2014年に日本映画として初めて「HOLLYWOOD FILM FESTIVAL」にて上映され話題となった『pancakes』が、5年の月日を経て『good people』というタイトルに生まれ変わり、12月7日(土)より新宿バルト9他にて満を持して公開となる。
この度、ジャパンプレミアとなる完成披露舞台挨拶が実施され、ジェイ・ウェスト 、今宿麻美、ダンテ・カーヴァー、渋谷靖監督が登壇した。
また、本作の予告編、ポスター、場面写真が新たに解禁となった。
本作は、シェフになる夢を諦め無力になっているビリー、自分に自信がないという恐怖心から夢を諦めたミキ。そして、理想の彼女を追い求める矛盾だらけの男・ケイレブという国も性別も違う3人が、現代の東京を舞台に、無力感に包まれながらももがき続ける若者たちのアンビバレントな感情を代弁した作品となっている。
イベントレポート
【日時】11月21日(木)
【場所】新宿バルト9
【登壇者※敬称略】ジェイ・ウェスト 、今宿麻美、ダンテ・カーヴァー、渋谷靖監督
惹かれ会うビリーと、ミキという二人の距離感の演出として、監督は二人に仲良くすることを禁じていたという。しかし、それを聞いていなかったジェイ・ウェストは「今宿さん冷たいな」と思っていたなど、当時のエピソードを話した。
今宿は、「今という時代に上映できたことがとても良かったなと思います。そういうタイミングだったのかなと」と振り返る。
ダンテは、「本当に感無量。5年間ずっと待っていてすごく緊張しています」と喜びを爆発させた。
監督は、「何とか実現したというのがまだ信じられない、公開に向けてご協力いただいた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。」と5年という月日を経ての公開にキャスト・監督・そして観客が、それぞれが喜びを炸裂させた暖かな舞台挨拶となった。
また、今回解禁された映像・ポスターともに、ハリウッドで映像を学んだ監督だからこその、普通の日本映画とは違ったスタイリッシュな雰囲気あふれるビジュアルとなっている。
場面写真もジェイ・ウェストと今宿麻美のラブシーンや、ダンテ・カーヴァーのベットシーンなど、気になるシーンが満載で、期待値の高まるものとなっている。
ストーリー
シェフになる夢を諦め無力になっているビリー(ジェイ・ウェスト)。自分に自信がないという恐怖心から夢を諦めたミキ(今宿麻美)。理想の彼女を追い求める矛盾だらけの男・ケイレブ(ダンテ・カーヴァー)。在日外国人の存在が珍しくなくなった現代の東京。異文化が交錯するなか、彼らもまた若者が抱く東京の無力感に飲み込まれていた。
作品タイトル:『good people』
出演:ジェイ・ウェスト、今宿麻美、芦名星、西田麻衣、中村ゆり、岡田義徳 / 玉山鉄二(友情出演) ダンテ・カーヴァー
監督・脚本:渋谷靖
共同脚本:サイモン里
製作:若林恵 福島信二 ケビンイワシナ シェーンスミス
プロデューサー:中林千賀子 タカヤス
撮影:村上涼
照明:佐藤浩太
録音:白取貢
美術:五辻圭
編集:逢坂芳
衣裳:よしだようへい
ヘアメイク:内城千栄子
音響効果:大河内將
キャスティング:中林千賀子
音楽:上原ひろみ
助監督:岩坪梨絵
制作担当:橋本竜太
宣伝プロデューサー:渡辺尊俊
制作プロダクション:ブースタープロジェクト
製作:「good people」製作委員会
配給:NexTone /ティ・ジョイ
コピーライト:(c)2019 good people production All Right Reserved.
12月7日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
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