『テルアビブ・オン・ファイア』アカデミー国際長編映画賞(旧:アカデミー外国語映画賞)ルクセンブルク代表に決定!

テルアビブ・オン・ファイア

『テルアビブ・オン・ファイア』が11月22日(金)より新宿シネマカリテほかにて公開となる。この度、本作がアカデミー国際長編映画賞(旧:アカデミー外国語映画賞)ルクセンブルク代表に決定し、サメフ・ゾアビ監督からコメントが到着した。

今回、イスラエル・パレスチナを舞台に描かれた『テルアビブ・オン・ファイア』は、劇中で展開するドラマ部分がルクセンブルクのスタジオで撮影され、プロデューサーをはじめ、多くのルクセンブルクのスタッフも参加しているということもあり、アカデミー国際長編映画賞のルクセンブルクの代表として選出された。ルクセンブルクは97年から代表を選出しているが、これまでノミネートにまで至った作品はなく、もし本作が最終の5本にノミネートされれば大きな快挙となるだろう。

また、先日プロモーションのために来日をしていたサメフ・ゾアビ監督から、アカデミー国際長編映画賞に選出された喜びのコメントが到着した。

「文化や芸術に国境や境界線はなく、この映画が世界中の映画祭や劇場の両方で大きな成功を収めていることをとても嬉しく思います。実際、これから公開を予定している東京でのプロモーションから戻ってきたばかりです。オスカーの候補に選ばれたことはとても光栄で、わくわくと感謝の気持ちでいっぱいです。ルクセンブルクは、芸術的かつ設備的な部分で、本作を製作する上でかけがえのないパートナーで、すばらしいクリエイティブなスタッフとキャストとともに、映画の70%部分をルクセンブルクで撮影を行いました。」

目次

その他、主な映画祭出品、受賞歴 (9月24日現在)

第75回ヴェネチア国際映画祭 作品賞<InterFilm部門> & 男優賞<オリゾンティ部門>受賞

第45回シアトル国際映画祭 作品賞受賞

第31回東京国際映画祭 コンペティション部門出品

第34回ハイファ国際映画祭 最優秀作品賞受賞

第12回 アジア太平洋映画賞 最優秀脚本賞受賞

第23回サン=ジャン=ド=リュズ国際映画祭2018 グランプリ & ヤング審査員賞受賞

第21回サラソタ映画祭 観客賞受賞

第59回テッサロニキ映画祭/第29回トロムソ映画祭/第43回香港国際映画祭/第19回パリ・イスラエル映画祭
第47回モントリオール・ニューシネマ祭/第14回チューリッヒ映画祭 コンペティション作品/第63回コーク映画祭
第48回ロッテルダム国際映画祭/第9回ルクセンブルク市映画祭/第24回ヴィリニュス国際映画祭

第30回イスラエル・アカデミー賞(オフィール賞) 脚本賞受賞

テルアビブ・オン・ファイア

テルアビブ・オン・ファイア

テルアビブ・オン・ファイア

テルアビブ・オン・ファイア

テルアビブ・オン・ファイア

人気ドラマの結末をめぐり、民族が対立!?
笑撃のラストに、世界が大絶賛!!

ストーリー
エルサレムに住むパレスチナ人青年のサラームは、パレスチナの人気メロドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の制作現場で出演者の言語指導として働いている。撮影所に通うため、毎日面倒な検問所を通らなくてはならない。ある日、サラームは検問所のイスラエル軍司令官アッシに呼び止められ、咄嗟にドラマの脚本家だと嘘をついてしまう。アッシはドラマの熱烈なファンである妻に自慢するため、毎日サラームを呼び止め、脚本に強引にアイデアを出し始める。困りながらも、アッシのアイデアが採用されたことで、偶然にも脚本家に出世することになったサラーム。
しかし、ドラマが終盤に近付くにつれ、イスラエル側を良く見せたいアッシ、リアリティを求める制作陣とパレスチナ側のドラマのスポンサー。結末の脚本をめぐって対立するイスラエルとパレスチナの間で、サラームは窮地に立たされるー。果たして、彼が最後に振り絞った“笑撃”のエンディングとは!?

作品タイトル:『テルアビブ・オン・ファイア』
出演:カイス・ナシェフ 「パラダイス・ナウ」「オオカミは嘘をつく」、ルブナ・アザバル 「灼熱の魂」「パラダイス・ナウ」
ヤニブ・ビトン、マイサ・アブドゥ・エルハディ 「ガザの美容室」、ナディム・サワラ、ユーセフ・スウェイド
監督:サメフ・ゾアビ
脚本:サメフ・ゾアビ、ダン・クラインマン
撮影:ロラン・ブリュネ
編集:キャサリン・シュワルツ
2018年/97分/ルクセンブルク・仏・イスラエル・ベルギー/カラー/アラビア語=ヘブライ語
配給:アット エンタテインメント

公式サイト:http://www.at-e.co.jp/film/telavivonfire/
公式Twitter:@telavivonfirejp
公式Facebook:@telavivonfirejp
コピーライト:(C) Samsa Film – TS Productions – Lama Films – Films From There – Artemis Productions C623

11/22(金)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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