『モアナと伝説の海2』豪華声優陣が初日舞台挨拶に登壇 屋比久知奈と夏木マリは7年ぶりの再会に歓喜

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ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『モアナと伝説の海2』の初日舞台挨拶が12月6日に行われ、モアナの日本版声優を務める屋比久知奈をはじめ、モアナの相棒マウイ役の尾上松也、本作から登場するモアナとマウイが大好きな伝説オタクの青年・モニ役の小関裕太、天才肌の頼れる船大工の少女・ロト役の鈴木梨央、そして、漆黒でコウモリのように舞い、モアナを惑わす存在として現れるキャラクター・マタンギ役のソニン、モアナの大切な存在である妹・シメア役の増留優梨愛が登。さらに、前作からの続投となるモアナを見守る理解者タラおばあちゃん役の夏木マリも駆けつけた。

この日は東京のみならず、札幌、名古屋、大阪、福岡の全国4都市の劇場とも中継を繋いでの初日イベントということで、キャスト陣は日本全国からの温かくも盛大な拍手に迎えられ、舞台挨拶がスタート。

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屋比久は「この大好きな作品を皆さんとシェアできることが嬉しいです。皆さんにモアナの元気を、勇気を持って帰っていただきたいです」、松也は「早く皆さんにこの作品を届けたかったので、今日という日を迎えられて本当に嬉しいです」、小関は「今回モニとして、モアナと一緒に旅をしてきました。映像も本当に美しくて、素晴らしい音楽も沢山あります。今日は客席にもモアナの格好の方が沢山いますけど一緒に素敵な旅に出てほしいです」、鈴木は「今日という日をすごく楽しみにしていたので、お届けできることが嬉しいです」、ソニンは「初日に迎えるにあたって昨日眠れなくって、今日も早く起きてしまって。初めての声優のお仕事で、『初日を迎えるってこういう気持ちなんだ!』と緊張してたんですけど、会場に入るとすごい熱気でワクワクしています」と、それぞれ初日を迎えた喜びを語った。

また、本作では初めてのイベント登壇となった増留が「舞台挨拶は初めてなので緊張しています。でも、すっごく楽しみにしていたので嬉しいです!このような素敵な舞台に立てて感激しています」とコメントすると、他の登壇者も会場も「可愛すぎる!」とメロメロ。屋比久は「今日初めてお会いできて、アフレコの時に聞いていたシメアの声からメロメロだったので、本当に会えて嬉しいです」と、妹・シメアにリアルに出会えた感激を口にした。

そして、屋比久は舞台挨拶の後に上映を控える観客へ向けて「それぞれの方が、それぞれグッとくるポイントがあると思いますが、やっぱりモアナが持つエネルギー、優しさ、強さ、勇気。迷いながらもまっすぐに進んでいく彼女の背中に、私自身が勇気をもらっているので、この作品を観て皆さんにもそういう気持ちになってほしいです」と、モアナのまっすぐで力強い姿から勇気を受け取って欲しいと語り掛けた。

続いて、約7年ぶりに半神半人の英雄・マウイを演じた松也は「7年ぶりにマウイをできてすごく嬉しかったんですけど、世界中の皆さんが前作を何度も観てくれていて、実質7年経った気がしなくて。ずっと前作から今まで続いているような気がしていました。久しぶりだけど久しぶりじゃない感じ」と、前作公開以来変わらない本作の人気ぶりを感じながら、「モアナは成長しましたが、半神半人のマウイは見た目も変わらないので、前作のことを思い出しながら、今作ではモアナとの絆がどれくらい強くなっているか、そういう内面の部分を意識しました」と、キャラクター愛溢れるコメントでアフレコを振り返った。

また、軽快なラップも話題となっているマウイが歌う劇中歌「できるさ!チーフー!」については、「最初聴いた時は『これ僕、できるのかな?』とビックリしましたが、歌ってみるとすごく楽しい、モアナを勇気づける曲で、誰かの応援歌として楽しんでいただけたらと思います」と、高い難易度ながらも楽しみながら歌ったことを明かした。

新たにモアナを支える仲間として、旅を共にするモニを演じた小関は「映像美が本当にすごいです!美しさに口が空いて鳥肌が立ちっぱなしで。ストーリーももちろん素敵なんですけど、目から耳から入って来る情報への感動が凄くて。観終わった後にいい意味でのため息が出ました」と、自身が映画見た時の感動を口にし、「だけど、美しさだけじゃない海の怖さ、初めは同じ方向が向けない仲間と旅をする大変さに、それを乗り越えていく力。自分が苦難と出会ったときに観たくなるような作品です」と、困難に立ち向かうモアナと仲間たちから自身も勇気をもらったと語った。

鈴木も「南国の海の壮大さ、水の動きも細かい部分までリアルでビックリしました」と語り、加えて「モアナが自分のためだけじゃなく、相手を思いやりながら行動を起こす姿に、道に迷ったり壁に阻まれたとしても、そんな時に背中を押してくれる作品だと思います」と本作の魅力を語った。

続いて、主人公・モアナの道標ともなるマタンギを演じたソニンは「まず楽曲がかっこいいのでその魅力があるのと、マタンギが作品の中でモアナに『あなたは私に似ている』というようなセリフを言うんですけど、彼女はモアナに対して先輩のような余裕をみせながら、マタンギもまた何かを背負っているキャラクターで、そのつかみどころがないところが彼女の魅力だと思います」とそのキャラクターを深く分析。また、「道は一つじゃない」という、マタンギがモアナに贈るセリフを「この作品の一つの大きなメッセージ」と表現した。

そして、増留はモアナというキャラクターの好きなところについて、「心が強いところが好きです。雷や波が来ても船を横にしたり縦にしたり行ける道を探しているところがスゴイと思います」と、海と特別な絆で結ばれたモアナの冒険する様子を上げて、ここでも可愛らしく話した。

今作では、新たな航海へと旅立つモアナにとってカギともなる重要な楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」の曲中で、前作の楽曲「どこまでも ~How Far I’ll Go~」でも登場する、「私はモアナ」という歌詞が再び歌われる。今回はこの「私はモアナ」のフレーズにちなんで、「私は〇〇」と、自分らしさを表す一言をフリップに書いて発表することに。

トップバッターのソニンは「わたしはスイカ」のフリップを披露。「大好きなんですよ!スイカが!夏の主食がスイカで、夏にはスイカの匂いがするらしいので、ほんとに私自身がスイカなんですよ」と力説し、会場を笑わせた。

続く鈴木は、それを直したいという気持ちも付け加えて、「わたしは人見知り」。小関は「わたしはマニア」と、伝説オタクである演じたモニとどこか似ているような素顔を明かす。続く増留は楽曲のメロディに乗せて、「わたしはチョコ~」と、大好きなチョコアイスのエピソードとともに披露。松也は「わたしは集めがち」と、どこか小関との共通点を感じるフリップでを披露。

そして、トリを務めた屋比久は「わたしはモアナ!!」と、誰もが納得のフリップを掲げ、これには会場からも大きな拍手が。それぞれ意外なパーソナリティを明かし会場を盛り上げた。

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さらにここで、「ビヨンド ~越えてゆこう~」をモアナ役の屋比久が生歌唱で披露。会場中、そして全国へと響き渡る屋比久=モアナの圧巻の歌声に思わず涙する観客の姿も見られた。目の前で屋比久の歌のパワーを体感した松也は「7年前に初めてお会いした時には沖縄から出てきたばかりで、それから東京で色々な経験をされたと思うんですけど……その時から変わらず透き通った声でいられる屋比久ちゃんを尊敬します!」と、前作の共演から変わらぬ、そしてモアナと同様に成長した歌声に感心のコメントを寄せた。

そして、大盛況の舞台挨拶のフィナーレとして、さらに1曲、今度は中継で繋がっている全国各地のファンとともに、劇中歌の「帰ってきた、本当のわたしに」を合唱することに。公開初日にふさわしく、作品のオープニングを華やかに飾る楽曲に声をあわせ、各都市の会場に集まった全国約1000人のファンと共に特別な時間を過ごした。

作品の世界を象徴する2つの楽曲歌唱に湧く中、ここで特別ゲストとして、モアナの祖母であり、いつもモアナを想う良き理解者であるタラおばあちゃんを演じた夏木マリが登場。思わぬサプライズゲストの登場、そして、約7年ぶりにモアナ役の屋比久、マウイ役の松也と並んだ様子に、会場はこの日一番の盛り上がりに。

屋比久、松也との再会と、前作に続き再びタラおばあちゃんとして作品へ帰ってきたことに、夏木自身も「7年も経ちました!?」と驚きを見せつつ、「(当時は)大学生でしたもんね……立派になられて!ほんとにうれしいね!」と、まるで本当のお婆ちゃんかのように屋比久に語り掛け、これには屋比久も感極まった様子で、目を潤ませながら喜びの笑顔。

完成した映画を観た夏木は、「今回も元気を貰いました。モアナがめちゃくちゃたくましくなって。前作も思いましたが行動することって大事だなと感じました」と、前作から7年経った最新作でも変わらない作品の持つエネルギーとメッセージを全面にアピールして感動を伝えた。

初日にふさわしい盛り上がりとなった本イベント。最後に屋比久は「この作品は語り尽くせないほど魅力に溢れて作品ですが、モアナが今回は仲間と一緒の船旅でより成長した姿、仲間たちと一緒だからこそ乗り越えられるものがあって。そんな中で迷いながらも航海する仲間の助けを借りて、相棒のマウイと背中を預け合って、そんな時にいつもタラおばあちゃんやシメアが心の中にいて。絆や強さを感じられるとてもとても温かい回作品だと思います、是非この作品を沢山愛していただけたらと思います!ありがとうございました!」と、この日登壇した仲間たちに囲まれてさらに成長したモアナの、新たな冒険の魅力を力強く伝え締めくくった。

ストーリー
「アナと雪の女王」のディズニーが贈る、美しく神秘的な海を舞台にした感動のミュージカル・アドベンチャー。
海と特別な絆で結ばれた主人公・モアナは、すべての海をつなぐ1000年にひとりの”導く者”となり、彼方の島にいる人々を探していた。
ある日、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナは、その呪いを解くために、変幻自在な半神半人の英雄・マウイや新たな仲間と共に、世界を再びひとつにする航海に繰り出す。
「海の果ても、越えてゆこう」──たとえ、どんな運命が待ち受けていても。

『モアナと伝説の海2』
日本版声優:屋比久知奈(モアナ)、尾上松也(マウイ)、小関裕太(モニ)、鈴木梨央(ロト)、山路和弘(ケレ)、ソニン(マタンギ)
監督:デイブ・デリック・ジュニア、ジェイソン・ハンド、デイナ・ルドゥー・ミラー
音楽:アビゲイル・バーロウ&エミリー・ベアー、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナ
日本版エンドソング:ME:I
原題:Moana2
全米公開日:11月27日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c) 2024 Disney. All Rights Reserved.

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/moana2

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