【レポート】『私をくいとめて』東京国際映画祭 「TOKYOプレミア2020」部門【観客賞】受賞!監督・キャストコメント到着

私をくいとめて

(c)2020 TIFF

ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の、原作:綿矢りさ×監督・脚本:大九明子のゴールデンコンビで贈る映画『私をくいとめて』が12月18日(金)より全国公開となる。

11月9日(月)、第33回東京国際映画祭クロージングセレモニーが行われ、今年唯一のコンペティション部門である「TOKYOプレミア2020」部門で、一般観客の投票で最も多くの支持を獲得した【観客賞】を本作が受賞したことが発表された

授賞式には『勝手にふるえてろ』(2017年)以来、今回が史上初となる2度目の受賞を果たした大九明子監督、そして6年ぶりに長編映画で主役を演じたのんが授賞式に登壇し、喜びを語った。
さらに出演の林遣都、橋本愛からもコメントが到着。
監督・キャストのコメント全文は下記の通り。

★大九明子監督 コメント
素晴らしい賞を頂戴させていただき、本当にありがとうございます。
観客賞を頂戴するのは嬉しいことに、私とスタッフは(『勝手にふるえてろ』に続き)2度目になりますが、その三年前と世界はまったく違っていて、映画祭もそのころとはまったく違う形となりました。さまざまな映画祭がリモート配信だけで行う中、東京国際映画祭は実際にお客さまをお入れして、一緒にスクリーンで見るという体験を実現させたことは、本当に素晴らしいことだと思います。
まだまだ出歩くことに安心できず、不安を感じるような中、この作品のチケットを取っていただき、劇場で映画をみていただいて、且つ、票を入れてくださった方、おひとりおひとりの貴重な一票が、私どもに賞をくださったのだと、いつも以上に感慨深いです。
早く一人一人のお客様と直接握手を交わしたり、お話したりできる機会がくるといいなとお祈りしています。
本当にありがとうございました。

私をくいとめて

(c)2020 TIFF

★のん コメント
この度はこのような素敵な賞をいただき、ありがとうございます。
今年はこの「観客賞」が唯一の賞になるそうですが、観客の皆さんに応援いただいた作品ということで、嬉しく思っています。私ごとではありますが、この作品で何年振りかに主役として大九監督に呼んでいただき、この映画に参加させていただけたことに心から喜びでいっぱいです。
スタッフ、キャストを代表して監督とともに感謝の気持ちをお伝えできればと思います。本当にありがとうございます。映画というのは観客の方に見ていただき、初めて完成するものだと思いますので、今回いただいた賞を大切に受け止めたいと思います。
本作は、12月18日より全国公開となります。観ていただいた皆さんと一緒にこの映画を一緒に盛り上げていけたらと思いますので、面白いと思っていただいた方には、ぜひ、SNSでの口コミや周りのお友達にオススメしていただけたら嬉しいなと思います。たくさんの方に観ていただけるよう、一緒に頑張りましょう!ありがとうございました。

私をくいとめて

(c)2020 TIFF

★林遣都 コメント
この度は観客賞受賞の連絡を聞きとても驚いております。
劇場に足を運んで投票してくださった皆様、この度は心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。そして大九監督おめでとうございます!
この作品の細部に散りばめられた監督やスタッフの皆さんの強いこだわり、そして情熱が多くの人に届いたんだなと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。
スクリーンから大九組のあのワクワクする空気感を皆さんにもっと味わって頂ける日を楽しみにしています。

★橋本愛 コメント
見てくださった皆様のお力添えに感謝します。
この映画も、自分にとっても、映画界全体も、良き未来を作り上げていくために、大きな一歩になったと思っています。
何より楽しんでいただけたことが、心から嬉しいです。
また、大九監督とのんさんに、本当におめでとうって言いたいです。

イントロダクション
脳内に相談役「A」を持つ、31歳おひとりさま・みつ子。悠々自適におひとりさまライフを満喫していたみつ子が、年下営業マン・多田くんと出会い、久しぶりに訪れた恋に戸惑いながらも一歩踏み出していくさまが描かれた本作。

監督は、『勝手にふるえてろ』(17)、『美人が婚活してみたら』(19)、『甘いお酒でうがい』(20)など、女性の生き方や恋愛にスポットを当てた話題作を次々と発表し続けている大九明子
みつ子に扮するのは、劇場アニメ『この世界の片隅に』(16)で主人公・すず役の声を演じ、活動の幅を広げる女優・創作あーちすと のん。みつ子が恋する腹ペコ年下男子・多田くん役を演じるのは、この秋放送される「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・CX)出演のほか、映画でも多数公開待機作を控え、今最も熱視線が注がれる実力派俳優・林遣都。さらに臼田あさ美片桐はいりといった実力派役者陣や、本作で映画初出演となる若林拓也も存在感を発揮!令和を生き抜く女性たちに容赦なく突き刺さる、わかりみが深すぎる崖っぷちのロマンスを彩る。

作品タイトル:『私をくいとめて』
出演:のん 林遣都 臼田あさ美 若林拓也 前野朋哉 山田真歩 片桐はいり/橋本愛
監督・脚本:大九明子
原作:綿矢りさ「私をくいとめて」(朝日新聞出版)
制作プロダクション:RIKIプロジェクト
企画協力:猿と蛇
製作幹事・配給:日活

公式サイト:kuitomete.jp
公式Twiter:@kuitometemovie
コピーライト:(c)2020「私をくいとめて」製作委員会

12月18日(金)より全国ロードショー

 

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