映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映実施!本作に対する絶賛の声&質問が殺到

ウィーアーリトルゾンビーズ

2017年、第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて、日本映画初のグランプリを獲得した監督・長久允。埼玉県・狭山市で実際にあった事件を題材としたグランプリ受賞作『そうして私たちはプールに金魚を、』の審査委員から「これまで誰も見たことがない!何にも似ていない!」とその圧倒的なオリジナリティと表現力から“ネオジャパニーズ”と称された。そんな長久允監督が長編作品に初挑戦した『ウィーアーリトルゾンビーズ』は2019年6月に全国公開となる。
異例の早さで本年のサンダンス映画祭からの招待を受け、さらに世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭ではジェネレーション部門のオープニング作品として選出された本作。NYタイムズやIndie Wire等の海外メディアで注目作品として多く取り上げられるほか、海外の映画会社からもオファーの問い合わせが殺到中だ。そしてこの度、開催中のサンダンス映画祭にて、現地時間の1月27日(日)(日本時間28日)に本作のワールドプレミア上映が実施された。

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同映画祭内で事前に実施されていたマスコミ用試写会では「今年のサンダンスで最もユニークな作品!」「素晴らしい音楽と革新的な映像で満たされている!最高!」「ラスト10分で180度方向性が変わる」など現地のマスコミをうならせ、期待が高かっただけに開場前から場内は混雑し、賑わいをみせていた。
前作『そうして私たちはプールに金魚を、』のファンも多くみられるなか、長久監督から英語で「本日はワールドプレミアに来ていただいてありがとうございます。みなさんが本当に最初のお客様です。僕の全てをかけて作った作品です。是非楽しんでください。」と挨拶。プログラムディレクターのキム・ユタニ氏より「この映画は衝撃的で、ワイルドで、クレイジー、そして鮮やか。でもそれだけにとどまりません。昨年、同僚と東京で試写を見た際、映画が終わったとき彼と顔を見合わせて“この映画は上映しなければ”、と言ったのです。皆さんにもその理由がきっとわかると思います。」と紹介され、上映が開始。上映中も終始観客のリアクションが途切れることなく、映画終了時には歓声と拍手が巻き起こり場内は大熱狂。興奮と熱気が会場に満ちた。上映後のQ&Aでは脚本作りや、本作で最も印象の強いシーンのひとつである楽曲シーンに関して、そしてポスターのデザインについてまで幅広い内容の質問が観客から相次ぎ、予定していた時間を大幅に過ぎることに。

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観客に感想を伺うと「最高に笑えて、最高に感動した。今年のサンダンスで一番!もう一回見たい」「すごく面白かった!映像やビジュアル、テーマ、ユーモアなどこれまでのどんな作品とも違う」「自分が子供だった頃を思い出してとても面白かった。子供のころはみんな物事を偏見なくみるから明快で、ピュアで、とても正直。それがエンターテイメントとして成立している」など絶賛の声が多くみられ新たなるジャパニーズカルチャーを世界に発信する結果となった。

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サンダンス映画祭は、昨年のベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した『The Ballad of Buster Scruggs(原題)』を監督したコーエン兄弟、『ラ・ラ・ランド』や来年公開の『ファースト・マン』を手掛けるデイミアン・チャゼル監督など、数々の新時代の才能を発掘してきた映画祭。2月7日から行われるベルリン国際映画祭ジェネレーション部門では日本映画で初めて同部門のオープニング作品を務める本作。本年度唯一の日本映画であり、立て続けに招待&上映が決定している『ウィーアーリトルゾンビーズ』が現地の観客から大絶賛を得て日本映画史上初めてサンダンス映画祭でグランプリを受賞する期待が高まっている。授賞式は今週末の現地時間2月2日(土)19時(日本時間3日11時)からスタートとなる。

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■2019年サンダンス映画祭World Cinema Dramatic Competition部門正式招待作品
■第69回ベルリン国際映画祭 ジェネレーション部門正式招待・オープニング作品

目次

映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』作品概要

サンダンス映画祭グランプリ監督と、感情をなくした4人の13歳。
2019年、新時代の才能による、映画革命

物語の主人公であり、劇中バンド<リトルゾンビーズ>を演じるのは、『そして父になる』にて福山雅治の息子役を演じた二宮慶多。テレビCMや『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナ。ドラマ『嘘の戦争』など多くの作品に出演するぽっちゃり俳優水野哲志。天才似顔絵師として話題の奥村門土。4人の新しい才能の発掘により、瑞々しくもかつてない少年少女像が誕生。また、佐々木蔵之介、永瀬正敏、菊地凛子、池松壮亮、村上淳など日本を代表する豪華名優たちも、監督の才能に共感して大集結。「音楽を通じて成長する子どもたち」といった普遍的な物語を、まるで冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像表現や、天性のリズム感で放たれ続ける台詞回しなど、その独創的スタイルが観るものの想像力を掻き立てる。

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ストーリー
「両親が死んだ。悲しいはずなのに泣けなかった。
彼らはゴミ捨て場でとびきりのバンドを組むと決めた。こころをとりもどすために」
火葬場で出会ったヒカリ(二宮慶多)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)は両親を亡くしても泣けなかった。ゾンビのように感情を失った少年少女たちはこころを取り戻すために、もう誰もいなくなってしまったそれぞれの家を巡リ始める。冒険の中でたどり着いたゴミ捨て場で、結成したとびきりのバンド、その名も“LITTLE ZOMBIES”。そこで撮影した映像が話題となり、社会現象となるまでに大ヒット。しかし、小さなゾンビたちは予想もしない運命に翻弄されていく。嵐のような日々の中で、4人が最後に見つけたのは―?

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作品タイトル:『ウィーアーリトルゾンビーズ』
出演:二宮慶多 水野哲志 奥村門土 中島セナ
佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子
村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏
<出演順>康本雅子 夏木ゆたか 利重剛 五月女ケイ子 山中崇 佐藤緋美 水澤紳吾 黒田大輔 忍成修吾 長塚圭史 池谷のぶえ 戌井昭人 赤堀雅秋 清塚信也 山田真歩 湯川ひな 松浦祐也 渋川清彦 かっぴー いとうせいこう CHAI 菊地成孔 森田哲矢(さらば青春の光) 吉木りさ(声) 柳憂怜 三浦誠己
脚本・監督:長久 允(サンダンス映画祭短編部門グランプリ『そうして私たちはプールに金魚を、』)
製作:吉崎圭一/新井重人/水野道訓/井上肇/加太孝明
プロデューサー:山西太平/ 高橋信一/ 横山治己/ 長谷川晴彦
ラインプロデューサー:鈴木康生/小柳智則
アソシエイトプロデューサー:國枝礼子/橘佑香里/熊澤瑠里
撮影:武田浩明
照明:前島祐樹
サウンドデザイン:沖田純之介
美術:栗林由紀子
装飾:渡辺誉慶
衣裳:下山さつき
ヘアメイク:光野ひとみ
助監督:平井淳史
キャスティング:田端利江
スクリプター:大西暁子
演出補:長田亮
制作担当:宮森隆介
編集:稲本真帆
カラリスト:根本恒
VFXスーパーバイザー:二瀬具洋
音楽プロデューサー:山田勝也
リトルゾンビーズ
音楽:LOVE SPREAD
リトルゾンビーズ衣裳:writtenafterwards
リトルゾンビーズメイク:加茂克也
アートワーク:magma
8bitデザイン/オープニング:たかくらかずき
アートディレクション/ロゴデザイン:間野麗
製作幹事:電通
制作プロダクション:ROBOT
特別協賛:フェイスマスクルルルン/ グライド・エンタープライズ
(電通/日活/ソニー・ミュージックエンタテインメント/パルコ/ ROBOT)
配給:日活

公式サイト:https://littlezombies.jp
Twitter:@littlezombies_m
instagram:@little.zombies.movie
コピーライト:(c)2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS

2019年6月 全国公開

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