19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説『若草物語』を、『レディ・バード』でその類まれなる表現力で映画界に新風を巻き起こし、アカデミー賞〈監督賞〉をはじめ5部門ノミネートを果たしたグレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく描く『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が2020年初夏全国ロードショーとなる。
そして、米国時間1月13日に発表された第92回アカデミー賞で本作が作品賞、主演女優賞など含む6部門にノミネートされた。
第92回アカデミー賞<ノミネート> 6部門
■作品賞
■脚本賞(グレタ・ガーウィグ)
■主演女優賞(シアーシャ・ローナン)
■助演女優賞(フローレンス・ピュー)
■作曲賞(アレクサンドル・デスプラ)
■衣装デザイン賞(ジャクリーン・デュラン)
本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが自らの生き方を重ねて書き上げたジョー・マーチの物語。主人公ジョー役を演じるのは25歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才女優シアーシャ・ローナン。
2016年の『ブルックリン』、2018年の『レディ・バード』に続き、2年ぶり3回目の主演女優賞ノミネートを果たしました。またシアーシャとともに、姉妹の四女エイミー役として、フローレンス・ピューが助演女優賞にノミネート。アカデミー賞ノミネーションは初となり、2020年は本作をはじめとして、大きく活躍が期待されている。さらに音楽を務めるのはアカデミー賞作曲賞常連のアレクサンドル・デスプラ。2014年には『グランド・ブダペスト・ホテル』、2017年には『シェイプ・オブ・ウォーター』に続き、3年ぶり3度目の受賞を狙う。同じくアカデミー賞常連のジャクリーン・デュラン(『プライドと偏見』『アンナ・カレニーナ』)が衣装デザイン賞でノミネート、そして監督であるグレタ・ガーウィグが脚本賞でノミネートを果たした。
なお、アカデミー賞の受賞発表は日本時間2月10日(月)。各国の賞レースで話題沸騰の本作から目が離せない。
ストーリー
19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えない。この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢⾒ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンス・パーティで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで⼩説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは⼩説家として自立するため、ニューヨークに渡る――。
作品タイトル:『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)
原作:ルイーザ・メイ・オルコット
製作:エイミー・パスカル、デニーズ・ディ・ノヴィ、ロビン・スウィコード
音楽:アレクサンドル・デスプラ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
全⽶公開︓2019年12⽉25⽇
公式サイト:storyofmylife.jp
公式Twitter:https://twitter.com/SPEeiga
公式Facebook:https://facebook.com/SPEeiga
2020年<初夏> 全国ロードショー
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