『デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」』劇場上映記念!第4章~第6章一挙上映会オフィシャルレポート

デジモンアドベンチャー tri.

「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して製作された、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編、全6章で描く最新作『デジモンアドベンチャー tri.』。
舞台は、異世界・デジタルワールドへ渡ったあの夏の冒険から6年後。高校生になった主人公・八神太一をはじめ、成長した“選ばれし子どもたち”の冒険が描かれる。2015年に上映した第1章「再会」から第5章「共生」までの累計興行収入は7.5億円、動員数48万人を記録し、ヒットを続けている。そしていよいよ最終章となる第6章「ぼくらの未来」が、2018年5月5日(土)より劇場上映される。
本作の劇場上映を記念した第4章~第6章一挙上映会が行われ、第4章「喪失」の上映時には元永慶太郎監督をはじめ、「デジモンシリーズ」のキャラクターデザインを務める渡辺けんじ、制作の上田慎一郎、プロデューサーの木下陽介らスタッフ陣が登壇した生コメンタリーを開催した。

目次

『デジモンアドベンチャー tri.』第4章~第6章一挙上映会

日時:4月20日(金)
会場:新宿バルト9(東京)
登壇:元永慶太郎、渡辺けんじ、上田慎一郎、木下陽介(※敬称略)

画像01

会場に集まった大勢のファンによる温かい拍手と共に監督の元永慶太郎さん、「デジモンシリーズ」のキャラクターデザインを務める渡辺けんじさん、制作の上田慎一郎さん、プロデューサーの木下陽介さんが登壇。
『tri.』シリーズならではのキャラクターである西島大吾と姫川マキについて木下プロデューサーから聞かれた元永監督は「西島と姫川は、太一たち“選ばれし子どもたち”とは対になる存在。大人になった“選ばれし子どもたち”をイメージしました」とコメント。また同じく『tri.』シリーズから登場するデジモン・メイクーモンについて渡辺さんは「実は元永監督が飼っている猫がモデルです」と意外なデザインのモデルを明かしている。続いて話題は、お気に入りのキャラクターについてのトークに。元永監督は「僕らスタッフの中で一番人気は、山田きのこ(パルモン役)さんです!」と、キャラクターではなくパルモン役の山田きのこさんが大人気。これには渡辺さんも「キャラクターじゃないというね(笑)」とコメントし、会場のファンから笑いが起こった。
また第4章ではデジモンたちの記憶が全て失われてしまうリブートが起こった後の物語となるが、木下プロデューサーから劇中のシーンについて「ガブモンのセリフでヤマトに“くん”付けをさせたのはどういった意図ですか?」と質問が飛ぶと、元永監督は「これまでにやったことがない、『無印』(初代「デジモンアドベンチャー」)とは対になることに挑戦しました」とその演出の意図について回答した。
さらに迫力のバトルシーンでは、元永監督は「バトルシーンでは、特別な時以外はCGを使わないようにしていて、できるだけ作画で描くようにしました」とこだわりについて語る。上田さんも「制作を担当していて、6章のバトルシーンが一番大変なシーンでした。是非注目してください」と会場に集まったファンにアピール。
最後に、元永監督は「“選ばれし子どもたち”が大人になる瞬間を描いているつもりですので、そこを感じ取っていただけたら嬉しいです。現場スタッフの想いが思い切りつまった6章となっております。楽しんで観てもらえたらと思います」とコメント。渡辺さんも「こうして6章まで続けてこれたことをスタッフの皆さんに感謝を申し上げます」と感謝の言葉を述べ、舞台挨拶を締めくくった。『デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」』は、5月5日(土)より全国17館にて3週間限定劇場上映開始される。

作品タイトル:『デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」』
画像02キャスト:花江夏樹 坂本千夏 ほか
監督:元永慶太郎
シリーズ構成:柿原優子
キャラクターデザイン:宇木敦哉 ほか
上映館:札幌シネマフロンティア、MOVIX 仙台、新宿バルト9、渋谷TOEI、T・ジョイPRINCE 品川、TOHO シネマズ 上野、横浜ブルク13、MOVIX さいたま、T・ジョイ蘇我、シネシティザート、TOHO シネマズ 浜松、109シネマズ名古屋、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、広島バルト11、T・ジョイ博多、鹿児島ミッテ10
製作:東映アニメーション
配給:東映アニメーション・東映

公式サイト:http://digimon-adventure.net/
コピーライト:(c)本郷あきよし・東映アニメーション

5月5日(土)より全国17館にて3週間限定劇場上映

目次