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トム・ブラウンにジグソウから命懸けのゲームへの招待状が 『ソウX』公開記念試写会イベントレポート

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映画『ソウX』の公開記念試写会イベントが実施され、芸人のトム・ブラウンのみちおと布川ひろきが登壇した。

シリーズ最新作をいち早く鑑賞できるとあって熱烈なファンが多く集まった本イベント。そんな観客の前にゲストのトム・ブラウンが登場。布川は劇中でジグソウの右腕として暗躍するアマンダが変装する豚のマスクを被ったピッグに、みちおはシリーズのアイコン的存在であるビリー人形に扮した姿で現れ、会場を沸かせた。

白塗りメイクで本格的なコスプレを披露したみちおは「布川は5分でメイクが終わったのに自分は1時間かかった」と開幕早々のぼやき節で観客を和ませていた。

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MCから今回のイベントにオファーが来た理由について、予想を求められると、命懸けの危険なゲームが繰り広げられる本作の内容にちなみ、みちおが「死と命を司っている」、布川が「僕たちのネタはほぼ暴力」と答え笑いを誘った。実際には「やりすぎくらいがちょうどいい」という企画コンセプトにあった人選だったことを伝えられると布川は「思いっきりつっこみすぎてネタを飛ばしたことがある」とやりすぎたエピソードを披露していた。

イベントに先駆けて本作を鑑賞したという2人。布川が「僕は普段映画を観なくて唯一観たことがあるのが『フェイスオフ』。何度もみちおから『ソウ』をおすすめされてきたが今回、みちおがなぜあんなボケを思いつくのかわかった(笑)。作品の発想力、アプローチがすごくて今後の漫才に活かせそう」と突飛な行動や発言で度々話題になるみちおの発想力の源が映画にあることに気付いたと語った。

大のホラー映画好きとしても知られるみちおは、「誰かに感情移入できそうで誰にもできずに嫌な感情のまま終わっていくんだけど、好きなキャラクター、シーンがたくさんあって、いいホラーの条件を全部満たしている。とある人間の部位を使ってゲームを攻略しようというシーンがあるんですけど本当に頭がいいなと思った」とさすがのコメントで本作を絶賛。

その様子を見て「映画の感想を言う時は一切ボケないんですよ」と思わずツッコんだ布川は「シリーズを観たことない人でも楽しめるので、この作品から見始めて過去のシリーズを振り返ってもいいと思う」と語った。

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ここで2人宛にジグソウからゲームへの招待状が届いているという報告が。すると10人のジグソウ軍団が壇上に現れ、動揺する2人を取り囲んでしまった。そんな大ピンチの状態で課されたゲームの内容は「芸人人生で犯した罪を告白する」というもの。

答えによっては芸人人生が危うくなりかねない、まさに命懸けのゲームに布川は「3年前のM1グランプリの予選でみちおがネタを間違えて、舞台後にそれはないだろうと揉めたことがあった。だけど、後日配信された動画を見返したら間違えていたのは僕でした」と懺悔。しかしゲームは失敗と判定され、その罰として布川がみちおに「ダメー!」とツッコむ持ちネタをジグソウ軍団から一斉に受ける羽目に。

続くみちおは「半年くらい前に自分で歯を抜きました。以前に歯が抜けた時に残った歯の根っこが押し出されてタワーのようにせりあがってきたから、近くにあったハサミを使っててこの原理で引っこ抜いたんです。そのときに抜いた歯がトイレの排水溝に落ちてしまったので、掃除の方に謝りたいです」と会場を静まり返らせる衝撃のエピソードを披露。「でも僕のトークがかすむくらいに(劇中には)迫力のあるシーンがたくさんあるので大丈夫です」とフォローしたが、これにはすかさずジグソウ軍団も「ダメー!」とツッコミを浴びせていた。

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ジグソウ軍団の襲来からかろうじて生還した2人は最後に「シリーズを観たことがある人も新たな発想を見ることができて脳が刺激されると思います。そしてこの映画を観れば僕たちの漫才がより理解できて楽しめるようになるはずです」(布川)「大人の人でも創造力が豊かになる知育になる、素晴らしい作品です。僕も影響を受けたので皆さんが帰るときに出口で待ち構えてデスゲームに参加させたいと思います」(みちお)とメッセージを送り、最後までトム・ブラウンらしいトークで会場を盛り上げて本イベントは終了した。

映画『ソウX』は10月18日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

ストーリー
末期がんで余命わずかと宣告されたジョン・クレイマーは、藁にもすがる思いで、危険な実験医療処置を受けるためメキシコに向かう。しかし、この手術は弱い立場の人々から金を騙し取る詐欺であることが判明する。ジョンは復讐のため、自分を騙した詐欺師たちに死のゲームを仕掛けていく。

『ソウX』
出演:トビン・ベル、ショウニー・スミス、スティーヴン・ブランド、シヌーヴ・マコディ・ルンド、マイケル・ビーチ、レナータ・ヴァカ、オクタビオ・イノホサ
監督・脚本:ケヴィン・グルタート『ソウ6』『ソウ ザ・ファイナル 3D』
脚本:ジョシュ・ストールバーグ『ジグソウ ソウ・レガシー』、ピーター・ゴールドフィンガー『ジグソウ ソウ・レガシー』
製作総指揮:ジェームズ・ワン『ソウ』シリーズ(1~8)『死霊館』シリーズ『M3GAN ミーガン』『ワイルド・スピード SKY MISSION』、リー・ワネル『透明人間』『アップグレード』『ソウ』シリーズ(1~3,7)『インシディアス』シリーズ
2024年/アメリカ/英語5.1ch/118分/R15+
字幕翻訳:野村順子
原題:SAW X
配給:リージェンツ
(c)2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

公式サイト:https://Saw-X.jp/
公式X:@Saw_X_JP
公式Instagram:https://www.instagram.com/Saw_X_JP/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@saw_x_jp_1018

2024年10月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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