【レポート】映画『3D彼女 リアルガール』公開記念舞台挨拶実施!キャスト陣&監督が本作への想いや撮影裏話を語る

3D彼女 リアルガール

講談社「月刊デザート」(2011年9月号~2016年7月号)で連載され、累計発行部数145万部(※デジタル売上含む)の人気コミック・那波(ななみ)マオ原作『3D彼女 リアルガール』(全12巻)がついに実写映画化。映画『3D彼女 リアルガール』は9月14日(金)より公開、9月15日(土)に公開記念舞台挨拶が実施された。

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映画『3D彼女 リアルガール』公開記念舞台挨拶 実施概要

日時:9月15日 (土)
場所:新宿ピカデリー スクリーン1
登壇者(敬称略):中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう、濱田マリ、竹内 力、英勉監督

本作の主人公“リア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉”を演じた中条あやみ、色葉と望んでもいなかった“期間限定”の交際をすることとなった“超絶オタク・つっつんこと筒井光”を演じた佐野勇斗、色葉と筒井と同級生でスクールカーストの上位“イケメン・高梨ミツヤ”を演じた清水尋也、ミツヤに好意を抱いている同級生“元気女子・石野ありさ”を演じた恒松祐里、後輩で筒井と同じくアニメを愛する“綾戸純恵”を演じた上白石萌歌、筒井のオタク仲間で親友”ネコ耳命・伊東悠人“を演じたゆうたろう、そして筒井の両親役を努めた竹内力と濱田マリも駆けつけ、監督・英勉と共に舞台挨拶に登壇。映画上映後ということもあり、大爆笑&大号泣、感動の結末がもたらす余韻が充満した会場に彼女たちが姿を現すと割れんばかりの大歓声&万雷の拍手が沸き起こった。

まだ涙している来場者も数多く、舞台挨拶は序盤から大盛り上がりに。中条が「映画はどうでしたか?」と問いかけると、場内からは大きな拍手で返事が。そんな嬉しい返事に笑顔を見せながら、佐野が「大勢の皆さんに観て頂いたと思うと本当に、嬉しい気持ちでいっぱいです。僕はこの作品が大好きなんです」と本作に込めた並々ならぬ愛情を垣間見せた。清水は「やっと公開を迎えられてホッとしています。僕らは命を懸けて映画を作ることしか出来ません。とにかく一生懸命みんなで映画を作りました!感想は皆さんそれぞれだと思いますが、とにかく多くの人にご覧頂きたいです!」と大ヒットへの願いを込める。恒松は「撮影から一年も経って、やっとこの日(公開)が来たなと思っていました。6人が初めて集まった時に、監督からただの友達役にはならないでって言われました。そしてみんなで心を込めて演じさせて頂きました。みなさんにそれが伝わっていれば良いなと思っています!」とコメント。上白石は「今、晴れやかな気持ちです!私達が撮影で過ごした青春の時間がしっかり、この映画に焼き込まれています」と撮影を振り返り、ゆうたろうは「この作品が映画初出演だったので、今たくさんのお客さんを目の前に、やっと大きなスクリーンに自分が映るということを実感しています。このキャストと監督と、そして温かく支えてくれたスタッフの皆さんの中で伊東が演じられて幸せでした」と本作出演への喜びを改めて噛みしめていた。
「私達と同じ年代のおっさん、おばはんもいらっしゃって(笑)今、お顔を見たらこの6人に負けじとキラキラしてますね!」と大人キャストの目線で濱田が来場者たちに向けて、感謝の気持ちと共に笑いを誘い、竹内も「やっと強面ではなく、普通のサラリーマンのお父さん役を演じさせて頂いて(笑)監督、本当に感謝しています(笑)試写を観たら本当に心地よくて。老若男女、我々の世代も感動できる映画になっています」と加えてコメント。監督は「主題歌を担当させて頂いた西野カナです(笑)」と冗談で場内の笑いを誘いながら、公開の喜びと本作への自信を覗かせた。

それぞれが思い思いに晴れて迎えた公開にコメントした後、話題は“本作の大爆笑シーン”について移り、“撮影中に笑いを堪えるのが大変だったシーンは?”との質問に登壇者全員でフリップで回答することに。書き込む最中にも思い出し笑いをし、吹き出す者も。中条は“つっつんの家”と回答!「つっつんの家に色葉が遊びに行った際に、つっつんの部屋を巡って、色葉とお母さんが戦うんですね(笑)その場面のアクションシーンの撮影の練習の時から、濱田さんがすごく綺麗なジャンプで、しかも結構な高さで飛んでいて驚きました」と説明。そして、9人中4人(中条、清水、竹内、監督)が回答した“病院での筒井・父”のシーンに関しては、監督は思い出し笑いをしながら「台本には追いかけるって書いてあっただけなのに…白目を剥くとも書いてなかったし!(笑)」と撮影を振り返り、佐野が「色葉とつっつんがお父さんに追いかけられるシーンで、本当だったら僕らは逃げ切れるはずだったんですけれど、本番で竹内さんが走るの早すぎて追いつかれちゃって (笑)中条さんはもう素で笑っているよね」と加えて説明。笑いをもたらした当事者の竹内は「自分は白目なので、見えてなかったんでね(笑)」とコメントした。
濱田は“監督”と回答し、「英監督が一番、現場で楽しんでいらっしゃるんです。楽しいのは良いのですが、こっちは真面目に芝居しているんですわ。シーンが面白かった時に監督が“ウヘッ”て笑うんですよ。(監督たちがいる)ブースが現場の近くにあったので、その笑い声が聞こえてくると、このシーンは面白くなったんだなって思えるんですけれど、その笑い声でこっちが笑いそうになってしまうんです」と監督へのクレームを繰り出し、再び場内に笑いが巻き起こった。他、上白石とゆうたろうが“清水のトマトを使ったアドリブシーン”と回答し、恒松は“キャンプでの焼きマシュマロ”と回答した。

今回の撮影を経て良きライバルとして関係性を築いた豪華フレッシュキャストたちは、劇中さながらに友人として絆を成長させ、良すぎる程に仲が良く、いつも和気あいあい。撮影の合間は“絵しりとり”をして盛り上がっていたということで、濱田・竹内・監督も交えて久しぶりに絵しりとりに挑戦。【①監督⇒②ゆうたろう⇒③恒松⇒④佐野⇒⑤中条⇒⑥清水⇒⑦上白石⇒⑧濱田⇒⑨竹内】の順でチャレンジするも、“カオス”“やばい!”“どうしよう!”と口々に“パニック状態”が飛び交い、絵しりとりは大渋滞。監督から“えぞみち”と正解が明かされるとまさかの②番目のゆうたろうから伝言間違いがあったことが発覚。活気溢れる撮影現場の雰囲気が垣間見え、「いつもこんな感じなんです(笑)」との中条の言葉と笑顔は本作の世界観そのまま、斜め上をいく大爆笑の色葉と筒井の恋模様がもたらす笑いそのものをあらわしているかのようだった。

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そして中条が「本当に私達がたくさん愛情を込めて作った作品で、皆さんに笑って、泣いて貰えることが一番の喜びです。みんなでこうやって、この作品で集まれるのはもうないんだなって思うと寂しくも思います。みんなと出会えたのは、原作者の那波(マオ)さんのおかげです」との心温まるコメントと共に「…そしてみんな、練習したよね!」と合図をすると、監督に向けて6人が「ありがとうー!」と一斉に感謝の想いを贈るサプライズ。場内が大爆笑からまた一転、再び温かな空気に包まれた。最後は“3D彼女”との中条の発声で“サイコー”と登壇者ら&来場者たちが一つになって盛り上がり、それと同時に盛大に風船飛び交い、笑顔溢れる中、イベントは終了となった。

ストーリー
書店で万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・五十嵐色葉を助けたのは、2次元を愛する超絶オタク・つっつんこと筒井光。リア充の色葉から突然の告白を受けたつっつんは新手のイジメだと疑いながらも、正反対のふたりの交際がスタートして……!? 那波マオ原作の同名コミックを、映画『ヒロイン失格』チームが、中条あやみ主演、佐野勇斗共演で映画化。
『美女と野獣』ならぬ“美女とオタク“のありえない純愛の行方を描く、大爆笑&大号泣!いまだかつてない純愛コメディ!!

作品タイトル:『3D彼女 リアルガール』
出演:中条あやみ 佐野勇斗
清水尋也 恒松祐里 上白石萌歌 ゆうたろう
三浦貴大 / 神田沙也加(声の出演)
濱田マリ 竹内 力
監督:英 勉
原作:那波マオ 『3D彼女 リアルガール』(講談社「KCデザート」刊)
脚本:高野水登 英 勉
音楽:横山 克
主題歌:西野カナ「Bedtime Story」(SMEレコーズ)
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:3dkanojomovie.jp
コピーライト: (c)2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 (c)那波マオ/講談社

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