ついに、アメリカ映画の祭典「第91回アカデミー賞」のノミネートが米国時間1月22日(火)に発表された。先日行われた第76回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ミュージカル&コメディ部門)を含む、最多3部門を受賞し、一気に、“アカデミー賞”大本命に躍り出た、『グリーンブック』が、下記5部門にノミネートされた。
第91回アカデミー賞(R) 5部門ノミネート
★作品賞
★主演男優賞:ヴィゴ・モーテンセン
★助演男優賞:マハーシャラ・アリ
★脚本賞:ニック・バレロンガ、ブライアン・カーリー、ピーター・ファレリー
★編集賞:パトリック・J・ドン・ヴィト
差別が色濃い時代、黒人用旅行ガイドブック<グリーンブック>を頼りにツアーへ旅立った、粗野で無教養だけれど人間的魅力に溢れるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)とインテリな黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)。異なる世界に住むふたりの壮大なズレに笑い、胸を熱くするツアーの本当の目的に爽快な感動を呼ぶ実話に基づくヒューマンドラマだ。ゴールデン・グローブ作品賞を受賞し、満を持してのアカデミー作品賞へノミネートされた『グリーンブック』。受賞への注目が高まる。
そして、ヴィゴ・モーテンセンも主演男優賞にノミネートされた。これまで2008年に『イースタン・プロミス』、2017年に『はじまりへの旅』で2度、同賞にノミネートされるも受賞には至らなかった彼が3度目の正直となるか!?
本作でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリが、助演男優賞にノミネート。2017年に『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞を獲得し、今回受賞すれば、非常に短いスパンでの受賞となる。
このほか、脚本賞、編集賞もノミネート。脚本賞は作品賞、助演男優賞とともに、ゴールデン・グローブ賞も受賞しているのでアカデミー賞受賞の期待が高まっている。
現在、『グリーンブック』は、オスカーに最も近いとされる、ゴールデン・グローブ賞、PGA(アメリカ製作者組合)作品賞を含む、139ノミネート58受賞をしており、アカデミー賞大本命との呼び声が高いく注目されている本作、是非ご注目いただきたい。
アカデミー賞は、米国時間2月24日(日)(日本時間2月25日)に開催される。
ストーリー
1962年、差別が残る南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニスト、ドン・シャーリーは、粗野で無教養のイタリア系、トニー・リップを用心棒兼運転手として雇うことに。黒人用旅行ガイド<グリーンブック>を頼りに正反対のふたりは旅を始めるのだが・・・。
作品タイトル:『グリーンブック』
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ
監督:ピーター・ファレリー
原題:GREEN BOOK/2018年/アメリカ
上映時間:130分
提供:ギャガ、カルチュア・パブリッシャーズ
配給:GAGA
公式サイト:gaga.ne.jp/greenbook
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3月1日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー