1843年に出版され、これまでに幾度も映像化、舞台化された英文学の傑作「クリスマス・キャロル」が生まれる過程を描いた感動ファンタジー『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』が11月30日(金)に新宿バルト9ほかにて全国公開となる。この度、本作と赤坂サカス冬の恒例イベントである「White Sacas」がコラボレーションした「White Sacas」クリスマスツリー点灯式が行われ、クリストファー・プラマー演じるスクルージ役の日本語版吹き替え版声優を務めた俳優・市村正親さんが参加した。
聖なる夜に家族が集って贈り物を交換し、お互いの幸せを祈る―。現在の世界中のクリスマスのお祝いのルーツには、欧米文学作家の代表格であるチャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」の影響がある。文豪の産みの苦しみとともにディケンズ家の奇跡を描き、大切な人たちと過ごすクリスマスシーズンを温かく彩ってくれる新たな傑作が誕生。170年以上に渡って愛され続け、幾度も映画化されてきた「クリスマス・キャロル」の物語がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、御馴染みのキャラクター・スクルージとの出会いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描いた感動作となっている。
『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』赤坂サカスクリスマスツリー点灯式イベント
日程:11月22日(木)
会場:赤坂サカス Sacas広場(港区赤坂5-3-6)
登壇者(敬称略):市村正親
そんな本作と赤坂サカス冬の恒例イベント「White Sacas」がコラボし、映画をモチーフにしたクリスマスツリーが Sacas広場に出現。ミュージカル「スクルージ~クリスマス・キャロル~」で 1994年の初演以来5回もスクルージ役を演じてきた市村。クリストファー・プラマー扮するスクルージのパネルを横に携えて、カウントダウンと共にイルミネーション点灯ボタンを満面の笑みでスイッチを入れると、「メリークリスマース !」との掛け声と同時に、高さ4mあるクリスマスツリーとTBS前の仲通りのイルミネーションを煌びやかに点灯させた。
市村は「最高ですね !」と寒さも吹き飛ばす明るい表情を見せて「みんなで早くご飯を食べに行きたい !」と茶目っ気たっぷり。作品については「チャールズ・ディケンズという作家がクリスマス・キャロルを作り上げるまでの裏話を描いています。日本語吹き替えも上映されるので、お子さんでも楽しめますよ !難しくない !」とアピール。さらに「僕は5回舞台でスクルージを演じてきましたが、来年12月に日生劇場で6回目のスクルージをやりますよ !」と予告した。
ストーリー
1843年10月、ヒット作に恵まれない中、家族や家の維持費で金欠状態だった小説家チャールズ・ディケンズは、どうにかヒット作を生み出そうと奮闘する。新作の執筆に没頭しているうちに小説の世界に入り込んでいき、やがて現実と幻想の境目が曖昧になっていく――。そこで「クリスマス・キャロル」の登場人物スクルージらとの出会いを経て、幼少期の隠された記憶や実父との確執といった自分の問題と対峙していくのだった。
作品タイトル:『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』
日本吹替版声優キャスト:市村正親(スクルージ)、小野大輔(チャールズ・ディケンズ)、坂本真綾(ケイト・ディケンズ)、江原正士(ジョン・ディケンズ)
出演:ダン・スティーヴンス (『美女と野獣』、「ダウントン・アビー」)、クリストファー・プラマー (『ゲティ家の身代金』、『人生はビギナーズ』、
『サウンド・オブ・ミュージック』)、ジョナサン・プライス (『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」)
監督:バハラット・ナルルーリ
2017年/アメリカ/104分/カラー/2.35:1
原題:The Man Who Invented Christmas
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES/
公式サイト:https://merrychristmas-movie.jp
コピーライト:(c)BAH HUMBUG FILMS INC & PARALLEL FILMS (TMWIC) LTD 2017
11月30日(金)、新宿バルト9ほか全国ロードショー