『ライオン・キング:ムファサ』のワールドプレミアがアメリカ・ロサンゼルスにて現地時間12月9日に開催され、主人公ムファサ役を務めたアーロン・ピエール、タカ(後のスカー)役のケルヴィン・ハリソン・Jr.、ナラ役を務めるビヨンセ・ノウルズ=カーター、シンバとナラの娘キアラ役で親子共演を果たすビヨンセの愛娘ブルー・アイビー・カーターら豪華オールキャストが集結。また、本作を手掛けたバリー・ジェンキンス監督や、音楽を担当したリン=マニュエル・ミランダらクリエイター陣も駆けつけた。さらに日本を代表して、超実写プレミアム吹替版にてタカ役を務めるTravis Japanの松田元太もサプライズ登場した。
会場となったのは、映画の舞台となるサバンナをイメージした豪華装飾が施されたアメリカ・ハリウッドのドルビー・シアター。今年で30周年を迎える『ライオン・キング』の新たな物語誕生を待ちわびた観客たちの歓声があがる中、レッドカーペットには豪華キャスト・クリエイター陣が華々しく登場し、ファンたちとの交流を楽しむ姿が見られた。
本作を手掛けたのは、『ムーンライト』(2016)でアカデミー賞(R)作品賞、脚色賞などに輝いたバリー・ジェンキンス監督。自身が手掛けた最新作がついにお披露目となるということで「この作品をつくるのに4年くらいかかりました。レッドカーペットを歩きながら、これまで本作でかかわった多くの皆さんの顔を見ることができて最高です!」と笑顔を見せ、「『ライオン・キング:ムファサ』は、(『ライオン・キング』に登場した馴染みのある)キャラクターたちをとても深く掘り下げ、氷山の下の部分にあるものを見つけてくれています」とコメント。
その最新作で描かれるのは、前作『ライオン・キング』(2019)よりずっと昔のお話――息子シンバを命がけで守った父・ムファサ王と、彼の命を奪った“ヴィラン”スカー(タカ)の若き日の物語だ。
ある日、両親とはぐれ孤児となってしまったムファサ。彼を救ったのは、後にムファサの命を奪うこととなる王の息子タカ(後のスカー)だった。かつて血のつながりを超えた《兄弟の絆》で結ばれていたはずのふたりの身に一体何があったのか。
ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語とも称される本作。そこに欠かせないのが、音楽家リン=マニュエル・ミランダが手掛けるミュージカルナンバーだ。ブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』で数々の賞を受賞、『モアナと伝説の海』(2017)や『リトル・マーメイド』(2023)など近年のディズニー作品でも存在感を発揮し注目を集めたリンは、本作のために、新たに7つの楽曲を書きおろした。
リンは本作の制作を振り返り、「僕にとって楽しいのは、(『ライオン・キング:ムファサ』には既に知られた)こんなに印象的で楽しいキャラクターたちがいること。ムファサやタカ(後のスカー)など自分が知っていると思っていたキャラクターたちに、実は不完全だったり、すごく頑張っていたりと、知らなかった姿があるのは、とてもスリリングな体験なのです」とコメント。
また、イベントで最も注目を集めたのが、超実写版で共演することとなったビヨンセ親子の登場シーン。前作『ライオン・キング』(2019)に引き続きビヨンセ・ノウルズ=カーターはナラ役を、ビヨンセの愛娘ブルー・アイビー・カーターは、ナラとシンバの娘キアラ役を演じる。親子役として、彼女たちがどんな演技で魅せてくれるのか注目したい。
さらに今回、ライオンカラーを取り入れたスタイリッシュな装いで松田元太も登場。本作の海外プロモーションは先月シンガポールで行われた「ディズニー・コンテンツ・ショーケース 2024」に続き2度目となり、「ものすごく大興奮しています!日本の皆さんに『ライオン・キング:ムファサ』の素晴らしさをちゃんとレポートして、楽しんでレッドカーペットを歩いていきます!」と気合十分。
そんな松田が演じるのは、ムファサの命を奪うこととなるスカーのかつての姿、まだ純真無垢な王子だった“タカ”。孤児であったムファサと血のつながりを越えた“兄弟の絆”でむすばれたタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、ムファサと共に新天地を目指す旅に出るが、その先で彼らの運命は大きく分かつ“ある出来事”が待ち受けている。
さらに松田は、先日、本作の取材で会ったばかりのバリー・ジェンキンス監督やリン=マニュエル・ミランダ、字幕版でタカ役を務めるケルヴィン・ハリソン・Jr.等とカーペット上で再会。自ら英語で話しかけ、仲良く写真を撮るなど交流を楽しんだ。
松田は「監督やリンにまたお会いできて嬉しかったですし、字幕版タカ役のケルヴィンとも“会えて嬉しいぜ!”というテンションでまた会えたので、結構ウルっときました。作品でまた一緒になれるように頑張ろうって思うようになりました」と笑顔を見せた。
その後松田は、完成したばかりの本編を現地で鑑賞。「とにかくやばかったです!ディズニー史上、最もあったかいし切ない。ムファサとタカの“兄弟の絆”も音楽もCGも本当に最高でした!」とコメントし、世界中のファンに向けて「『ライオン・キング:ムファサ』が日本の皆さん、そして世界中のたくさんの方々に愛される作品になったら嬉しいです!」とメッセージを贈った。“ディズニーの仕事が夢だった”と語っていた松田は、一日限りのプレミアムなひと時を満喫した様子だった。
『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日(金)公開。
ストーリー
『美女と野獣』『アラジン』を超えるディズニー映画全世界No.1ヒット作『ライオン・キング』、その“はじまり”の物語。息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。孤児であった彼の運命を変えたのは、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカー(タカ)との幼き日の出会いだった――血のつながりを越えて兄弟の絆でむすばれたムファサとタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅に出る。「君がいたから、強くなれた」――ムファサを偉大な王にした兄弟の絆に隠された、驚くべき“秘密”とは?心ゆさぶる楽曲にのせて、超実写版で描くキング・オブ・エンターテイメント!
『ライオン・キング:ムファサ』
字幕版声優:アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ティファニー・ブーン、マッツ・ミケルセン、ドナルド・グローヴァー、ブルー・アイビー・カーター、ビヨンセ・ノウルズ=カーター、ジョン・カニ、セス・ローゲン、ビリー・アイクナー、プレストン・ナイマン、カギソ・レディガ
超実写プレミアム吹替版声優:尾上右近、松田元太(Travis Japan)、MARIA-E、吉原光夫、和音美桜、悠木碧、LiLiCo、賀来賢人、門山葉子、佐藤二朗、亜生(ミキ)、駒谷昌男、渡辺謙
監督:バリー・ジェンキンス
原題:Mufasa: The Lion King
全米公開:2024年12月20日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/lionking-mufasa
12月20日(金)全国劇場にて公開
関連記事
■ 『ライオン・キング:ムファサ』尾上右近、松田元太、渡辺謙が命を吹き込んだ緊迫の本編映像初解禁
■ 【応募終了】『ライオン・キング:ムファサ』完成披露試写会 in 大阪に10組20名様ご招待☆
■ 『ライオン・キング:ムファサ』Travis Japan松田元太、尾上右近の“ムファぶり”で劇中歌をソロで初披露
■ 『ライオン・キング:ムファサ』物語にまつわる主要キャラクターのポスター解禁
■ 『ライオン・キング:ムファサ』尾上右近&松田元太演じる“最高の兄弟”に何が…波乱を予感させる本予告解禁
■ 松田元太がシンガポールで『ライオン・キング:ムファサ』への思い語る ディズニー作品初参加&声優初挑戦は「とてもマジカルな経験」
■ 『ライオン・キング:ムファサ』渡辺謙が大阪・難波八阪神社で大ヒット祈願
■ 『ライオン・キング:ムファサ』尾上右近&松田元太が歌う劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」初歌唱映像解禁
■ 『ライオン・キング:ムファサ』尾上右近とTravis Japan松田元太が劇中歌を初披露
■ 『ライオン・キング:ムファサ』日本版ポスター解禁 ムファサとタカ、兄弟を分かつ衝撃の運命とは
■ 『ライオン・キング:ムファサ』大阪・光の饗宴2024開宴式 Travis Japan松田元太のサプライズ登場に25万人が歓喜
■ 『ライオン・キング:ムファサ』渡辺謙が冷酷な敵ライオン・キロス役の吹替版声優としてディズニー映画初参加
■ 『ライオン・キング:ムファサ』超実写吹替版にMARIA-E、吉原光夫、和音美桜、悠木碧、LiLiCoの参加が新たに決定
■ Travis Japan 松田元太が声優初挑戦、『ライオン・キング:ムファサ』若かりし頃のスカー役に決定
■ ディズニー・ファンイベントのフィナーレで『ライオン・キング:ムファサ』第2弾予告&新ポスターお披露目
■ 映画『ライオン・キング』1週間限定でリバイバル上映決定 30周年記念特別版ポスターも到着
■ 『ライオン・キング』公開30周年記念映像解禁 始まりの物語『ライオン・キング:ムファサ』は12月公開
■ シンバの父・ムファサ王の“始まりの物語”を描く『ライオン・キング:ムファサ』12月公開 特報映像とポスターも