【レポート】『アナログ』二宮和也が自画自賛!「自分史上最高値の“ありがとう”」 高橋惠子からサプライズで労いの花束贈呈

ビートたけしの純愛小説を実写映画化した『アナログ』(公開中)にて、主演の二宮和也、共演の高橋惠子、そしてタカハタ秀太監督登壇による大ヒット御礼舞台挨拶が都内映画館で実施された。

目次

『アナログ』大ヒット御礼舞台挨拶

日程:10月17日(火) 20:30~21:00 ※上映後舞台挨拶 ※ライブビューイング有り
会場:TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12(東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下)
登壇者(敬称略): 二宮和也/高橋惠子/タカハタ秀太監督

主人公の悟(二宮)と携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)。喫茶店で出会ったふたりが、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。いつの時代も変わらない愛の原点=〈大切な人にただ会える喜び〉を描いた、この秋一番の感動作だ。

この日の様子は全国102スクリーンに中継。二宮は嬉しそうに手を振りながら、全国に向かって挨拶。悟の母・玲子を演じた高橋とは初共演となったが二宮は「本当にずっと見ていた先輩。僕は素直に演じさせていただきました」と親子役に手応え。一方の高橋は「スクリーンやテレビで拝見して、ちょっと会ってみたい人だな、話してみたい人だな、面白そうな人だなと思っていました」と二宮の印象を明かし「すぐに親子になれたので流石だなと。撮影日数約1.5日で親子になれたのは二宮さんのお陰です」とこちらも親子役にしっくり来ていた模様。

ヒロインのみゆきとの恋だけでなく、本作には多くの“愛”が描かれており、悟と玲子の親子愛もその一つ。二宮は「手前味噌な話で申し訳ないけれど、どこからも出ないので僕から言いますが」と前置きしつつ、病室で母・玲子に感謝を伝える場面に触れて「あの時の『ありがとうございます』が自分史上で最高値を叩いているなと思った。完成作品を観た時に『あれ?彼何?やるじゃない。彼なんていうの?次使っちゃおうかな?』と。最高値の『ありがとう』が出ました」と自画自賛。するとタカハタ監督も「僕も現場でガッツポーズが出ました」と二宮史上最高の『ありがとう』だと認めていた。

また二宮はSNSでの反応について「母・玲子さんと一つのどら焼きを二人で食べようとして分けるシーンについて『小さい方を渡すんかい!』と書かれていた」と明かすと、高橋からは「小さい方を渡すのは思いやりです。だって入院している身ですよ?食べやすいようにあえて。大きい方を渡されてもねえ」とフォローされて、二宮は「そうですよね!あれは愛情ですよ!」と援軍を得て嬉しそうだった。

二宮とタカハタ監督は、今朝から大阪と名古屋で2回ずつ、計4回の舞台挨拶に参加してきた。全く疲れを見せない二宮はこの回の舞台挨拶が全国102スクリーンに中継されていることを知ると「大阪と名古屋の舞台挨拶は凄く楽しかったです、楽しかったですけど…帰ってきたらその何十倍というスクリーンに繋がっているという。ウルトラCでした」と言って観客を笑わせていた。

そんな弾丸舞台挨拶を頑張った二宮とタカハタ監督に、大ヒットのお祝いもかねて高橋からサプライズで労いの花束を贈呈。高橋から「素晴らしい悟を演じてくださってありがとうございます」というメッセージと共にブルーの花束を受け取った二宮は「ありがとうございます!ブルーでまさに『アナログ』っぽい」としみじみ喜んでいた。

最後に二宮は「心が温かくなる瞬間がいくつもある映画です。悟も含めて平凡な人たちが出てきますが、この作品を通して平凡は非凡ではないと改めて感じることが出来ました。今日はお母さんといるから余計に思いますが、伝えたいことは伝えておかなければいけないなと思いました」と実感。さらに「10月17日の今日は、わたくしの実の母親の誕生日です。『おめでとう』と伝えたら、『ありがとう』の5文字だけで…。さぞかしお忙しいんだろうなあ!」と報告して爆笑をさらっていた。

ストーリー
手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟。
携帯を持たない謎めいた女性、みゆき。
喫茶店「ピアノ」で偶然出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をする。
二人で積み重ねるかけがえのない時間。悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズする事を決意。
しかし当日、彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。
なぜみゆきは突然姿を消したのか。彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは。
ふたりだけの“特別な木曜日”は、再び訪れるのか――。

作品タイトル:『アナログ』
出演:二宮和也 波瑠
桐谷健太 浜野謙太 / 藤原丈一郎(なにわ男子)
坂井真紀 筒井真理子 宮川大輔 佐津川愛美
鈴木浩介 板谷由夏 高橋惠子 / リリー・フランキー
監督:タカハタ秀太
原作:ビートたけし『アナログ』(集英社文庫)
脚本:港岳彦
音楽:内澤崇仁
インスパイアソング:幾田りら「With」(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
製作:「アナログ」製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース AOI Pro.
配給:東宝 アスミック・エース

公式サイト:analog-movie.com
公式Twitter:@analog_movie
公式Instagram:@analog_movie
コピーライト:(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.

絶賛公開中

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