【レポート】『大怪獣のあとしまつ』山田涼介、大怪獣は「みんなで焼肉!」してあとしまつしたい!

大怪獣のあとしまつ

『大怪獣のあとしまつ』(2月4日(金)公開)のウルトラプレミアイベントが実施され、主演の山田涼介、ヒロインの土屋太鳳を始め、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行と三木聡監督が集結した。

映画『大怪獣のあとしまつ』ウルトラプレミアイベント

■日程:1月9日(日)(上映前舞台挨拶/観客有)
■会場:丸の内ピカデリー1
■登壇者:山田涼介、土屋太鳳、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行、三木聡監督 ※敬称略

映画を心待ちにしているファンの方々の温かい拍手に迎えられ、キャスト陣と監督が登場。
まずはキャスト陣・監督から一言ずつ挨拶が。山田「この作品はコロナの影響もあり色々なことが重なって完成まで約2年、2022年早々皆さんにお届けできることを嬉しく思っております」、土屋「明けましておめでとうございます。撮影開始から約2年、厳しい状況を乗り越えて完成したこの作品はまさに時代のヒーローとなる作品と感じています。特撮のエンターテインメントのパワーを是非楽しんでください」、濱田「本日はお越しいただきありがとうございます。おそらくどなたも観たことのないような特撮映画になっていると思います」、オダギリ「怪獣がやられたところから始まるという、今まで考えようともしなかった映画が三木さんの手で作られました。三木さんらしい面白い作品になっていますので楽しんでいってください」、西田「こんなぶっ飛んだ映画で皆さんとご縁ができるのを嬉しく思います。ゆっくり楽しんで、そしてびっくりしてください」、三木監督「出来上がった映画は俳優部の皆さんのお力もありスクリーンで観ていただきたいと思える作品になっています。表情ひとつひとつ大きな画面で楽しんでください」。

大怪獣のあとしまつ
大怪獣のあとしまつ

この日のステージは丸の内ピカデリーに新設された三面スクリーン全面に青空が広がり、壊れた街並みのジオラマセットに6m級の巨大な大怪獣の死体が横たわるどなど、映画の世界観を完全再現。迫力のあるステージにキャスト陣も驚きの表情を浮かべた。実際に映画に登場する大怪獣は全長155m、横幅380mにも及ぶ邦画史上最大級の超ド級サイズだ。

もし、本当にこの大怪獣の死体が現れたら、自分なら、どうあとしまつするか?>という質問に、山田は「日本全国から人を集めて怪獣で焼肉!食べる!みんなで集合してこの部位美味しいねなんて…美味しかったらですけど(笑)」と回答。劇中では山田演じる帯刀アラタが怪獣の上に登るシーンがあるが、MCから「Hey! Say! JUMPのメンバーで怪獣の上で歌って踊るのはいかがですか?」と聞かれると、「確かに派手ですけど、足元が不安定なのでちょっと厳しかな」と笑う山田。

土屋は「現実では難しいので…某光の巨人的な特撮ヒーローを召喚して他の星で専門の科学者たちに解決してもらう!」と特撮好きならではの回答を。また、濱田からは「上野に飾る」というユニークなアイディアが飛び出した。オダギリは「片付けるという発想が人間のエゴなのかもしれない。いつか大地に還るかも」と深みのある回答が。最後に西田は「山田君と被る部分もあるので…」とおもむろにフリップを出すと、なんと怪獣の身体に部位の名称が書かれた絵で図解!「これから食糧的に困難な状況になるのを考慮して。背中のとげとげは軟骨なんです。美味しく柔らかく煮込んでいただいて(笑)何人分の食料ができるのか、楽しみです」と笑顔で語った。

大怪獣のあとしまつ
大怪獣のあとしまつ
大怪獣のあとしまつ

続いて、新年を迎え、キャスト陣が今年こそは「あとしまつしたい」事についても発表。まずは西田から<ボーっとしないでしっかり生きる!>と書かれたフリップが。「きっちり生きていたせいか、やり残したことは特にないのですが、2022年気持ちをあらたに新年の目標を書いてみました」。つづくオダギリは<パソコン>と回答。なかなか捨てる方法がわからず、家に歴代5台くらいあると言う。三木監督からは役所に持っていくとオリンピックで使用するメダルの材料にできるという豆知識も飛び出した。

濱田があとしまつしたいのは<昨日飲み残したコップ>。「まだ正月ボケが治っていなくて、沢山お酒を飲んでしまって、今日は散らかしたまま出てきてしまったので片付けたい」と直近のエピソードを披露。土屋は<人間関係(良い意味で)>。「ありがたいことに忙しくさせていただいており、お世話になった方々に御礼を伝えられていないのでしっかり伝えて、未来に繋げていきたいです」というポジティブな意味だそう。

そして山田があとしまつしたいのは<引越しのダンボール>「最近引越したわけではないんですけど、引越したあとに何個か未開封の箱があって。全く開けていないので何が入っているのかよくわからないんですよ。それをあとしまつしたいです」最後に監督は<「言わないでね!」のあとしまつ>と回答。妻とご飯を食べに行った時、”この話、言わないでね!”と言ったことを次の日”ねえ知ってる?”と早速話されてしまったという。

大怪獣のあとしまつ
大怪獣のあとしまつ

最後に、登壇者を代表し山田がこれからご覧になる皆様へ「色々な苦難を乗り越えてようやく完成しました。最高の三木ワールド全開な空想特撮エンターテインメント。ラストはえーって言いたくなるようなラストです。今日お越しいただいた皆様は、結末は自分の心の中にとどめて誰にも”言わないで!”おいていただけるとありがたいです!是非映画を楽しんでいただけたらと思います」と述べ、イベントは締めくくられた。


誰もが知る“巨大怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語。
「この死体、どうする?」

物語は、人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、大きな光に包まれて死んでしまうところから始まる。未曾有の国家的危機は去ったかに見えたが、果たして、この巨大な死体を、誰が、どうやって、処理するのか…?

前代未聞の緊急事態を前に、特務隊員の帯刀アラタ(山田涼介)は誰も経験したことがない巨大怪獣の死体の“あとしまつ”を命じられる。そんな彼を見守るのが、環境大臣秘書で、かつては特務隊にも所属していた雨音ユキノ(土屋太鳳)。ユキノの夫で、真相究明のために暗躍する総理秘書官・雨音正彦(濱田岳)。ドレッドヘアが特徴的な元特務隊であり爆破処理のプロ、ブルース(オダギリジョー)。大怪獣の死体処理という未曽有の難問に立ち向かい翻弄される内閣総理大臣・西大立目完(西田敏行)。

ストーリー
人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。――この死体、どうする?――
人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。
国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。
爆発すれば国家崩壊。終焉へのカウントダウンは始まった。絶望的な時間との闘いの中、
国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、3年前に突然姿を消した過去をもつ1人の男…。
彼に託された<使命>とは一体?果たして、爆発を阻止することができるのか――!?
前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、ある男の”極秘ミッション”を巡る空想特撮エンターテイメントが、今、動き出す。

作品タイトル:『大怪獣のあとしまつ』
出演:山田涼介 土屋太鳳
濱田岳 眞島秀和 ふせえり
六角精児 矢柴俊博 有薗芳記 SUMIRE 笠兼三 MEGUMI
岩松了 田中要次 銀粉蝶 嶋田久作 笹野高史
オダギリジョー 西田敏行
監督・脚本:三木聡
特撮監督:佛田洋(「仮面ライダー」シリーズ)
VFXスーパーバイザー:野口光一(『男たちの大和』)
怪獣造形:若狭新一(『平成ゴジラ』シリーズ)
企画・配給:松竹 東映

公式サイト:daikaijyu-atoshimatsu.jp
公式Twitter:@daikaijyu_movie
公式Instagram:@daikaijyu_movie
コピーライト:(C)2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会

2022年2月4日 全国ロードショー

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