【レポート】『華氏119』ハリセンボンの春菜とはるかがトランプ大統領と共演!?会場大爆笑のオフィシャルレポートが到着

華氏119

ブッシュ政権を猛烈に批判し、全世界2億ドル、日本でも興行収入17億円を叩き出した問題作にして大ヒット作『華氏911』を筆頭に、アメリカの銃社会に風穴を開けた『ボーリング・フォー・コロンバイン』(02)、医療問題に鋭いメスを入れた『シッコ』(07)と、これまでも巨大な権力に対抗し、突撃アポなし取材を敢行し続けた世界で最も有名なドキュメンタリー作家マイケル・ムーアの最新作『華氏119』が大ヒット公開中となっている。
この度、公開を記念して、日本の“マイケル・ムーア”ことハリセンボンの近藤春菜さんと相方の箕輪はるかさん、そしてトランプ大統領に扮したザ・ニュースペーパー・松下アキラさんが登壇したイベントが開催された。

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イベント概要

日時:11月5日(月) 18:00~18:30 (15:35の回映画上映後イベント)
会場:TOHOシネマズ新宿 スクリーン4(東京都新宿区歌舞伎町1-19-1 新宿東宝ビル3F)
登壇者(敬称略):ハリセンボン(近藤春菜、箕輪はるか)、松下アキラ(社会風刺コント集団ザ・ニュースペーパー)

星条旗がプリントされた衣装に包まれ、満員の会場に登場したハリセンボンの2人。MCより「マイケル・ムーア監督の登場です!」と呼び込まれた近藤春菜さんが早速「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!」と挨拶し会場は爆笑の渦に包まれた。トランプ大統領の等身大パネルと並んだ春菜さんは「どっちがマイケル?」とはるかさんのボケが入るとそこでも「平面がマイケル!立体が春菜!ちょっと並ぶとマイケル・ムーアかなって思ったけど(笑)」と返す春菜さん。「マイケル・ムーアの隣にいます。隣にいるから今日呼ばれたんだな、と思いやってきました。アメリカ丸出しでお願いしたいと思います」と話すはるかさん。そしてMCから「続いてマイケル・ムーア監督です!」と振られると「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!何回言ってるんだよ!」と再び突っ込む春菜さん。「マイケルー!」との会場からの声援も入り、春菜さんは「支持者がいる!改めましてハリセンボンの春菜です。今日のイベントは私なくしては成立しないと自負しております!」と気合十分なコメントを発した。

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次に作品の感想を尋ねられると、はるかさんが「面白かったです!色々な映像でアメリカのことわかっていきました。トランプさんが最初大統領になる気がなかったというところの映像を見ると、今なぜこんな強気な感じで大統領なのか、その合間を考えていく映画だと思いましたね。」と、春菜さんが「トランプ大統領だけではなくてアメリカ全体が抱えている問題だったり、日本ではあんまり報道されていないところも分かって勉強になったし、アメリカだけではなくて世界の問題なんだよっていうところも分かりましたね。本当にこの映画を見たら(11月6日アメリカにて行われる)中間選挙や今後のトランプ大統領も変わっちゃうんじゃないかなって思いました。突撃の部分も知事の家に水を撒いているときは”お笑いウルトラクイズ”かなって思いました。(笑)」と話した。

続いて、本作が”ドナルド・トランプ大統領主演”と題打っているところから、MCの呼びかけでドナルド・トランプ大統領に扮したザ・ニュースペーパーの松下アキラさんが登場。「ハロー。大統領に就任して2年。アメリカでは2つの意見で分かれている。ヒラリーの方がよかった、と言う意見とトランプじゃない方がよかった、という二つの意見だ。はっはははは。これからも重要な案件はツイッターで発信する。どうでもいいことは記者会見で話す。この映画でアカデミー賞狙っている。ノーベル平和賞取れなかったからな。ははははははは。」とトランプ大統領のモノマネでの風刺ギャグに、会場からは爆笑が起こった。まさかのそっくりな姿に「トランプ大統領だ!生で見ると劇画タッチなんだな、って思いました。日本語もペラペラだし!」と春菜さんも驚きを隠せなかった。

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次に、そんなトランプ大統領から、大統領に関するクイズコーナーへ。
第一問の「私は酒もたばこもやらない。健康第一の男だ。」という問題では、はるかさんが「アメリカ人のセレブの人たちは特に健康志向なので、トランプさんも健康に気を使っていると思います。」と言う理由で「YES」を、春菜さんが「荒くれ者だからなあ。タバコも一気に10本くらい吸っているんじゃないの。ブランデーもロックで。じゃないとこんなに荒くれないんじゃないかなあ。」という理由で「NO」をあげた。正解は「YES」と発表され、「兄貴をタバコが原因で亡くしているからやらないんだ!」というトランプ大統領に関する衝撃の事実も明かされた。

第二問の「私はビジネスの帝王でもあるが、破産を経験している」という問題では、はるかさんが「めちゃめちゃビルとか建ててるし、お金持ってないとできないんじゃないかと思って。」と言う理由で「NO」を、春菜さんが「ダメな二代目っているんですよ。でも潰しているけどなにくそ根性でやっているんじゃないかなって思う。」と言い「YES」をあげた。正解は「NO」と発表され、「今まで4回破産を経験している。しかしその度に不屈の精神で何度も立ち上がってきた。すごいんだ。すごいんだ。」とこちらでも驚きの事実が明かされた。

第三問の「今でこそ大統領であるが、実は子供頃はおとなしく引っ込み思案だった」という問題では、はるかさんが「NO」を、春菜さんが「YES」をあげた。度々挙げる「YES」「NO」の札で混乱してしまうはるかさんに「これはスッキリ!の司会やらせてもらえないわ〜。」と突っ込むトランプ大統領。正解は「NO」と発表され、「幼いころからがき大将でいたずらが大好きだったんだよ。小学校二年生の時には学校で問題を起こし過ぎて、父親にむりやり軍隊式学校に強制入学させられた。かなりキツかったけど不屈の精神はここから宿ったとも言えるんだ。」と生い立ちを解説するトランプ大統領扮する松下さんに「だんだんトランプ大統領に見えてきたよ。」と話す春菜さん。

正解数が多いはるかさんに”Make America Great Again”というトランプ大統領や支持者がかぶる帽子がプレゼントされた。被ったはるかさんに「被るとなんか貧相に見える。退院許可出た直後みたいな。弱々しいな。弱そう。」と言う春菜さん。トランプ一家となったはるかさんは、トランプ大統領と固い握手を交わした。クイズの感想を尋ねられると、「(トランプ大統領の)意外な一面を知れました。」と話すはるかさんに「はるかって以外にクイズ向いていないかもって思った。」と春菜さんがしみじみと答えた。

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最後に「アメリカの今が見えてくるような映画だと思うので、日本にも影響があるような話だと思うので見て欲しいです。」とはるかが、「一回見ていただいて感じること、考えることがあると思うので、皆さんにぜひ見ていただきたいです。」と春菜さんが、そして「こんな映画作っていただいて素晴らしいな。ザ・ニュースペーパーのネタに生かしたいなと思いました。」と地に戻った松下さんが話すと、「松下さんに戻ってる!」と春菜さんがツッコミを入れ、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

作品概要
大ヒット作『華氏911』から14年 ― 今度はあの第45代アメリカ大統領トランプとの対決が始まる!2016年7月にはマイケル・ムーアはエッセイの中で、この暗黒時代を既に予測。当選後もトランプ大統領による炎上ツイッター、虚言暴言やスキャンダルで政権はカオス状態に。それにも関わらず、米国だけでなく世界に影響を及ぼし続けている。更に取材を進めるうちに終身大統領になるという背筋も凍る妄想を天才的な狡猾さで実現しようとする真実などが暴かれていく!政治家も、メディアも、そしてあなたも、みんなトランプの術中にはまっている!?ムーア節炸裂!まさかのチェンジ・ザ・ワールド・エンターテイメント上陸!

作品タイトル:『華氏119』
出演: アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ
監督:マイケル・ムーア 『華氏911』
原題:Fahrenheit11/9/2018/アメリカ/カラー/5.1chデジタル/
配給:ギャガ

公式サイト:https://gaga.ne.jp/kashi119/
コピーライト:(c)2018 Midwestern Films LLC 2018

大ヒット公開中!

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