シリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(5月3日(水・祝)日本公開)の大壮行会イベントが開催され、吹替声優を務める山寺宏一(ピーター・クイル役)、加藤浩次(ロケット役)、遠藤憲一(グルート役)、秋元才加(マンティス役)が全身銀色の“ギャラクシースーツ”に身を包んで登壇した。
これまでなんだかんだで銀河を救ってきた落ちこぼれチーム《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》のラストバトルが描かれている本作。ついにラストを迎えることに山寺は「自分が声を入れているのでもちろん思い入れも強いのですが、そうでなくてもとにかくこのシリーズの大ファンなんです!嬉しい想いもありつつ、これがラストだと思うと本当に寂しいですが、沢山の方に観てもらいたいです」とシリーズに対する熱い想いを告白。加藤は「本作で3作目になりますけど、本当に間違いなく一番面白いです!!マジで!これだけは伝えてほしいです」と自信を見せた。
遠藤は「グルートは『ボクはグルート』しか言わないので、あっという間に終わる仕事かと思って受けたのですが、9年間もやってて。このキャラクターをこんなに引っ張ると思っていなかったので、びっくりです」と、秋元も「作品を通してガーディアンズの絆がどんどん深まっていくのを感じています。集大成としてファンとしても楽しみにしています!」と、それぞれ本シリーズに抱く想いを語った。
そして加藤はギャラクシースーツについて「この格好嫌なんですよ(笑)おっさん3人でこの格好きつくないですか(笑)映画自体は面白いのに…恥ずかしい(笑)」と本音を告白し、会場を盛り上げる。
さらに早速、今回の壮行会イベントのためにクリス・プラットとジェームズ・ガン監督から届いたスペシャルメッセージ映像が流れ、クリスは「日本のすばらしい声優のみんな!山ちゃん、コージ、ケンイチ、サヤカ!お揃いのギャラクシースーツ、最高に似合ってるね!みんなに会いたかったよ」と、監督は「日本のガーディアンズは君たちだ!ラストバトルに向けて最高に盛り上げてくれ!」と語り、吹替声優陣のテンションもMAXに。山寺は「名前言ってもらえるってうれしいですね!また機会があれば直接会いたいです」と嬉しさを炸裂させた。
個性派ぞろいの吹替声優陣について、リーダーとして約9年間に渡りチームを束ねてきた山寺は「一筋縄ではいかないメンバーですよ。束ねられるわけないじゃないですかこのメンバーを(笑)」とその想いを明かすも、加藤は「アフレコ時には山寺さんの声が既に入ってるので、すごくやりやすいんですよ!そういう意味では束ねられてますよ」と明かした。
そして本作は、加藤演じる銀河一凶暴なアライグマ・ロケットが最後にして最凶の敵を前に命の危機にさらされてしまう。ガーディアンズはロケットの命を救うべくラストバトルに臨むが、加藤は「なぜあんなに凶暴な性格で、メカに強いのか、ロケットにまつわる色々な謎の答えが本作では明らかになります」と本作でカギを握るロケットについて言及。
そんなロケットの相棒であり、台詞は「ボクはグルート」のみの樹木型ヒューマノイド・グルートを演じている遠藤は「グルートは大きくなったり小さくなったり、言葉はひとつだけどそこに感情を乗せなくてはならないので、やりがいがあるところでもあり、難しいところでもありますね。ただ女房には『グルートに関してはヴィン・ディーゼルさんだけでも良かった気がする』と言われたけど…(笑)」と意外なエピソードを語った。すると加藤は「遠藤さんにしか演じられないですよ!」と言い、普通の時、子供の時、中学生の時、最新作でのグルートの演じ方の違いを試させるも、遠藤はまったく同じ「ボクはグルート」を披露し会場を盛り上げた。
そして心を読むことができるマンティスを演じる秋元は「大活躍していて嬉しいです!前作よりも能力が増して、ガーディアンズとのコミュニケーションも多くなったので、頑張りました。ドラックスとの面白い掛け合いにも期待してほしいです!」と語った。
そして、ガーディアンズがこれまで築いてきた家族を超える絆にちなみ、<大切な人との絆を深めるために必要なこと>を問われると、秋元は【本音で語る】と、遠藤は【ダメなところをさらけ出し合う】と回答。「だめなところだらけなので…」と言うと加藤が早速「そんなことないですよ!良いところありますよ、額の形とか、目頭のしわとか」と謎のフォローを挟み、会場を笑いに包んだ。そんな加藤は【下着の共有】と、とんでもない答えで会場は驚愕。「嘘です、ただ面白いと思って書いただけだよ(笑)」と訂正した。山寺は【リスペクト】と回答。「家族でも尊敬の気持ちが大事だと思います」と語った。
そして「ガーディアンズ」シリーズは、個性あふれるキャラクターとユーモア、ド派手なアクションと共に“最高の音楽”が世界中から愛されてきたシリーズ。ピーター・クイルが持つカセットプレイヤーをイメージしたスイッチがステージに登場し、吹替声優陣が「お祭り騒ぎ!」の掛け声でボタンを押すと背景のスクリーンにガーディアンズ仕様の花火が一杯に打ち上げられ、会場のボルテージも最高潮に。
最後に、山寺から「本当に素晴らしい作品で、映画の面白さが全て詰めこまれた作品になっています。笑えるところもアクションも満載ですが、なんといっても仲間と家族の“絆”の物語なので絶対感動できると思います。『ガーディアンズ』シリーズ観ないと人生損すると思うほどなので、沢山の人に見て頂きたいです!」と、加藤からは「最高傑作になってます!アクションも音楽も、そして世の中に対するメッセージ性もあります。これまでの1作目、2作目を観ていない人でも、シーズン3から楽しめます!是非楽しんでください」とファンに向けてメッセージが贈られ、《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》のラストバトルを盛り上げる、“お祭り騒ぎ”の壮行会イベントは大盛況で幕を閉じた。
ストーリー
さらば、愛しき、銀河の落ちこぼれたち<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>
アベンジャーズの一員としてサノスを倒し世界を救ったものの、最愛の恋人ガモーラを失ったショックから立ち直れないピーター・クイルとガーディアンズの仲間たち。
そんな彼らの前に、銀河を完璧な世界に作り替えようとする恐るべき最凶の敵[ハイ・エボリューショナリー]が現われ、ロケットの命の危機が迫る。
家族を超えた絆で結ばれた大切な仲間の命を救うカギは、ロケットの知られざる過去に隠されていた…。
最強の落ちこぼれチーム vs 最凶の完璧主義者の全銀河の運命とチームの存続を懸けた最後の戦いが幕を開ける。
作品タイトル:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
出演:クリス・プラット/ブラッドリー・クーパー/ヴィン・ディーゼル/ゾーイ・サルダナ/カレン・ギラン/デイヴ・バウティスタ/ポム・クレメンティエフ 他
監督:ジェームズ・ガン
製作:ケヴィン・ファイギ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/gog-vol3
コピーライト:(C) Marvel Studios 2023
5月3日(水・祝)全国劇場公開
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