『アナザーラウンド』アカデミー賞国際長編映画賞受賞!トマス・ヴィンターベア監督「人生を祝福する映画を作りたかった」

アナザーラウンド

マッツ・ミケルセン主演映画『アナザーラウンド』(9月3日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開)が、第93回アカデミー賞にて、監督賞・国際長編映画賞の2部門にノミネーションされ、国際長編映画賞を受賞した。

本作は、2020年第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、先日のゴールデングローブ賞外国語映画賞でもノミネートされたほか、ヨーロッパ映画賞作品賞ほか4冠、サンセバスチャン映画祭やロンドン映画祭、そしてつい先日第74回英国アカデミー賞では、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞、外国語作品賞の4部門にノミネートを果たし、外国語作品賞を受賞するなど、すでに世界中で数多の映画賞を獲得している。

2012年、マッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭男優賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『偽りなき者』(13)のトマス・ヴィンターベア監督との再タッグが実現。さらに同作で共演したトマス・ボー・ラーセンや、ラース・ランゼも再登板、新たにマグナス・ミランが参加。さらに同作のトビアス・リンホルムと監督が共同脚本を務めた。

監督のトマス・ヴィンターベアは、受賞の喜びを「妻のヘレン、子供たち、スタッフたち、投資家の方々、その他周りの人たちに感謝しています。キャストも全員素晴らしかった。特にマッツに感謝したい。映画のためだけでなく、娘のイダのために最高の演技をしてくれました。人生を祝福する映画を作りたかったんです。この映画の撮影4日目に娘が交通事故に巻き込まれて亡くなるという悲劇が起きました。本来彼女は本作に出演する予定で、とてもわくわくしていました。今も彼女がここにいて拍手してくれている気がします。イダ、奇跡が起きました、彼女も今この奇跡の一部に参加しているのです」と語っている。

アナザーラウンド

ストーリー
冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため実験をすることに。朝から酒を飲み続け常に酔った状態を保つと、授業も楽しくなり、生き生きとする。だが、すべての行動には結果が伴うのだった―。

作品タイトル:『アナザーラウンド』
出演:マッツ・ミケルセン トマス・ボー・ラーセン マグナス・ミラン ラース・ランゼ マリア・ボネヴィー
監督:トマス・ヴィンターベア
2020年/デンマーク/スクリーンサイズ1:2.0/DCP5.1ch/117分/英題:ANOTHER ROUND/PG-12
配給:クロックワークス

公式サイト:anotherround-movie.com
公式Twitter:@KlockworxInfo
公式instagram:@KlockworxInfo
コピーライト:(C)2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.

9月3日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開

関連記事:
アカデミー賞2部門ノミネート!マッツ・ミケルセン主演×トマス・ヴィンター監督『アナザーラウンド』9/3公開決定!

目次