9月28日(金)にいよいよ公開となった劇場版『フリクリ プログレ』。本作の公開を記念して、TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶が開催され、雲雀弄ヒドミ役の水瀬いのり、井出交役の福山潤、雲雀弄ヒナエ役の井上喜久子ら豪華声優陣が登壇した。
劇場版『フリクリ プログレ』初日舞台挨拶 概要
日時:9月28日(金) 21:30 マスコミ受付/ 22:00 舞台挨拶(30分)
場所:TOHOシネマズ日比谷 SC12(東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下1F)
ゲスト(※敬称略):水瀬いのり(雲雀弄 ヒドミ役)、福山潤(井出交役)、井上喜久子(雲雀弄ヒナエ役)、MC 柳原哲也(アメリカザリガニ)
初日を心待ちにしていたフリクリフリークの観客に盛大に迎えられた水瀬いのり(雲雀弄ヒドミ役)、福山潤(井出交役)、井上喜久子 (雲雀弄ヒナエ役)ら3名の声優陣。井上さんの冒頭ご挨拶では、恒例の「井上喜久子17歳です、おいおい!」挨拶に対しても、完全に息の合ったツッコミで、冒頭からゲストとのシンクロ率が高いイベントとなった。
ご自身の演じたキャラクターについて(キャラクターの印象、共感する点など)
水瀬さん:この作品でたくさんの顔をもった女の子を演じさせていただいたので、誰か一人には必ず共感を得て欲しいなと思います。思春期特有の両親にそっぽ見せるところや、井出くんにはクールに立ち振る舞うギャップ。大人らしさと子供らしさの両面を持ったキャラクターなので、私も14歳でデビューして心は23歳のような振る舞いをしていて、甘えたいけど甘えられないところがあるので、そういうところがヒドミににているかもしれません。
福山さん: 最初は、不屈のバイタリティのある青年だとは思いませんでした。自分と近い近くないは置いておき、超人めいた精神力は、子供の頃に見ていたヒーローのような姿でした。ただ、心の機微は全くわかっていないですからね笑。
井上さん: ヒドミちゃんの普通のお母さん役ですからね笑。
作品の中で印象に残っているセリフやシーン
水瀬さん: 学校で適性検査をさせられるシーンです。ヒドミは動じずでしたが、私はかなり動じていました笑。井出くんと二人でニアミスなシーンがあったりとか、メインのキャラクター以外のセリフにも伏線があるのではと感じてしまうので、ぜひ細かなところもご覧いただきたいです。林原さんが監督や音響さんの指示ではなく、ご本人のアドリブの演出というところも素晴らしいです!
福山さん: いかがわしく聞こえますけど、「すごいよ、すごいよ」だけで演技しているシーンなどありますから笑。細かいネタが散りばめられているところなどが大好きです。
井上さん: 見所満載すぎて困っちゃいます。先生の授業が本当にたまらないです。あんな先生がいたら、生放送でずっと聴いていたいです。特に好きなシーンがヒドミちゃんが「あふれちゃう!」と言って、井出くんが「今度はなに!?」といってヒドミちゃんのある部分から溢れ出すシーンなどが面白かったです。
本作の魅力を一言でお伝えするとしたら、どういった部分か
水瀬さん:(一言では言えないので)劇場へ!
福山さん:真っ直ぐなラブストーリー
井上さん:青春は爆発だ!
公開日より配布の入場者プレゼントは、主題歌を担当したthe pillowsとのスペシャルコラボ・ステッカー。28日初日より上映劇場でグッズも販売中。ぜひ劇場で、フリクリにダイブして頂きたい。
「フリクリ」 概要
全世界待望「フリクリ」の完全新作!伝説のアニメが再び世界を揺るがす!
2000年、全6巻のOVAとして発表され、たちまち世界中のアニメファンを熱狂させた名作 「フリクリ」。鋭いデザインワーク、予測のつかない演出、そして「the pillows」のオルタナティヴ・ ロックのメロディーを乗せたダイナミックなアクションシーンの数々は、日本国内だけではなく、全世界に大きなインパクトを与えた。その「フリクリ」が2018年、新たに劇場版「フリクリ オルタナ」、劇場版「フリクリ プログレ」として公開される。新作の制作にあたっては、スーパーバイザーを「フリクリ」の生みの親・鶴巻和哉、キャラクター 原案を貞本義行が務め、the pillowsが主題歌・挿入歌を提供する。
劇場版「フリクリ オルタナ」の監督には、「幼女戦記」で重厚な戦闘描写を描き、「パンチライン」ではポップな演出を見せた上村泰が務める。そしてOVAシリーズに引き続きハルハラ・ハル子を新谷真弓がパワフルにクレイジーに演じる。 劇場版「フリクリ プログレ」の監督には、荒井和人・海谷敏久・小川優樹・井端義秀・末澤 慧・博史池畠ら6名のフリクリ愛溢れる個性豊かなクリエイターが集結。劇場版「フリクリ プログレ」ではなんとハル子が二人に分裂する。そのうちの1人、ハルハ・ラハルを林原めぐみ が、もう一人のジンユを沢城みゆきが演じる。狂信的なフリクリ愛を持つクリエイターたちによ る劇場版「フリクリ オルタナ」、劇場版「フリクリ プログレ」 。ダイナミックでソリッドでポップにスクラップしつつビルディングする本作で、再び世界を驚愕させる―…はず!
ストーリー
ありとあらゆる命題に明確な答えを用意せず、生理的欲動の充足のみをシコシコ満喫しその日暮らすような説得力ゼロ青少年たち。その中でなんてことない日常を過ごすヘッドフォンの少女ヒドミ。彼女が轢かれた夜、クラスメイトの少年・井出の額から巨大ロボットが出現した!ハル子から分裂したラハルとジンユと出会い、〝特別なことなんてない日常〟が終わりを告げる―!!!!!
作品タイトル: 劇場版『フリクリ プログレ』
キャスト:
ハルハ・ラハル:林原めぐみ
ジンユ:沢城みゆき
雲雀弄ヒドミ:水瀬いのり
井出 交:福山 潤
森 吾郎:村中 知
マルコ野方:中澤まさとも
アイコ:黒沢ともよ
雲雀弄ヒナエ:井上喜久子
マスラオ:大倉孝二
アイパッチ:菅生隆之
屯吉:浦山 迅
花枝タミ:鈴木れい子
監督:荒井和人/海谷敏久/小川優樹/井端義秀/末澤慧/博史池畠
脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行
キャラクターデザイン:久保田誓
サブキャラクターデザイン:米山舞
メカデザイン:押山清高(スタジオドリアン)
プロップデザイン:村山章子/久原陽子
美術監督:荒井和浩
色彩設計:有澤法子
CGディレクター:高柳陽
撮影監督:田中宏侍
編集:濱宇津妙子
音楽監督・音楽:R・O・N
音響監督:なかのとおる
主題歌:the pillows「Spiky Seeds」
スーパーバイザー:鶴巻和哉
総監督:本広克行
アニメーション制作:Production I.G
製作:劇場版フリクリ製作委員会
配給:東宝映像事業部
公式サイト:flcl-anime.com
コピーライト: (c) 2018 Production I.G/東宝
劇場版「フリクリ プログレ」 公開中