パキスタン出身のアメリカ人コメディアン、クメイル・ナンジアニが“異文化結婚”の前に立ちはだかる、数々のトラブルと騒動を愛と笑いで乗り越えた実話を自身が脚本、さらには主演を務め、全米で口コミによって大ヒットを記録した、ギャガ配給作品『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』が、この度発表された第90回アカデミー賞にて脚本賞にノミネートされた。
脚本賞には主演でもあるクメイル・ナンジアニと、妻のエミリー・V・ゴードンが自身の物語を共同執筆し、見事ノミネートとなる。
全米でたった5スクリーンから始まった本作は、人種問題がさく裂するトランプ政権下に口コミにより2600スクリーンにまで拡大し、大ヒットを記録。その後勢いはとどまることを知らず、近年注目を集める映画祭サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)で観客賞を受賞したほか、オスカー前哨戦として毎年注目されるアメリカ映画協会(AFI)賞作品賞TOP10入り、第29回アメリカ製作者組合(PGA)賞の映画部門ノミネート、第23回クリティクス・チョイス・アワードの最優秀コメディ映画賞を受賞など映画賞レースを席巻し、今回ついにアカデミー賞ノミネートにまで登りつめた注目のダークホースだ。
家族は交際反対、彼女はまさかの昏睡状態?!
ふたりが乗り越えた異文化の壁と盛りだくさんのトラブルを笑いでハッピーに変えた驚きの実話
ストーリー
パキスタン生まれシカゴ育ちのコメディアンのクメイルは、アメリカ人大学院生のエミリーと付き合っていたが、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親に言われるまま、見合いをしていたことがバレて破局してしまう。ところが数日後、エミリーは原因不明の病で昏睡状態に。クメイルは病院でエミリーの両親に出会う。最初は娘を傷つけたクメイルに怒っていた両親だったが、意外な出来事をきっかけに3人は心を通わせ始める。深い愛に満ちた彼らと共にエミリーを見守るクメイルは、自分にとっても彼女がいかに大切な存在かに気付いていく。未だ売れるチャンスは掴めなかったが、夢を応援してくれた彼女のためにも、ステージに立ち続けるクメイル。果たして、エミリーは目覚めるのか?その時、二人の未来の行方は?
作品タイトル:『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
出演:クメイル・ナンジアニ『レゴRニンジャゴー』、ゾーイ・カザン『ルビー・スパークス』、レイ・ロマノ、ホリー・ハンター『ピアノ・レッスン』、アヌパム・カー
監督:マイケル・ショウォルター『ドリスの恋愛妄想適齢期』
製作:ジャド・アパトー『俺たちポップスター』
原題:THE BIG SICK/2017年/アメリカ/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/120分
配給:ギャガ
公式サイト:http://gaga.ne.jp/bigsick/
コピーライト:(c)2017 WHILE YOU WERE COMATOSE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2月23日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国順次ロードショー