7月4日(木)に開催されたプチョン国際ファンタスティック映画祭のレッドカーペット&開幕式に、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日(金)公開)の監督を務めた堤幸彦監督と、主演の柳楽優弥が登場した。
韓国・プチョン(富川)で7月4日(木)から7月14日(日)まで開催されている本映画祭は1997年に始まり、毎年全世界から、SF、ファンタジー、ホラー、アクション、サスペンスなど、個性的なジャンルの作品約300作品が11日間にわたって上映されるアジア最大級のファンタスティック映画祭だ。
レッドカーペットに先立って、ソウル市内と映画祭の会場となるプチョン市内を散策するなど、久しぶりの韓国の空気を感じた柳楽は「韓国に来たのは4度目になるんですがプチョン国際映画祭は初めてなのでどんな映画祭になるか楽しみです!」と映画祭を前に胸を高鳴らせていた。柳楽は2004年の映画『誰も知らない』で14歳の時に韓国の釜山映画祭に参加するなど、4度目の韓国訪問になる。
柳楽は黒の正装、堤監督はネイビーの正装で、韓国の映画ファンが集まった熱気あふれるレッドカーペットに登場。柳楽は映画祭に集まった観客の前で「来れて嬉しいです」と熱い気持ちを語った。
大きな拍手と歓声に包まれた二人はレッドカーペットを終えて「あっという間でしたね。でも映画が盛り上がっている場所なんだなというのを改めて感じました。想像以上ににぎやかな雰囲気だなと思いました」(柳楽)、「温かい人々に守られている映画祭だと実感しました」(堤監督)とその熱気に高揚しながらも、「我々の前にも物凄い数の人たちが歩いてましたし、我々の後にも物凄い有名な方々が歩いていましたから、こんなことは初めてです」と笑顔。
この日は、全94組のゲストがレッドカーペットを練り歩き、その中でも、本映画祭の「特別展」の主人公で、“韓国ドラマブーム”を巻き起こすきっかけとなった『愛の不時着』に主演し、韓国を代表する女優ソン・イェジンや、東方神起のメンバーとして世界中のファンを魅了し、以降シンガーソングライターや俳優として活躍するジェジュンも参加し、ファンに写真撮影など熱いファンサービスを繰り広げる場面も。
柳楽は改めて4回目の韓国の映画祭に参加された心境を「4回参加させて頂いて、日本の外の映画祭に参加させて頂いているイメージでしたが、もっと身近なものに変わりました。温かく迎えてくれるキャパシティーを持った人たちが多いんだと改めて感じましたし、だからこそ、また作品を持ってきてチャレンジしたいと思いました」と海外映画祭への強い気持ちを語った。
翌日のワールドプレミアでは日本での公開を前に、世界で初めて本作の上映が行われることもあり、堤監督は「緊張します。でも柳楽さんの顔面芸術をぶつけたいと思います」と意気込みを語り、柳楽も「怖い面もありドキドキしますけど、どんなリアクションになるか興味ありますし、楽しみです」と語っている。
ストーリー
“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠。死刑囚として収監されている22歳の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタは、突如“獄中結婚”を申し出るのだった…。
『夏目アラタの結婚』
出演:柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、佐藤二朗、市村正親
原作:乃木坂太郎「夏目アラタの結婚」(小学館ビッグコミックスペリオール刊)
監督:堤 幸彦
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
公式サイト:natsume-movie.jp
公式X:@natsume_arata
公式Instagram:@natsume_arata
公式TikTok:@warnerjp
9月6日(金)全国ロードショー
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