【レポート】『犬部!』林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大がメロメロ!犬&猫たちと一緒に舞台挨拶登壇 ―7/22公開

犬部!

片野ゆか著「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ社刊)を原案とした映画『犬部!』(7月22日(木・祝)公開)の完成披露イベントに、林遣都中川大志大原櫻子浅香航大ら主要キャストが登壇した。

また、劇中で林&中川らと実際にバディを組んだミックス犬・ちえ、柴犬・きぃ、そして本編にもちらりと登場し、ポスタービジュアルでも浅香が連れているサモエド・サモン、そして映画には登場しないものの、犬部の猫担当である大原にちなんで特別に猫のミヌエット・ミッツも集合した。

目次

イベント概要

日時:7月3日(土) 18:00~18:30
登壇者(敬称略):林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大、篠原哲雄監督
ちえ(ミックス・保護犬出身)、きぃ(柴犬)、サモン(サモエド)、ミッツ(ミヌエット)
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7

※専門の動物プロダクションの監修のもと撮影された本作。本イベントも同じプロダクションの監修のもと、なるべく動物達に負担がかからないよう、登壇時の音量を抑えたり、登壇時間を短くするなど、動物達への配慮のもの実施された。

場内に元気いっぱいのちえに引っ張られる形でが登壇すると、その様子に場内には笑いが起きつつ、犬との共演に「難しいシーンばかりでしたが、しっかりと応えてくれた。素敵で愛くるしい心揺さぶられる表情を見せてくれました」と、は犬たちに目を細めて「とにかくきぃが可愛くて…。あれやって!」と中川が連れるきぃに何事かをおねだり。すると中川はきぃに合図を出して、中川の胸元まで届くハイジャンプを披露した。

犬部!

さらに、冒頭の挨拶では、きぃにも「挨拶を…」と中川がきぃにマイクを向ける一幕も。見事に「ワン!」とひと吠えし、息のあったバディぶりに会場も拍手喝采。その中川は、犬たちとの本格的共演に「一緒に芝居を作っていくのが楽しみだったし、犬たちが沢山の奇跡を起こしてくれた。映画にもその瞬間が残っています」と手応え十分だった。

大原は「動物たちの芝居が上手くいかないときは、そのたびに何度も『頑張って!』と願いながらテイクを重ねました」と動物との芝居の難しさを語り、浅香は「お芝居といっても犬たちが毎回同じことをやれるわけではないので、毎回新しい風を吹かせてくれました。NGや失敗も笑顔になるのがいい」と犬たちとの共演を振り返った。

犬部という実在したサークルが元になった物語であり、現在も獣医師として活動する太田快作獣医師がモデルになっている花井を演じたは、「責任を持ってやらねばと思ったし、素晴らしい活動をしてきた方々の物語なので、その気持ちや思いを伝えたいと思った。半端な気持ちではダメだと覚悟を決めました。動物に対する想いや優しさ、モデルとなった太田先生が放つオーラを出さねばと思いました」と意気込み十分。映画を通して動物保護の活動について詳しく知り「今までは可愛がることしか意識しなかったけれど、動物との接し方も教えてもらいました。撮影が終わった後には、動物たちから与えられているものの方が多いことを強く感じました」と犬との関係性も変化したようだ。

幼少期から犬を飼っているという中川は「撮影を終えてから自分の犬に会ったときには、それ以前と感覚が違っていてグッときた」と作品を通して自身の変化を実感。大原は青森県十和田市でのロケを「十和田市の皆さんの協力のもと沢山のワンちゃんネコちゃんと撮影することができました。獣医学部は思った以上に動物園!大学というか、動物園にいるような気分になりました」と懐かしそうに撮影を回想した。浅香は「ロケーションが素晴らしくて、景色も綺麗。自分たちも本当に部活をしているかのような没入感があった」と作品作りに一役買ったロケ地に感謝していた。

さらに中川は、「撮影地はのどかな場所で、東京では味わえないスローな時間が流れていました。休憩中には、スマホを使わずに近くの畑に生えている野菜を当てようという話で一番盛り上がった。そんなのどかな時間、東京では絶対にない」と地方ロケならではのエピソードを披露。「ただみんなそこまで草や野菜に詳しくなくて、結局スマホ検索。現代っ子が出ましたね」と笑わせた。

篠原監督は「青春映画でもあるので、生き生きとした若者たちの姿も楽しんで」と青春群像劇でもある映画をアピール。浅香は「心温まるハートフルな物語」と表し、大原は「タイトルは『犬部!』ですが、劇中での私は猫担当。猫バカぶりが溢れていたら嬉しい」と期待を寄せていた。

中川は「きぃたちと一緒にいると、みんな犬のことしか見ない。今日だってそう。『僕を見てくれ!』というジェラシーもある。映画では猫ちゃんワンちゃんも可愛いかもしれないけれど、僕たちのことも見てください」と冗談めいて場内の笑いを誘いつつ、映画の出来栄えに自信を覗かせていた。

そして主演のは「自分を犠牲にして、誰かのために信念を持って突き進む人たちの姿はカッコいい。今はくたびれがちな日々が続きますが、大切な人や自然に目を向けると気持ちも軽くなる。そんなことをこの映画を通して感じました」と作品から受け取ったメッセージを口にし、舞台挨拶を締めくくっていた。

犬部!

ストーリー
青森県十和田市に、一人の変わり者がいた。花井颯太(林遣都)22歳、獣医学部の大学生。子どもの頃から大の犬好きで、一人暮らしのアパートには保護動物がぎっしり。周りからは変人扱いされても、目の前の命を救いたいという一途な想いで保護活動を続けていた。ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、動物保護活動をサークルにすることを思いつき「犬部」を設立。颯太と同じく犬好きの同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり動物まみれの青春を駆け抜け、それぞれの夢に向かって羽ばたいていった。颯太はひとつでも多くの命を救うため動物病院へ、そして柴崎は動物の不幸な処分を減らすため動物愛護センターへ――。
「犬部」から16年後。獣医師となっても一途に保護活動を続けていた颯太が逮捕されたという報道をうけて、開業医として、研究者として、動物愛護センター所長として、それぞれの想いで16年間動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった……。

作品タイトル:『犬部!』
出演:林 遣都 中川大志
大原櫻子 浅香航大 / 田辺桃子 安藤玉恵 しゅはまはるみ 坂東龍汰
田中麗奈/酒向 芳 螢 雪次朗 岩松 了
監督:篠原哲雄
脚本:山田あかね
原案:片野ゆか「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ社刊)
主題歌:「ライフスコール」Novelbright(UNIVERSAL SIGMA / ZEST)
配給:KADOKAWA

公式サイト:inubu-movie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/inubu_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/inubu_movie
コピーライト:(C)2021『犬部!』製作委員会

7月22日(木・祝)全国ロードショー!

 

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