2010年『怪盗グルーの月泥棒3D』から始まり、2013年『怪盗グルーのミニオン危機一発』は日本でも25億円と大ヒット。続く、2015年『ミニオンズ』は、『トイ・ストーリー3』を抜き、『アナと雪の女王』に次ぐアニメーション作品全世界歴代2位、日本での興行収入は50億円を超え、2017年『怪盗グルーのミニオン大脱走』もまた、日本での興行収入が73億円を超えるメガヒットを記録しているキャラクター「ミニオン」を生み出し、『ペット』、『SING/シング』もハズれ知らずのイルミネーション・エンターテインメント。そんなイルミネーションが満を持して贈る最新の長編アニメは、偉大な絵本作家ドクター・スースの名作、『グリンチ』。アメリカではサンタクロースに並ぶ“クリスマスの代名詞”ともなっている国民的キャラクターがイルミネーション最新作として12月14日(金)より全国公開となる。
この度、全米公開(11月9日)を前に、現地時間11月3日にアメリカ公開版でグリンチ役の声優を務めたベネディクト・カンバーバッチをはじめとした超豪華キャスト陣が集結するワールドプレミアが盛大に開催された。日本からは吹替え版でグリンチの声を務める大泉洋、そしてグリンチと心を通わせる少女シンディ・ルーの吹替えを務める横溝菜帆が本プレミア出席のためにニューヨークへ。横溝は人生初のレッドカーペットでいきなり”本国”デビュー。同じく”本国”デビューとなる大泉洋はカンバーバッチとの対面を果たした。カンバーバッチに「グリンチよりもひねくれている」と伝わってしまっている大泉。汚名(?)返上はできたのか。
映画『グリンチ』ワールドプレミア 詳細
日程(現地時間):11月3日(土)
場所:ニューヨーク/アリス・タリー・ホール
カーペットイベント 15:00~(※日本時間11/4(日)4:00~)
ゲスト:
ベネディクト・カンバーバッチ(グリンチ役)、
キャメロン・シーリー(シンディ・ルー役)、
クリス・メレダンドリ(イルミネーション・エンターテインメントCEO)ほか
日本人ゲスト(敬称略):
大泉洋(吹替版:グリンチ役)
横溝菜帆(吹替版:シンディ・ルー役)
全米での公開を11月9日(金)に控えた現地時間の11月3日(土)15時、本作のワールドプレミアが、ニューヨークにて盛大に開催された。プレミアに先駆けニューヨークの街はグリンチ一色。会場となったアリス・タリー・ホールはセントラル・パークの西側に位置し、オペラハウスやバレエシアター、コンサートホールなどを備えた総合芸術施設“リンカーン・センター”の主要施設。 当日は会場内に150メートルにわたるグリーンカーペットが敷かれ、本作のテーマである“クリスマス”にちなみ人工で作られた雪が降り、一足早いクリスマスムード一色に染まった。さらに取材陣は地元アメリカの様々なメディアをはじめヨーロッパ各国などの世界からジャーナリストが多数集まり、ついに公開を迎える本作に世界中から寄せられる期待度を物語っていた。
グリーンカーペットにまず姿を現したのは、“ひねくれ者”なキャラクターがぴったり?という理由で、主人公グリンチの日本語吹き替え版声優に選ばれた大泉洋。タキシードに身を包みプレミアに臨んだが、以前会見の際に「“カンバーバッチの声に合わせて作られた映像”に合わせて声をあてるのがものすごく大変だった」と、思うところがあった様子だったが、「実際に会ったらNice to meet youで終わっちゃうかもしれないな・・・」と、珍しく弱気なコメントも飛び出した。
そして、本作がハリウッド映画吹き替え初挑戦で、サンタクロースに「あるお願い事」をするためクリスマスを心待ちにするキュートな少女 シンディ・ルーを演じた横溝菜帆は、生まれて初めての海外プレミアにドキドキかと思いきや「楽しみです!」と頼もしい一言。二人は世界から集まった報道陣の中、笑顔で手を振りカーペットを歩いた。
そして『グリンチ』のキャスト・スタッフも続々と登場。最初に姿を現したのは、本作のプロデューサー、イルミネーションのCEOであり、大泉にグリンチ役の“お墨付き”を与えた張本人 クリス・メレダンドリ。大泉が深々と頭を下げ挨拶すると、クリスは「僕たちの映画に出演してくれてありがとう!ここで会うことが出来てとっても嬉しいよ!」と感謝の思いをあらわに。さらに、プロデューサー陣なども代わるがわる大泉のもとを訪れ、激励。厚いもてなしに大泉も感激といった様子だった。
次に姿を現したのは本国版でシンディ・ルーを演じたキャメロン・シーリー。役柄を演じるうえで「自然にできたので難しくなかったわ!」と、映画が二作目とは感じさせないほど堂々とコメント。横溝がキャメロンのために事前に買ってきたという、和柄のがま口のお財布をクリスマスプレゼントとして手渡すと、キャメロンも「SO COOL!」と喜びをあらわに!年齢はキャメロンが一つ年上だが、二人はすぐにうちとけていた。
プレミアも終盤、ついに本国のグリンチ役 ベネディクト・カンバーバッチが会場の入り口に現れると、我らが大泉洋との夢の“ひねくれ共演”が実現。大泉はカンバーバッチと会うと「Japanese Grinch!」と名乗り、カンバーバッチも「Fantastic!」と反応。「この役は演じるのが楽しかったんじゃないかい?」と同じグリンチを演じたもの同士で、グリンチの魅力を語り合った。
カンバーバッチは映画を楽しみにしている観客に向けて「本作はユーモアとウィットに富んだ心温まるストーリーや、色鮮やかな映像といったイルミネーションならではの魅力が強く形作られた素晴らしい映画に仕上がっているんだ。だから小さな子どもたちや家族のみんなを含め、大勢の人々が劇場に足を運んでくれることを祈っているよ」とコメントを寄せた。
プレミアイベントを終えた大泉は思わず「これがアメリカか!カオスのような雰囲気」と口にし、カンバーバッチと対面を果たしたことについては「あっという間だった。物腰の柔らかい方だった」と回想した。 会場の盛り上がりが冷めやらぬ中プレミアイベントは幕を閉じ、その後に行われた上映会も1500人の来場者がつめかけ、ニューヨーカー達にとって一足早いクリスマスプレゼントとなった。
ストーリー
フーの村に住む人々はみんな陽気でクリスマスが大好き。けれど村の北にある洞窟で暮らすグリンチはクリスマスが大嫌い。今年は食料が底につき村まで調達しに向かったものの、案の定みんなはニコニコ笑顔で大騒ぎ。
クリスマスを待ち遠しそうに笑いあう村人たちが憎くて仕方ないグリンチは「村からクリスマスを盗んでやる!!」と心に決めて、大計画に乗り出すが…。
作品タイトル:『グリンチ』
日本語吹替え:大泉洋 杏 秋山竜次(ロバート) 横溝菜帆 宮野真守
プロデューサー:クリス・メレダンドリ
監督:ヤーロウ・チェイニー、スコット・モシャー
声の出演:ベネディクト・カンバーバッチ
全米公開:11月9日
原題:『The Grinch』
配給:東宝東和
公式サイト:https://grinch.jp/
コピーライト:(c)2018 UNIVERSAL STUDIOS
12月14日(金) 全国ロードショー!!