていなかった原作のページを猛烈な勢いでめくり、
また放心しました。
あのラスト!誰かに話したいけど、誰にも言ってはいけないような気さえします。
湿地に生き、湿地に生かされた少女の足跡。
ぜひ劇場で、その目で。

■ 高山一実/タレント
もし仮にこの作品がミステリーでなかったとしても
満たされていたと思います。湿地。あまりに自然と近く、
私の眼には恐ろしく映りました。そこで独り生きる女性の姿に魅了され、
美しさと強さを植え付けられた2時間。
最後に飲み込まれました、ミステリーの波。苦しかった。

■ 辻村深月/小説家
この物語に、そしてこの結末に心を寄せる人が多くいるという事実に、
作家として人として、私は何度も勇気づけられる。
美しい湿地の風景に彩られたカイアの尊い物語が、あなたの胸にも響くことを願う。

■ 津田健次郎/声優
湿地の中たった一人で生き抜く少女。そして若者の謎の死。ミステリーを下敷きにした重厚な人間ドラマは現代アメリカをも照射。自然が育む生態系は残酷に、豊かに少女を包み込む。美しき風景が少女の心情を映し胸を打つ稀有なミステリー。完成度の高い映画である。

■ 豊田エリー/俳優
善悪のない自然に抱かれて、ひたすら生き抜いた女性の物語。
核心はすべて自然の中に隠されていたことに胸を打たれ、終映後もまだしばらく余韻が抜けない。
湿地帯の美しい景色、匂いを感じるほど豊かな音はぜひ劇場で味わってほしいです。

■ 山崎まどか/コラムニスト
デイジー・エドガー=ジョーンズの演じるヒロインが、まるで原作から抜け出てきたかのよう。
ミステリアスで、孤独で、野生的。儚そうなのに強くて、イメージぴったりだ。

■ LiLiCo/映画コメンテーター
悲惨な状況におかれた女の子。でも彼女はそれでも強く生きた。
その中で生まれた悲しみと怒りを
観ている側がわくわくするほど
ミステリアスでエキサイティングに描き、
ラストまで緊張の糸が切れなかった!

ザリガニの鳴くところ

ストーリー
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。

作品タイトル:『ザリガニの鳴くところ』(原題:Where the Crawdads Sing)
出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ(「ふつうの人々(ノーマル・ピープル)」)/テイラー・ジョン・スミス(「シャープ・オブジェクツ」)/ハリス・ディキンソン(『キングスマン:ファースト・エージェント』)/マイケル・ハイアット/スターリング・メイサー・Jr./and デヴィッド・ストラザーン(『ノマドランド』)
監督:オリヴィア・ニューマン
脚本:ルーシー・アリバー(『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』)
原作:ディーリア・オーエンズ/友廣 純 訳「ザリガニの鳴くところ」(早川書房)
製作:リース・ウィザースプーン/ローレン・ノイスタッター
音楽:マイケル・ダナ(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』アカデミー賞作曲賞受賞)
オリジナル・ソング:テイラー・スウィフト「キャロライナ」
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

公式サイト:https://www.zarigani-movie.jp/

11月18日(金)全国の映画館で公開

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