ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(8月4日(金)公開)のUSプレミアが、全米公開を目前に控えた日本時間6月9日(金)[※現地時間6月8日(木)]に、アメリカ・ロサンゼルスのアカデミー映画博物館で開催された。
会場には公開を祝うたくさんの観客が駆け付けたほか、カラフルな装飾に囲まれた会場にシックで華やかな衣裳に身を包んだキャスト&制作陣が登壇した。
本作の舞台は、4つのエレメントたちが暮らす街[エレメント・シティ]。カラフルで楽し気なエレメントたちが暮らす街だが、この街にはたったひとつ、“他のエレメントとは関わらない”というルールがあった…。
ピクサーから誕生する新たな“もしもの世界”について、これまで『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』など、多くの名作を世に生み出してきたピート・ドクターは「この映画に興奮しています。本当に素晴らしい。これこそがピクサー作品です!」と大絶賛。
本作ではそんなエレメント・シティで、火の街から出ることなく父の店を継ぐために頑張っていたエンバーが、ある日偶然自分とは正反対で自由な心をもつウェイドと出会い、初めて世界の広さに触れることで、次第に火の街の外へひそかな憧れを抱くようになっていく姿が描かれる。
そんな本作について、ピートは「誰もが楽しめる内容になっていると思います。私たちはいつも、子どもから年配の方、すべての人に向けて、ユーモアのあるもの、大人向けの洗練されたものなどみんなが楽しめる要素を作品に入れるよう取り組んでいますが、本作はどんな世代の人でも一緒に観に行けて楽しめる数少ない映画になっています」と語り、チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして本作への大きな自信を覗かせた。
そして監督を務めたピーター・ソーンは、[エレメント・シティ]について「“火”や“水”はもちろん、“土”と感じられる建物や“風”と感じられる建物をどうデザインしていくのかなど、エレメント・シティの中でそれぞれの特性をどう表現するかを考えるために、映画だけではなく、イラストもたくさん見ましたし、リサーチもしました」と、ワクワクして思わず入り込みたくなるような世界観を描くまでの過程を告白。
さらに「このエレメント・シティの中に出てくる“火”や“水”のエレメントが、全然違っているけれども一緒に協力していく、違うからこそお互いの新しい一面を知っていく、というところに私はものすごく共感しました」と、火のエンバーと水のウェイドという、ピクサー史上最も“近くて遠い”ふたりが紡ぐ物語への共感性を明かした。
そして最後に、ソーン監督から「本当にたくさんの方に観ていただけたらすごく嬉しいです。この夏、ビッグスクリーンで皆さんに見ていただくのが待ちきれません!」と公開を待ち望む世界中の人々へメッセージが贈られた。
会場には、エンバー役のリア・ルイス、ウェイド役のママドゥ・アティエ、プロデューサーを務めるデニス・リームらも登壇し、本作が起こす奇跡の化学反応で会場を魅了。4つのエレメントたちがユニークに暮らす世界を描く本作にふさわしい色鮮やかなプレミアとなった。
『マイ・エレメント』は6月9日(金)全国ロードショー。
作品タイトル:『マイ・エレメント』
声の出演:リア・ルイス、ママドゥ・アティエ
日本版声優: 川口春奈(エンバー)、玉森裕太(ウェイド)
監督:ピーター・ソーン(『アーロと少年』)
プロデューサー:デニス・リーム(『カーズ2』、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/my-element.html
コピーライト:(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
8月4日(金)全国ロードショー
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