【レポート】本格的ゴジラ展『ゴジラ特別展in台湾』が台北で開催!初日から2日間で4,000人以上が来場する大盛況っぷり

ゴジラ特別展in台湾第1作の『ゴジラ』(1954)が公開されてから64年。現在までに国内で計29作品が製作され、第29作目にあたる『シン・ゴジラ』で、シリーズ累計観客動員数はついに1億人を突破し、邦画実写シリーズ作品での歴代最高記録を達成。昨年は、初となるアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』が大ヒットを記録、第2弾『GODZILLA 決戦機動増殖都市』も大ヒット公開中、さらに2019年にはハリウッド版『GODZILLA2(仮題)』も公開予定と、ますます注目を集めている「ゴジラ」。
映画以外にも、昨年は初となる誕生祭「ゴジラ・フェス2017」が大成功、また新宿には初の常設店「ゴジラ・ストア Tokyo」がオープン。今年、3月には日比谷シャンテリニューアルオープンに合わせ、「合歓の広場」が「ゴジラスクエア」として生まれ変わり、その中心には“日比谷ブロードウェイ”の守り神として、新たなゴジラ像も設置された。
この度、海外で初となる本格的ゴジラ展、ゴジラ映画の世界観や日本の特撮映画制作のクリエイティビティの現場を再現した体感型イベント『ゴジラ特別展in台湾』が2018年6月30日(土)~9月16日(日)の間、台北市・松山文創園区1号倉庫にて開催されている。

会場では、年代ごとの象徴的なゴジラのデザインの変遷が分かる造形5体と共に紹介され、ゴジラの歴史を知ることのできる「ゴジラ31作品の伝説」、実際に撮影に使用された航空機や戦車、ゴジラ造形、クリエイターたちが使っている道具などを海外に初めて倉庫ごと移設し展示した「スタジオツアークリエイターズルーム」、ゴジラ映画の撮影が行われた東宝の撮影スタジオをそのまま再現した「第9スタジオ」、さらにはゴジラ映画の世界観を1/1スケールで表現、ゴジラによって破壊された街、粉塵や焼け焦げた匂い、ゴジラを追うヘリコプターの音、地響きや煙などでゴジラの世界を体感できる「瓦礫の街、ゴジラとの遭遇」など、様々な”体感”ができる展示が行われている。そして、台湾でのイベントならではとも言える、台湾の象徴である巨大タワー“台北101”などの街並みを再現、台北市内に上陸する5mを超えるゴジラのジオラマは本イベント最大のフォトスポットとなっている。

初日となる6月30日(土)には、オープン前から老若男女問わず100人以上の来場者が行列を作り、はるばる日本から駆け付けたファンの姿も。

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ゴジラが会場の外に飛び出すと、来場したファンや近くを通りがかった人は大興奮の様子で一斉にカメラやスマートフォンを向けての撮影がはじまり、大盛り上がりとなった。

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また、開場内にある「ゴジラ特別展“ゴジラショップ”」では、ここでしか手に入らない限定商品を含め、世界最大級となる約150点以上のゴジラグッズが販売されている。台湾イベント限定『ムービーモンスターシリーズ シン・ゴジラ」限定カラーVER.』や「イベント限定タオル」などの商品が特に人気を集めた。初日から2日間だけで4,000人以上が来場する大盛況となっている。海外で初となる本格的ゴジラ展『ゴジラ特別展in台湾』は9月16日(日)まで台北市・松山文創園区1号倉庫にて開催中だ。

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『ゴジラ特別展in台湾』プレス発表会を開催

6月29日(金)には、オープンに先駆け、主催のudnFunLifeCo., Ltd.、共同企画の株式会社バンダイ、株式会社東宝映像美術、監修の東宝株式会社、制作のJBNE DESIGN によるプレス発表会が実施された。

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登壇者コメント

聯合數位文創股份有限公司(udnFunLifeCo., Ltd.)Chariman & General Manager Owen Leeさん
「ゴジラ」シリーズの映画は1954年初登場以来、もはや60年の歴史を越え、日本の特撮映画として不動の地位となっています。今回はそんな「ゴジラ」の特別展を開催できることをとても光栄に思っています。東宝様に今回の展覧会を監修・制作して頂き、展示品は日本から11個のコンテナで運んでくださいました。特別に台湾へ上陸する「ゴジラ」のジオラマを作成して頂き、東宝様には感謝の気持ちでいっぱいです。また場内では歴代の「ゴジラ」を見ることができるだけではなく、東宝様の撮影スタジオをそのまま再現しました。中には多くの貴重な資料があり、「ゴジラ」の制作過程を知ることもできます。「ゴジラ」ファンのあなたなら絶対に見逃せません!さらに“ゴジラショップ”では、
日本より多数のフィギュアやグッズをご用意しており、「ゴジラ」の商品を全てコレクションできてしまうほど多数のラインナップとなっております。今年の夏は是非この特別展にご注目下さい!

㈱バンダイ 執行役員 メディア部 ゼネラルマネージャー 金木 勲さん
今回の「ゴジラ特別展」は台湾の皆さんに驚いて頂けるように最新の技術、特別な仕様で展開しておりますので是非ご期待ください。物販コーナーも非常に充実しております。会場でしか手に入らない限定グッズもたくさんありますので是非お気に入りの逸品を探して頂けると私たちも嬉しいです。この展示会を機会に台湾でも「ゴジラ」ファンが一層増えてくれることを願っています。

㈱東宝映像美術 企画営業部 次長/企画営業室長 郡 眞剛さん
今回会場は大きく2つのブロックで構成しています。我々が通常撮っている映画の企画から造作、撮影のブロックと、皆さんが今度はアクターになって実際に体験してもらうこと、その2つのブロックで成り立っています。
我々日本人のスタッフが何人か来ているのですが、Udn(聯合數位文創股份有限公司)さんをはじめとする台湾の優秀なスタッフの方々のおかげで高いクオリティーで再現することができました。とても感謝しています。この見どころがたくさんある「ゴジラ」のイベントがついに台湾に上陸しましたのでぜひ楽しんでください。

東宝㈱ 映像本部 映像事業部 映像企画室 企画制作グループ キャラクターチーム チームリーダー 広瀬 真さん
今日は台湾で初めて開催する「ゴジラ特別展」で皆さんにお会いできて、とても嬉しく思っております。昨日台湾に到着し松山の街を歩いていたのですが、古い建物、新しい建物が共存していてとても魅力的な街だと感じました。これは「ゴジラ」にも似ていると思います。「ゴジラ」は来年2019年に誕生して65周年を迎えますが「ゴジラ」がこれだけ長く愛されてきたのは古くて伝統があるから、というだけではなくて2016年に公開した『シン・ゴジラ』や現在展開しているアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』のようにその時代にお客様に喜んで頂けるエンターテインメントを提供してきたからだと思います。台湾では日本のアニメーションや漫画が人気だと聞いていますが、「ゴジラ特別展」を機会に日本と言えばアニメ、漫画、だけなく「ゴジラ」や他にも特撮の素晴らしい作品があることを感じて頂けると嬉しいです。

JBNE DESIGN 齊藤基樹さん
今回、私たちは台湾の地で「ゴジラ」の大きな展覧会を開催するというビッグチャンスを頂きました。私たちは「ゴジラ」が一体どのような存在なのか、台湾の皆さんに具体的なイメージを実感しお持ち帰り頂くことを目指して、力を合わせて制作してきました。ですから会場の中には「ゴジラ」の魅力がたくさん凝縮されています。まず「ゴジラ」の長い歴史を感じて頂き、次に「ゴジラ」映画の撮影現場に立ち会って頂きます。
そして、あたかも「ゴジラ」の映画の中に入り込んだかのような体験も、皆さんにして頂きたいと思います。勿論、特撮という日本で独自に発展した映画の展示会になりますので、随所に面白い撮影スポットがたくさんあります。是非皆さん、ご自分が映画のカメラマンになったつもりで、映画のワンシーンのように味のある写真を撮って、お楽しみ頂きたいと思います。

『ゴジラ特別展in台湾』 概要

会期:2018年6月30日(土)~9月16日(日)
会場:松山文創園区1 号倉庫(台北市信義区光復南路113号)
主催:聯合數位文創股份有限公司(udnFunLifeCo., Ltd.)
監修:東宝株式会社
企画協力:株式会社バンダイ
企画製作:株式会社東宝映像美術株式会社、JBNE DESIGN
展示協力:酒井ゆうじ造型工房
入場料:当日券320台湾ドル(2018年6月30日~9月16日)
台湾公式サイト:https://udesign.kktix.cc/events/godzella-4g5ws4g

コピーライト:TM&(c)TOH O CO., LTD.
ゴジラ・ストア公式サイト: http://godzilla.store

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