創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが、ディズニーの人気アトラクションを実写映画化した『ホーンテッドマンション』(9月1日(金)公開)のジャパンプレミアに、吹替声優を務めた片岡愛之助・土屋アンナ・八代拓・温水洋一が登壇した。さらに、東京ディズニーランド(R)のアトラクション、ホーンテッドマンションのキャストも応援に駆けつけた。
物語の舞台となるのは、999人のゴーストが住む館“ホーンテッドマンション”。想像をはるかに超える不可解なことが止まらないこの館の謎を解き明かすため、個性豊かな4人の心霊エキスパートが館に集結。ユニークな999人のゴーストたちと、仕掛けられた数々のトリック。不気味な体験を通して、メンバーたちは遂に館に隠された悲劇的な真実に気づき始める…。
この日会場となった六本木ヒルズは、パープルやグリーンにライトアップされ、劇場入り口にはアトラクションの入り口を彷彿とさせるデコレーションが出現。本物のゴーストかのような仮装をした観客たちが大勢詰めかけ、まるで1日限りの“ホーンテッドマンション”が誕生したかのような特別な空間となった。
ファンたちの興奮に包まれる中、会場には、映画の中で“ホーンテッドマンション”の謎に挑むこととなる、ユニークでクセの強い心霊エキスパート4人の日本語吹替声優を担当したキャスト陣が役になりきった装いで登場し、熱いトークが繰り広げられた。
再限度の高いコスプレに身を包むのファンたちを前に、調子が良すぎる自称神父?ケント役を務めた愛之助は「今日のお客さんは顔色が悪い人が多いなと思ったら違ったんですね(笑)こんなにたくさんゴーストたちが集まっていただいて嬉しいです!」と興奮の様子で挨拶。
何かと大げさな霊媒師ハリエット役の土屋も「みんなレベルが高すぎる。本当に細かくてきれいで 私がサプライズされちゃいました!ディズニー大好きで、しかもホーンテッドマンションの映画が出るというので大興奮したので、吹替を担当出来て本当に嬉しいです!」と喜んだ。
幽霊を信じない心霊写真家ベン役の八代もまた、「ディズニー作品には幼少期から今に至るまでたくさんの夢をいただいてきたので、今回吹替声優としてついに参加できて嬉しいです。舞い上がりすぎて、今日は(登壇の)動線を2回も間違えてしまいましたが、たくさんのゴースト(に仮装したファン)たちが優しく誘ってくれました(笑)。この作品でも怖いだけではないゴーストがたくさん出てきますのでお楽しみに」とコメント。
そして、幽霊屋敷オタクの歴史学者ブルース役の温水は「会場に入った瞬間ハロウィンってまだだよねと思っちゃうくらい、すごいコスプレに目を奪われました。ディズニーランドのアトラクションも凄いですが、この映画も凄いので楽しんでいってください!」と笑顔で挨拶。会場内に投影された温水の肖像画がアトラクションさながらの演出でガイコツに変わると、会場中が笑い声に包まれた。
ついに日本国内で本作が初披露されたこの日、その見どころを問われた愛之助は「皆さんもディズニーランドのホーンテッドマンションに乗られたことはあると思いますが、あのアトラクションを映画館で楽しめる。しかも、ただただ怖いだけでなく笑えるし、泣けるところもある。恐怖と笑いと感動が詰まっています!」と、アトラクションの楽しさを身近な映画館で楽しめることに触れ、土屋は「この作品にはいろんなキャラクターが登場するのですが、それぞれのキャラクターに個性があって、それぞれの人生を美しく描かれているんです。ゴーストたちの心もきれいに描いているので、その深いところも楽しんでほしいです」と登場するキャラクターたちの魅力をアピール。
八代は「監督がもともとディズニーのキャストだったということで、その愛情が作品にそのまま詰まっていて、この作品もアトラクションのような作品になっています。しかも、感情がいろんな方向に揺れ動く。ゴーストが出てくる怖いシーンもあるのですが、クスっと笑えるシーンもたっぷりあります」とアトラクションに忠実な世界観、そしてその中で繰り広げられる“恐怖”と“笑い”の融合した物語をあげ、温水は、「怖いだけでなく笑えて楽しめて、最後には何かをつかみ取って帰ってもらえる。僕たちが演じた4人の心霊エキスパートの掛け合いも面白く仕上がっています!」と、自身らが演じたクセの強いキャラクターによる“笑い”に注目してほしいとアピールした。
そんな彼らが演じるクセモノ心霊エキスパート4人の前に立ちはだかるのは、いたずら好きのゴーストたち。館には、アトラクションでもお馴染みのブライドゴーストやヒッチハイクキングゴースト、さらには、伝説のカリスマゴーストとして知られるハットボックス・ゴースト等、1000人目の仲間を館に迎え入れようと怪しく企むユニークなゴーストたちが潜んでいる。
そんなゴーストたちによるサプライズ感満載のホラーパートにちなみ、自身の“恐怖”体験を問われたキャスト陣。すると愛之助が「お芝居で日本各地へ行くのですが、ダメなところは分かるんですよ」と実は霊感があることを明かし、ある旅館でのエピソードを披露。「入った瞬間これはちょっとなと思ったんですが、考えないようにしていたんです。夜にお弟子さんとコンビニに行こうとするとエレベーターの扉があいて、嫌な予感がすると思ったら暗かったはずのゲームコーナーが一斉に光ったんです」と驚きの発言!「コンビニから戻ったら電気が消えていたんですけど、一応買ってきた飲み物をお供えしておいたんです。そしたら次の日ゲームコーナーでコインがジャカジャカでたんです(笑)」と笑顔で続けた。
一見すると怖い体験をユーモアたっぷりに熱弁する様子に、土屋が「いや、お祓いしましょう(笑)」とすかさず突っ込み、会場内は“恐怖”と“笑い”に包まれた。
続いて温水が、「怖いところが苦手なわけではないが、せまくて暗いところが嫌いですね。でも、ディズニーランドのホーンテッドマンションは密着度があるので、そういう楽しみ方もありますよね。怖いって横の人にくっついたり!」と話すと、八代も、「映画も老若男女、カップルにも楽しんでもらいたいですね」と同調。演じた役柄同様、息の合ったトークを繰り広げた。
会場内が熱気に包まれる中、最後に「怖いだけではござません。いろんな伏線があって、愛もたっぷりある。幅広い年齢層の方に楽しんでもらえると思いますし、映画を観たら絶対ホーンテッドマンションにまた乗りたくなると思います。是非よろしくお願いします!」(愛之助)、「ディズニーが大好きで、ホーンテッドマンションも何回乗ったんだろうというくらい大好き。映画でも、これ観たことあるっていろんな気づきがあるし、いろんな秘密の鍵もある。それも是非楽しんでほしいです!そして、映画を観た後にアトラクションにも乗って2度楽しんでほしいです」(土屋)、「アトラクションの面白さも存分に詰まっていますし、映画のストーリーもものすごく楽しくて、ひとクセもふたクセくせもあるキャラクターがてんやわんやするシーンも楽しいです。亡くなったゴーストも描くので、生と死についても考えられる作品。少しでも皆さんの心に残ったらいいな」(八代)、「(共演陣とは)初共演なのに、絶妙な掛け合いに仕上がっていると思います。出来上がったやつをみたらすごく素敵な作品にしあがっていた、みなさんみて楽しめると思います」(温水)と、それぞれ作品に込めた想いを語り、イベントは終了。一夜限りのプレミアムな“ホーンテッドマンション”は幕を閉じた。
“恐怖”と“笑い”が次々と押し寄せる、超エンタメ・アトラクション・ムービー『ホーンテッドマンション』は9月1日(金)公開。
作品タイトル:『ホーンテッドマンション』
出演:ロザリオ・ドーソン/オーウェン・ウィルソン/ティファニー・ハディッシュ/ラキース・スタンフィールド、ダニー・デヴィート、ジャレッド・レト/ジェイミー・リー・カーティス
監督:ジャスティン・シミエン
原題:Haunted Mansion
オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/hauntedmansion
コピーライト:(C) 2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
9月1日(金)全国劇場にて公開
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