【レポート】映画『赤い雪 Red Snow』完成披露試写会に豪華キャスト&監督登壇!井浦新の現場での立ち振舞いに最敬礼

赤い雪 Red Snow

実際に起こった複数の事件からインスパイアされ、“10年に1本の脚本”と絶賛を浴びた映画『赤い雪 Red Snow』が2月1日(金)より公開となる。この度、1月7日(月)に東京の神楽座にて完成披露プレミアム上映会が行われ、W主演の永瀬正敏、菜 葉 菜、共演の井浦新、甲斐さやか監督が参加した。

目次

『赤い雪 Red Snow』東京完成披露試写会 舞台挨拶 概要

日程:1月7日(月)
時間:19:00開演 ※上映前舞台挨拶
場所:神楽座
(東京都千代田区富士見 2 丁目 13-12 KADOKAWA 富士見ビル 1F)
登壇者(敬称略):永瀬正敏、菜 葉 菜 井浦新、甲斐さやか監督

誘拐被害者の兄を演じた永瀬は「圧倒的な脚本力。読ませてもらって凄いなと。どんな方が書かれているのかと思ったら、こんなに可愛らしい方で…」と甲斐監督に微笑みながら「この映画が持つ世界観に惹かれまくりました。この世界観に身を置きたいと思った」と甲斐監督が執筆した脚本にベタ惚れ。長編映画監督デビューとなる甲斐監督の演出力には「まったくブレない」と絶賛で「自由にやらせてもらったけれど、甲斐監督には固い信念のようなものがあった。だから僕もブレることなく現場に立てた」と感謝した。
誘拐事件容疑者の娘役の菜 葉 菜は、甲斐監督と役柄について事前に深めていったというが「現場ではすべてがぶっ飛ぶくらいに追い込まれて、もがき苦しんでいました」と告白。それに永瀬は「280%くらいで現場に立っていた」と労をねぎらい、「役者とは、難しい役をやるとそれに没頭しすぎる。だからちょっかいを出したり、みんなでゴハンに誘ったり」と菜 葉 菜に対する気遣いを回想した。
そんな気遣いを率先して行った人物こそ、菜 葉 菜曰く「お父さんみたいだった」という井浦で「台本を読んだ時点でお二人の役は大変だと感じていたので、僕は空いた時間に周囲を散策して、ロケ地・山形の民芸資料館を見つけたりして、みんなにおススメしていました」(井浦)とロケ地ナビゲーターを買って出たという。さらに菜 葉 菜は「移動中の車内でも新さんがドライバーの横にいて、寝ないように常に声をかけていたり、道の間違いを指摘したり。車が故障したら新さんが車の整備までして…」と裏方として大活躍の井浦の姿を紹介。それに当の井浦が「モードに入っていましたね」と照れると、永瀬は「ここに僕らが立っているのも井浦さんのおかげです」と最敬礼だった。
もちろん俳優としても力を発揮しており、永瀬は「井浦君は僕の台本でのイメージを見事に超えて、人間としてぶつかっていた。それを見てゾクゾクしながら現場に立っていました」と俳優としての井浦にも最敬礼。井浦は「何かあるたびに後ろにいる永瀬さんに『大丈夫ですかね?』と相談していました」と謙遜していた。

これが長編映画監督デビュー作となる甲斐監督は「脚本をお渡しして、ご快諾いただけたのが本当に光栄。脚本を書いている途中から皆さんのことを勝手にイメージしていました」と望み通りのキャスティングだったと気色満面で「それにかなう作品にもなった」と完成に胸を張った。
また甲斐監督が初詣に本作のヒット祈願を行ったという話題になると、年末年始の過ごし方について永瀬は「田舎に帰って親父と二人で餅を焼いて食べていた」とニッコリ。菜 葉 菜は「今日初詣に行って、おみくじが大吉だった!これまであまり引いたことがなかったので、これは映画もヒットします!」とヒット確信。「ザ・お正月好き」という井浦は「大晦日は除夜の鐘を突きに行って、初日の出が見られるポイントにもスタンバイ。年越しそばも食べて、御餅を焼いて…日本の正月を味わいました」と元旦満喫に満足そうな笑みを浮かべていた。

ストーリー
ある雪の日、一人の少年が忽然と姿を消した。少年を見失った兄・白川一希(永瀬正敏)は、自分のせいで弟を見失ったと思いこみ、心に深い傷を負う。少年誘拐の容疑者と疑われた女の周りでは次々と怪しい殺人事件が起こるが、真実は闇へと落ちていった。30年後。事件の真相を追う記者・木立省吾(井浦新)が容疑者と疑われた女の一人娘・江藤早百合(菜 葉 菜)を見つけ出したことにより、「被害者の兄」と「容疑者の娘」の運命の歯車が大きく動き始める。一つの事件で深い傷を負った人間の、曖昧な記憶を辿る葛藤の中に垣間見えた真実は、それぞれの運命を予想もしない結末へと導いていく。
それぞれの記憶が氷解した先に見えたものは何か。全てを信じてはいけない。

作品タイトル:『赤い雪 Red Snow』
出演:永瀬正敏 菜 葉 菜 井浦新 夏川結衣 佐藤浩市
吉澤健 坂本長利 眞島秀和 紺野千春 イモトアヤコ 好井まさお
脚本監督:甲斐さやか
プロデューサー:浅野博貴 上野弘之 星野秀樹 菅谷英智
音楽:YAS-KAZ
制作:T-ARTIST
制作協力:ROBOT
制作プロダクション:トライアムズ
配給:アークエンタテインメント
2019年/日本/カラー/106分/DCP5.1ch/アメリカンビスタ
配給:アークエンタテインメント株式会社

公式サイト:https://akaiyuki.jp/
コピーライト:(c)『赤い雪』製作委員会

2月1日(火)テアトル新宿ほか全国順次公開ロードショー

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