「A24」史上No.1ヒットとなる全世界興収1億ドルを突破した最新作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(3月3日(金)公開)の公開直前ライブ付きイベントに、広瀬香美、パワーパフボーイズ(AO、KAN、naoto)、こがけんが登場した。
イベント概要
日程:2月16日(木)
登壇者(敬称略):広瀬香美、こがけん、パワーパフボーイズ
場所:東京カルチャーカルチャー
A24が贈る全人類未体験のSFアクションが誕生。カオスが導くかつてない映画体験にバースジャンプ!ある日突然、宇宙一の悪党と闘うためにマルチバースに放り出されたおばさんの運命は?
「マルチバース」と「カンフー」が融合した、かつてないほどカオスな世界観で繰り広げられるという異色作でありながら、まさかの超感動作として本年度ゴールデン・グローブ賞では主演女優賞(ミシェル・ヨー)、助演男優賞(キー・ホイ・クァン)の2部門を受賞。さらに先日のアカデミー賞では作品賞を含む10部門11ノミネートの最多ノミネートを果たした本作。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でもキレのあるアクションを魅せたミシェル・ヨーを主演に、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『グーニーズ』で当時一世を風靡したキー・ホイ・クァン、『ハロウィン』シリーズ、『トゥルーライズ』のジェイミー・リー・カーティスが共演。
監督は『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン(通称:ダニエルズ)。さらに製作には世界的メガヒット作『アベンジャーズ』シリーズの“ルッソ兄弟”ことアンソニー&ジョー・ルッソが名を連ねる。
その劇中でキー・ホイ・クァンが演じたウェイモンドをイメージしたファッションで登場したこがけん。キー・ホイ・クァンは『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』の子役として知られており、こがけんは「そんな彼が武術指導などの裏方をやりながら、もう一度役者をやりたいとオーディションで今回役を勝ち取った。それもあるのでカンフーシーンは涙が出ました。裏方として武術指導をやっていた過去がここで回収されるのかと…」と大興奮。
また、こがけんは本編を鑑賞した感想を「オーマイガー!本当に面白かった!」と持ちネタフレーズを交えて表しながら「アクションもあるけれど、テーマはラブ!カオスな設定で大風呂敷を広げるけれど、流れに身を任せながら見れば納得できるわかりやすさもある。感動しながら笑って、アクションシーンで手に汗握り。複数の感情が同時に廻った経験は初めて」と前のめりで大絶賛。
さらに、本作がアカデミー賞で最多ノミネートを果たしていることにも触れ「まさに大快挙!」と祝福し、「アカデミーは映画をテーマにした作品がノミネートされる傾向にある。本作も色々な映画のオマージュや映画愛が溢れている。映画好きのハートに突き刺さるという意味でノミネートされたと思う」と鋭く分析した。
そんな本作の日本版イメージソングは、広瀬による楽曲「プレミアムワールド」。この日は本作とのコラボMVで見せるダンスの振り付けを担当したパワーパフボーイズと共に、広瀬が同曲を生歌唱。カオスなダンスと美声を効かせたパフォーマンスが終了する瞬間には、こがけんもステージに飛び入りし、5人でカオスなポーズを決めた。
生ライブを終えた広瀬は「もう感動的でした!このような形でお招きいただいて曲を披露できるとは思ってもいなかったので、記念すべき一瞬でした」と嬉しそう。
この楽曲は広瀬がデビュー30周年を迎えたことから「挑戦」をテーマに制作したというが、「この度のコラボのお話をいただいて映画を観て納得しました。もはやこの曲は本作のために作ったと思うようになりました。歌の世界観と映画の内容がピッタリ!」と運命を感じた様子。振り付け担当のパワーパフボーイズも「僕らの振り付けもカオスな映画の世界観に偶然ハマった」とビックリ。パフォーマンスに圧倒されたこがけんは「みなさんこの映画に出演してもおかしくない!キャラは負けていませんよ!」と感激していた。
第80回ゴールデン・グローブ賞の最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ)に輝いたミシェル・ヨーの受賞スピーチに感銘を受けたという広瀬。「彼女は女性の代表として私たちが言えなかったことを力強くコンパクトにまとめて言葉にしてくれた。彼女は努力や苦労や切なさや悔しさを日々感じていて、しかもそれをいつでも取り出せるような状態にしている。そこが同じ女性として憧れる。私も30年この仕事をやっていますが、ミシェルは憧れであり、目標。彼女を先輩として力強い女性を代表するような人になっていかなければと思いました」としみじみ。
広瀬は昨年歌手生活30周年を迎えたが、劇中で奮闘するミシェル・ヨーの姿に刺激を受けたそうで「私も彼女を見習い、チャレンジし続けるアーティストに成長していきたい」と抱負。こがけんから「来年には劇中のミシェルのように目が増えていることもあるんですか?」と聞かれると「アハハ!それも考えてみたいと思います!我らカオス軍団として世にカオスを広げていきたい!」と豪快に笑っていた。
そんな中、こがけんが「別の世界線にて中途採用でオフィスにやってきたミシェル・ヨーに一目惚れしたキー・ホイ・クァン」という本作にちなんだオリジナルモノマネを披露。例の如く「オーマイガー!」でオチをつけたこがけんに対し、広瀬は「こがけんさんが一番カオス!すべて持って行かれた!優勝です!カオス!」と褒めて、こがけんは「もはやカオスが誉め言葉になりました!もうカオスですね!」と手応えバッチリという表情だった。
「A24」が放つ「カンフー」と「マルチバース」の融合が全人類を救う感涙のアクション・エンターテイメント『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、3月3日(金)より全国ロードショー。
ストーリー
経営するコインランドリーは破産寸前…ボケているのに頑固な父親、いつまでたっても反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン(ミシェル・ヨー)は、まさに人生どん底状態。更に税金申告の締め切りが迫りテンパりモードな彼女の前に、突如“別の宇宙(ユニバース)から来た”と名乗る夫・ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)が現れ、事態は急展開!大混乱するエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚愕の使命を背負わせるウェイモンド。そんな“別の宇宙の夫”に言われるがまま、ワケも分からずマルチバース(並行世界)にジャンプした彼女は、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れ、まさかの救世主に覚醒!?予想も常識も遙かに超えた、全人類の命運を掛けた壮大な闘いが、今、幕を開ける!!
作品タイトル:『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
出演:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス
監督:ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート『スイス・アーミー・マン』
配給:ギャガ
公式サイト:https://gaga.ne.jp/eeaao/
公式Twitter:@eeaaojp
公式Instagram:@eeaaojp #映画エブエブ
コピーライト:(C) 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
3月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー
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