ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか。知られざる“オフの姿”をクリエイターたちが妄想を膨らませて描き、大好評を博した「有村架純の撮休」(2020年3月~5月放送)。架空の休日を描いた、8つのストーリーを役者本人が演じるという、これまでにない1話完結の新企画オムニバスドラマが「面白すぎる!」と話題をさらい、メディアからも高い評価を得た。
ドラマを見た視聴者からは「シリーズ作品にして欲しい!」と熱烈な声が上がる中、WOWOWでは気鋭監督・脚本家たちが描く異色ドラマの第2弾として、WOWOWオリジナルドラマ「竹内涼真の撮休」が11月6日(金)深夜0時より放送される。
シリーズ第2弾注目の主演を演じるのは、ドラマ・映画と連動して映像化された「太陽は動かない」で諜報組織のエージェントを演じるなど目覚ましい活躍を見せ、人気・実力ともにトップクラスの若手俳優・竹内涼真。WOWOW初の主演を飾る。
監督を務めるのは、映画『ここは退屈迎えに来て』『余命1ヶ月の花嫁』など数多くの作品を手掛け、恋愛映画の名手と言われる廣木隆一、ドラマ「全裸監督」などを演出した内田英治、そして現役の慶應義塾大生であり、映画、ドラマ、MVを手掛ける松本花奈。
このたび、本作の放送を記念して竹内涼真、内田英治監督、松本花奈監督出演の生配信企画が実施された。撮影時の裏話や作品に関しての想いが語られたほか、シンガーソングライター・平井大さんが登場し、本作の主題歌でもある「Holiday」の生歌が披露された。
WOWOWオリジナルドラマ「竹内涼真の撮休」
完成記念!スペシャル生配信企画~みんな、妄想膨らませようぜ!~
日程:10月28日(水)
時間:19:00~
配信:ペリスコープ
登壇者:竹内涼真、内田英治監督、松本花奈監督
MC:渋佐和佳奈(アナウンサー)
竹内は冒頭の挨拶で「僕らがいいチームワークで楽しみながら作ったということが、出来上がった作品からも伝わってくる」とコメント。内田監督も「単純に現場が楽しかった」と言い、松本監督も「すごく楽しい撮影だった」と、3人とも“楽しい”という言葉を使って撮影を振り返った。
挨拶後、参加が叶わなかった廣木隆一監督からはサプライズの手紙が。「涼真へ、今日は参加出来ずにすみません。ほんとに残念です。僕が担当させてもらった両作品ともライブ感あふれる作品になり満足してます。涼真の人柄のようにすんなりと作品に入れるようになったと思います。涼真は感情をストレートに素直に出せることが出来る役者さんだと思いました。なかなかそれを自然にやることは難しいと思いますがずっと続けて行って下さい。そして、また違う作品でも一緒にチャレンジしたいです。」と読まれると竹内は「嬉しい!」と満面の笑みを浮かべた。
作品について話が進むと、竹内は最初に脚本を読んだとき「すらすら読めた」と言い、早く撮影がしたくてたまらなかったと、撮影前から大きな期待を抱いていたことをうかがわせる。自分で自分役を演じる、という一見、難しそうな演技についてもその都度「ライブ感を楽しみながら1話1話を作った」と笑顔を見せた。8話を通してさまざまなキャラクターの“竹内涼真”を演じたが「設定と空間と出会う人たちと自然に何が面白いか”を考えてやっていった」と役作りの方法についても明かした。
内田監督は竹内がどんな人なのかを想像しながらロケハンなどしていたが「妄想が膨らんだ状態でお会いしたら、考えていたものと違っていた」と告白。「いい意味で裏切られた」とも言い、「ドラマを通して見ることができる竹内の“脱線ぶり”を見て欲しい」とアピールした。
松本監督も事前にこういうものが見たい、と思っていたものに竹内が「プラスアルファで追加してくれた」と言い、「私が見たいものよりもっと見たいものになった」と竹内の演技を絶賛した。
また両監督は撮影現場での竹内の裏話も披露。内田監督は、オープニングは基本的に台本は全話一緒だったが、竹内にテーマを与えると、それを本人が広げ、放っておくとどんどん面白いことをしていくため「笑いをこらえていた」と明かした。
松本監督も竹内のアドリブがふんだんに使われていると言い、8話の「同級生」に出てくる、芸能人らしい一言や、好きな映画、音楽などは竹内がその場で入れてくれたものだったことなどを話した。
さらに視聴者からの質問にも回答。「涼真くん自身も衣装を選んだり、プライベートに寄せたりしましたか」という質問には、「自分に寄せたものあれば、ストーリーに寄せたものもあった」と述懐。「涼真くんは撮休から撮影するときにどうやって切り替えていますか」という質問には、撮影期間中は作品のことを「完全に忘れるということはない」と言い、次の日の撮影に集中できないと後悔してしまうため「オフの過ごし方も考えてしまう」と、仕事と真摯に向き合う姿勢も見せた。
後半には、主題歌「Holiday」を歌う平井大が登場し、特別にウクレレ弾き語りバージョンで披露するという一幕も。竹内は「ウクレレのメロディの入りでつかまれた。撮影の風景を思い出す」と主題歌に対する思いも語った。
最後に竹内は「自分自身、この作品をやらせていただくことでいろいろ発見ができて、すごく充実した撮影期間を過ごしました」と満足そうな表情を見せ、「細かいところまでこだわって、すごく丁寧に素敵な作品に仕上がっているなという印象受けました。自信を持って心から見てください、と言える作品になっています。ぜひ皆様、見てください」と笑顔でメッセージを送った。
【番外編コメント】
竹内涼真
キャストの方々も豪華で、素敵な方々と本当に面白いものができました。8話それぞれが違う顔をしていると思いますし、細かい表情やリアクションなども見逃さずに、観ていただけたらと思います。金曜の深夜0時にリラックスしながら笑って見てもらって、1日を気持ちよく終えて寝ていただけたら嬉しいですね。
内田監督
撮影に入る前に思っていたよりも100倍くらい面白いものができています。現場が面白かったので、それが反映されているんだと思います。あとは、観てもらったら竹内涼真のイメージがたぶん変わるんじゃないかな。8キャラクターをあんな風になかなかできないですから。とにかく楽しめると思います。
松本監督
私は自分のだけではなく、8話全部を観させていただいたんですけど、1本だけ観るというよりは、全部観てほしいと思える作品になっていたので、皆さんにも全部観てほしいですね。
イントロダクション
第1話の脚本を担当するのは、ドラマ初挑戦となる若手監督・脚本家の首藤凜。ほかにも、ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」の構成を手掛けた竹村武司、前作に引き続き参加するペヤンヌマキ、ふじきみつ彦ら個性的な脚本家たちが集結した。
ある時はスパイス屋でセクシーな女店主と出会ったり、ある時は妹と人生を語ったり、ある時は同級生とバーベキューをしたり…、パラレルな物語として展開。クリエイターが作り上げていく8つの妄想炸裂ストーリーに注目だ。
作品タイトル:WOWOWオリジナルドラマ「竹内涼真の撮休」
出演:竹内涼真 小池栄子 渋川清彦/藤野涼子/松本穂香 佐野勇斗/佐津川愛美 藤原季節/富司純子/松本まりか 山本浩司/岡部たかし/森川 葵 吉村界人 ほか
監督:廣木隆一(『ここは退屈迎えに来て』)、内田英治(「全裸監督」)、松本花奈(「平成物語」)
脚本:狗飼恭子(『ストロベリーショートケイクス』)、ぺヤンヌマキ(演劇ユニット「ブス会*」主宰)、ふじきみつ彦(「バイプレイヤーズ」シリーズ)、舘そらみ(「来世ではちゃんとします」)、松本哲也(「WOWOW映画の日特別ドラマ NO MOVIE,NO LIFE」)、玉田真也(玉田企画主宰)、竹村武司(「山田孝之の東京都北区赤羽」)、首藤凜(『なっちゃんはまだ新宿』)
音楽:つじあやの
主題歌:平井 大「Holiday」(テレビ朝日ミュージック/avex trax)
制作協力:ホリプロ
製作:「竹内涼真の撮休」製作委員会
特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/satsukyu2/
コピーライト:(C)「竹内涼真の撮休」製作委員会
11月6日(金)スタート(全8話)【第1話無料放送】
毎週金曜深夜0時(24時)WOWOWプライムにて放送
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WOWOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」(全8話)
11月7日(土)深夜0:00~【第1話無料放送】
オンデマンド限定!「竹内涼真の撮休」メイキング 各話放送終了後より配信
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